福島建プロのシークレットベイト「ラストエース」
エバーグリーンから発売さ・・れ・・・・たの?え?
写真はJBNBC/FECOページより
福島建プロプロデュースの小型フィッシュ形状のルアー。その名も「ラストエース」。これって去年に発売・・・されたの?釣り具屋なのに知らないっていうか、まだリリースされていませんよね?
ググってみたけど小売店のサイトがとりあえずUPだけしましたという形跡はあるけど、売られた気配がない。エバーグリーン公式にも載ってないんて、結局まだ出てないなんですよね?
今年の横浜ショーでこれの大きいやつがでるってニュースになっていたけどオリジナル版はどーなったんだろう?
いや、このワーム、実はオレ原型を知っているんです。仕事のネタをここに書くのもどーかと思うんですが、ネタが無いんでw
ラストエースの原型自作ワームをオレは見た!コピーは三田!
というわけで、時は2010年9月まで遡ります。トップ50旧吉野川戦で福島くんに同船したときの話。
その模様はこちらで。
それ以外の使用ルアーついてはあまり記憶ないけど、このラストエースの原型となったワームについては強烈な思い出としてオレの中に残ってるんです。
当日、サイズアップよりも、ちょっとキーパーを取りたいっていう状況でストレージからゴソゴソ取り出したのが、このワーム。オレもほら、小魚系ワームは大好きじゃないですか。だから、それを見た瞬間「なんだこれ!すげーーー」っていう小魚シェイプのワームにビックリしたわけです。もちろん市販品ではなく福島くんの自作品。
なにが凄いって、陸上ではどーでもないんですよ。見た目とかは普通。冒頭に載せた写真ほどのリアルさは無し。けど、なにより凄かったのが水の中に入れた時のリアルさ。ボートっぺりで水にいれた様子を間近で見て腰抜かした((((;゚Д゚))))
「1本ちょうだい」って言ったけどもちろんダメでした(*´ω`*)
オレはベイトフィッシュイーター狙いフィッシャーマンなので、頻繁に水中の小魚を観察してますが、その俺が見ても言葉で表せないほどのリアルさでした。なんちゅーか、水への溶け込み加減?佇まい?本当に本物っぽかった。今まで見たワームの中でダントツのリアルさ。エサだろ、これっていうレベル。
実際に釣りをしてる時の動きはちゃんと見てないです。オレはバックシートで座ってて、福島くんは前に向かってキャストしてるから。まさか、真剣勝負のさいちゅう、個人的興味のために、フロントデッキまでいって動きを見るわけにはいかないですからね(*´ω`*)
ちょっと記憶が薄れたけど、たしか、表層近くのノーシンカーで使っていたと思われます。
そのワームで貴重なキーパーをキャッチした図。
この頃の福島君はまだ今ほど注目は浴びてなくて、例の秘密の自作部屋とかが公開される前だったけど、今思えばあの小部屋で、こんなスゲーやつ作っていたのか~って。
月日は流れ2015年2月の横浜フィッシングショーで!
で、それから5年経過した2015年2月。ちょうど一年前の横浜フィッシングショーで、あん時のワームが製品版としてエバーグリーンブースに展示されてたんです(-ω☆) たまたま本人が近くに居たので「これって、あれだよね?」っていったら答えはYes! おおおおおおおおおおっ。感慨深い!
あの時点では2015年に発売されるハズだったんだけど・・・・ハテ?( ゚д゚)
あの時のUNITOROの一番最後にこう書いてました
個人的に一番ツボだったのは福島くんの小魚ワームでした。それはまた別の機会に(・ω・)ノ
「別の機会」っていうのは、ラストエースが製品版で発売されたらこのネタを書くつもりだったんですよ。でも、結局2015年の発売は無かった(はず)。なんでだろう?
ただ、こんな事書くと怒られるかもですが、2015年の横浜フィッシングショーで展示されていたプロトモデルはちょっと派手だったようにオレは感じました。表面がテカテカツルツル。見た目がリアルなのは良いけど、あの表面ツヤツヤは陸上でのニンゲン受けは良いかもしれないけど、水中に入れた時のリアルさはどーなんだろう?っていう印象。もちろん実際に水の中のを見てないからオレの想像ですよ(もちろん当時のプロトなのでそれ以降変わった可能性も大)。
逆にいうと福島くんの手作りのやつは、陸上での見た目が地味すぎて、たぶん店頭でのウケはいまいちかもねーっていう。
よく釣れるルアーと売れるルアーの乖離はコアな釣り人の間でよく話題になりますが、なるほど「モノ作り&商売」って難しいんだろうなーって思った(*´ω`*)
もしかしたら、本人もまだ製品版に納得できずにリリースしてないのかしら?真相は謎ですが、ともかく2015年で一番リリースを楽しみにしてた商品なんで、是非とも今年は発売して欲しいです(-ω☆)
カテゴリ:釣り