表題の件、キヤノンEOS R5で小鳥を撮ってますが困ったことがひとつ。それはバッテリー持ちが悪いこと＆純正バッテリーが高価なこと。

一眼レフ時代では考えられないくらいミラーレス、というかR5はバッテリー食います。ファインダーが液晶なこととボディ内手ブレ防止機能がバッテリ消費が多いそうです。たしかにサブのEOS R（ボディ内手ブレ防止無し）はそんな酷くない。肌感覚的に小鳥狙ってて２時間くらいでバッテリ１個使う感じかな。クルマから離れるときは常にポケットに代えバッテリを２個くらい入れてる感じ。

更に純正バッテリーは高価。だいたい一万円くらい。あげくコロナ禍のころは品薄でぜんぜん手に入らなかったので中華製パチもんを４個購入し凌いでいます。

でも救いがひとつあって本体にUSB Cがついてて条件を満たしたモバイルバッテリーなら給電しながら撮影ができるのです。そしてその条件ってのがまーまー厳しくて

• USB Type-CのPD（パワーデリバリー）に対応してる事
• PD出力が30W（9V 3A）以上であること

だそうです。詳しくは以下のサイトに書かれています。

特別企画：キヤノンEOS R7とEOS R5に給電できるモバイルバッテリーの条件とは？　 デジカメ Watch

ってことでそれらの条件を満たしてるAnkerのモバイルバッテリーを去年から使っています。

これを上着の左ポケットに入れっぱなしでUSB Cケーブルを繋いだまま撮影する感じ。バッテリーの減り懸念ストレスはゼロ！

でも、ちょっとだけ重いんですよこのバッテリー。

iPhone14を4回充電できる19200mAhの大容量だけあって20cmx14cmx3.3cmの510グラムです。

今は廃盤で現行モデルはこちら

現行モデルは容量が25600までUPしてます。

CANONが公式で対応を謳ってる唯一のバッテリーでもあります。

そんなわけでやっと本題です。

アンカーのは良いんだけどちょっとデカいし重い。オーバースペックなんですよね。ただしちょっと前まで選択肢はこれしかなかった。

そんななか登場したのがCIOというメーカーのSMARTCOBY Pro 30Wです。

これ珍しく日本のメーカーなんだそう。大阪でクラファンで作ったみたいです。近年、amazonで買う中華製の怪しげなのにうんざりしてたので丁度良いタイミングでもあるし案外安かったので購入しました。

容量はアンカーの約半分だけどその分サイズも重さも削減。‎ 7.7 x 5.6 x 2.6 cmで183グラム。重さはアンカーの半分以下。

バッテリー残量がデジタル表示なのも素敵です。あ、もちろんEOS R5に普通に充電・給電可能でした👍

ケーブルの煩わしさはあるけどカメラ内のバッテリー残量気にしながら撮影するストレスから開放されるのは本当に素晴らしい！純正バッテリーの半額くらいで買えるし、もちろんiPhoneなんかの充電もできるしとても良いです。

ちなみにSMARTCOBY Proに付属してきたUSB Cケーブルはかなりゴワついてて硬かったです。あれだとポケットのバッテリーとUSBケーブルを繋いだままカメラ使うのはちょっと難ありそう。オレはちょっと高かったけどアンカー社のシリコン素材の0.9mケーブル使っています。

これはとてもしなやかで取り回しが楽ちんです。ケーブルがあるのを忘れるくらい。

ってことで、この組み合わせは本当に最高です。

鳥の撮影で半日R5使ったら内蔵バッテリー２～３個使っちゃうから、そのたび家帰ってから充電したりの面倒からも開放される！！！もちろん取材仕事で使うときもホテル戻って毎日４個も５個も充電してるけどそれからも開放される（はず）。

って、SMARTCOBY Pro 30Wの10000mAhがどんくらい保つのかまだ謎ですけどね😂

追記:野鳥撮影なら一日は余裕で保つ

購入後、野鳥撮影で2回使いました。結果から言うとこのバッテリー1個で一日は余裕で持つ感じ。

一回目はEOS R5で省電力関係は完全に無し、MAXでバッテリーを使うモードで試しました。結果、朝の9時から13時くらいまでバッテリーつなぎっぱで使って Smartcoby Proの残量は５０％でした。その後帰宅し、そのままの状態を保持してたら15時くらいに残量０になりました。

２回めはR5の設定をちょっといじって、やや節電するモードに。クルマでの移動のときだけカメラの電源OFFに。それでも１０時～１５時までつなぎっぱ給電・充電しっぱなしで残量４３％でした。

５時間で半分なので１０時間くらいは保ちそうです。野鳥撮影をそんな長時間することは無いのでCIO Smartcoby Proが１個あるだけでバッテリー残量を気にするストレス・替えバッテリーを持ち運ぶ面倒さから完全に開放されました👍👍👍