横浜は盛り上がっているのかー?
20年近く欠かさず行ってた釣りヒロシことフィッシングショー。遂に今年は行かない感じに。
ここ数年のショーを見てると、釣具の展示会というよりかは、人気タレントのトークショー見たり、握手したり一緒に写真撮ってsnsやブログにUPしたりするのが人気みたいです。トーナメント会場も同じような客層・空気に。
これは今までに無かった流れで、それはそれで業界全体としては良いことなんでしょうね。
けど、小売店の立場からすると、さすがにこの時期に開催されても困っちゃう。新製品情報はネットで得られるし、メーカー・問屋の展示会で触れるし、主要な新製品はメーカーの営業さんが現物を持ってきたりする。業者日がなくなったのもその影響でしょうね。ちなみにうちの店では誰も行かないそうです。
更に、プロの人気爆発はいいんだけど、果たしてその人の商品が売れるのか?っていうとこれまた別問題。プロなら物を動かしてナンボだと思いたいんですが、現実は「ものを売る」のより、自分を売るのに一生懸命になっている気も。
人気=物が売れる、っていうほど今のバス業界は甘くないっす。あってもごく一部。話題性で初回出荷が少し捌けて終了~みたいな。
と、小売の愚痴はおいといて。
果たしてこのフィッシングショーって狙いは何なんですかね?
コンセプト的な説明が無いんですが、見出しに「見て、触れて、その手で試せる」って書いてるんで、やっぱり「釣具ショー」なのは間違いないっぽいんですが・・・
今年は芸能人をいっぱい呼んだり、会場近くの一般世帯にチラシ投函したりしてるそう。つまりは「釣りに興味なくても人を呼びたい」って感じなんですかね?
なんだかなー
身近なタレント大好き!な釣り人だけでなく、釣りが大好きな人、釣り道具が大好きな人が「フィッシングショーに行きてー」って思えるような内容じゃないと、本来の目的は果たせていないんでは?それがたとえ1月開催だろうが幕張開催だろうが、今のままではどーなんでしょう?
って、実際に会場に行ったわけではないけど、snsの写真が「ダレダレと写真撮りました~」「なになに食べました~」ってのばっかりで商品写真が一枚も無かったり、「ステラだけ人気であとはガラガラ」ってのを小耳に挟んだりしたので、なんだかなー、横浜は盛り上がっているのか~って心配になった次第。
そんなわで
釣り人としてのオレからすると「もっとワクワクして絶対に行きたい」って思わせる展示会を希望!
釣具屋としてメーカに望むのは「話題作りはもういいから、売れるものを作って」って感じ(・ω・)ノ
カテゴリ:釣り