ツィッターのRTキャンペーンの落とし穴!「リツィートは100件までしか表示されない」2019版RTをすべて見る方法
この記事は古いです。2020年5月現在、TWrenchは使えません。以下のページに2020年版を書いています。
「リツィートは100件までしか表示されない」2020版RTをすべて見る方法はPickawを使えば解決 REDPEPPERS
以下は2019年の話です。
2019年現在、リツィートは最新100件までしか遡れないという驚愕の事実
ツィッターによるフォロー&RT(リツィート)プレゼントキャンペーンを最近よく目にします。オレも会社のアカウントでそれを実行しました。そろそろ応募の締切が近いので、抽選方法を検討しようと思ったのですが、ここでとんでもない落とし穴に落ちました!
なんと!
2019年2月現在 リツィートが100件までしか見れない
Are there limits on Retweets?
- There is no limit to the number of times a Tweet can be Retweeted, but Twitter will only show up to the most recent 100 people who Retweeted any public Tweet.
公式FAQより引用:https://help.twitter.com/en/using-twitter/retweet-faqs
ポカーンえ?嘘でしょう?って思ったけど実際そうなんです。該当ツィートは700件ちょっとのRTを頂いていますが、PCブラウザのtwitter.comでもアイフォンの公式アプリでも全部のリツィートを見ることができません(誰がリツィートしたか見れない)。
マジかよ((((;゚Д゚))))
ゆっても、API使えばなんとかなるんだべ?って思ってました。APIっていうのはプログラムでツィッター社のサーバーに問いかけて返信もらう仕組みです。アプリやブラウザで出来ないこともAPI使えばイロイロ可能です(Botなどが良い例)。が、しかし・・・2019年現在はAPI使ってもtwitter社の仕様で100件以上は取得できないらしいのです。
GET statuses/retweeters/ids
Specifies the number of records to retrieve. Must be less than or equal to 100.
公式Developerサイトより引用https://developer.twitter.com/en/docs/tweets/post-and-engage/api-reference/get-statuses-retweeters-ids.html
ワラにもすがる思いで公式のアナリティクスを覗いたけど、そんな機能は無い。
積んだ・・・
最新の100件しかリツィートしたユーザー見れない。つまり抽選できない・・・。どうしよ。お詫びツィートして炎上か((((;゚Д゚))))
ググってみるも古い情報しか無い
必死にググってみたけど全て古い情報です。昔はtwitter社のAPI制限が緩かったので、全RTを取得することはできたようですが、今は無理とのこと。
豆知識:ググっても古い情報しかでてこない。そんな時はGoogleで「日付指定」で探します。
↑Google(PC版)検索窓の右にある(1)「ツール」、その下にでてくる(2)期間指定なし→(3)期間という感じで。
どうやら2018年秋くらいまでは、全てのRTをリスト表示する有名なサービスが存在してたけど、ツィッター社のAPI制限仕様変更でサービスが終了した模様です。
万事休すか?
ただしAPIを使って複雑な検索をかければ全部取り出せる・・的なヒントが書かれてるサイトもありました。ただ、一回の抽選のためにAPI叩くプログラム書くのは割に合わない。どーーーしよーー
ってことで、英語でぐぐってみたら答え一一発でした(*´ω`*)
TWrenchという神サイトを使えば全てのRT(リツィート)をリスト化可能
How to get a list of all retweeters in Twitter? - Stack Overflow
↑度々オレを窮地から脱出させてくれる神サイト「StackOverflow」にドンピシャな質問があって、去年の12月の書き込みにドンピシャな回答がありました。そこがこのサイト
2019年版 全てのリツィート(100件以上)を表示させる方法
この記事は古いです。2020年5月現在、TWrenchは使えません。以下のページに2020年版を書いています。
「リツィートは100件までしか表示されない」2020版RTをすべて見る方法はPickawを使えば解決 REDPEPPERS
(1)トレンチを開く https://twren.ch/
(2)ブラウザでツィッターを開いて、該当のツィートを拡大表示させる。
URLの最後に長い数字がでてくる(ID)のでこれをコピー
(3)List the retweets of this tweet :の下の検索窓に(2)でコピーしたIDをペーストしてList the retweetsをクリック
(4)画面下のほうに全RTの一覧が出てる!
この例ではツィッターアプリ上のRT数は753ですが、ここのリストに出てきたのは705件でした。その違いは謎です。鍵付きユーザーを除外してるとかかな?
それはともかく、これでRTしてくれたユーザーリストを得ることが出来ました。ここまでくれば、リスト部をエクセルにコピペするなりなんなり可能です。本当に神サイト!
以上が全RTのリスト取得できねーーって半泣きで会社で作業した部分。
で、この記事を自宅で書くにあたり、会社ではスルーしてた画面上部のゴチャゴチャしたところを見てみたら・・・
というかそもそもtwren.chはRTプレゼントキャンペーン用のサービスっぽい
List the retweetsしたあと、すぐ下にゴチャゴチャした英文が出てきます。これ読んでみてびっくり!Pick random retweet(s)っていうタイトルで、要は抽選する仕組みを提供していました。
当選者の数やら日付指定やら必須タグなどの指定ができるようですね。これ凄い!ログインなしで画面下の「I still don't want to login, thanks.」をクリックしDo real draw!ボタンクリックで実際に抽選してくれました。
凄い!RTキャンペーンのためだけにあるような神サイト!
というわけでツィッターでRTキャンペーンをやる方は十分注意してください
ってことで「RTをあとから遡ってリスト化して抽選」って漠然と思ってたけど、実際には公式には100件までしかRTを取得できなくなった(2018年秋から)っていう大きな罠がありました。よくタイムラインで企業のフォロー&リツィートキャンペーンを見かけるので、簡単にできるものと思ったけど、現実は違った!
大企業がやってるのはtwitter社にお金払ってて、それ用の管理画面とかあるのかしら? それとも広告代理店がなんらかの方法でRTデータを収集してるのか?真相は謎ですが、個人・小企業でRTキャンペーンやる場合は十分ご注意くださいね。上に挙げた神サイトも今現在は使えるけど、いつ無くなるかわかりませんからね。
ツィッター社はAPIへの制限を年々厳しくしてるんで余計心配です。ってもこの前初の黒字になったらしいので、今後はちょっと緩和してほしいですけどねぇ(*´ω`*)
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