J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2020 RETURNS初日に行ってきたがPAが酷かった
そんなわけで12月26日に東京両国の国技館で開催された東京ギタージャンボリー2020リターンズに参戦してきました。
これ、嫁が田島貴男(オリジナルラブ)を見たいっていうのと、同じ日に奥田民生がでるっていうので、嫁の付き合いで行った感じです。なので、このイベント自体は詳しくないですが、今回で4回目だかで、本当は2020年春に開催される予定だったのがコロナで延期になって12月末に延期開催となったもよう(だからリターンズ)。
チケットとったときは、まだこんなに感染者が増大してなかったけど、この日は東京で900名以上の陽性が出た日でちょっとビビりつつも電車で上京しましたよ。
イベント自体は14時から20時という長丁場。お目当ての奥田民生と田島貴男は最後の方なので16時頃に会場へ。
コロナ対策としてウェブでアンケートに回答し、それを済ませて始めて入場できる感じ。もちろん入り口でオデコに体温計当てられたりチケットのモギリはセルフだったりアルコール消毒やったりなどの完成拡大対策はされてました。なかなか異様な体験。
国技館での開催だけあって、相撲をモチーフにしたグラフィックがあちこちに。
今回は升席でした。大相撲でおなじみの座布団に座って見れるところ。コロナ対策で升席は1個おき。アリーナ相当の位置にある「砂かぶり席」は普通に椅子が並んでて、それも一脚おきに座る形式。観戦中の声出しはNG。転換時はドアを開けて換気。っていうコロナ禍ならではのフォーマットでの開催でした。
俺らが入ったタイミングで始まったラップ系の二人組。これがもう最悪でしたPAが。たぶん歌と演奏自体は良いものだと思うんですが、なんせ国技館のリバーブ(音の反響)が半端ない((((;゚Д゚))))
ラップの人がおそらくいい歌詞で歌ってるんだろうけども、反響音が大きすぎて歌詞を聞き取れず。ギターもたぶん本人はいい音だしてるんだろうけど高域のギラギラした音しか聞こえずめっちゃ耳障り。更にボーカルの人がテンション上がって声のボリュームが上がると、もう更に音が悪化して何歌ってのかぜんぜんワカラナイ(・o・)
ってことで聴くに絶えず国技館内の宴会場で売られてた「ちゃんこ」を食べる。
めっちゃ広い宴会場だけどガラガラ。コロナ対策でテーブルも間隔広め。食事中はおしゃべりは控えて、みたいな張り紙もあって、あーそーゆー時代なのよね~って感じ。
続いて登場したのが「竹原ピストル」さん。この方はドラマのエンディングテーマで知って、その歌声にノックアウトされた経験あり。紅白にもでてたしCMソングもあるし、今回の出場者の中で唯一奥田民生以外で見てみたかった人。でも、やっぱりPAが酷い。いや、PAさんもプロなのでベストを尽くしてるんだと思います。だけど国技館はダメだ。音が響きすぎ&歌の音量が大きすぎてもう何がなんだか全然歌詞がわからん。特にサ行と破裂音が聞き取れない。だからせっかく良い(で、あろう)歌詞を熱唱してるのにぜんぜん伝わらない。
なお合間合間でクリス・ペプラーのMCが入るんですが、それはちゃんと聞き取れるんです。なぜなら音量が適切だらか。歌い手のMCも割とよく聞こえました。でも、歌って声量上がるともうクリップした感じで聞き取れない。とても残念(´・ω・`)
そうこうしてたら奥田民生の出番です!
転換中にスタッフさんがYouTubeで何度も見たアコギ達やらキーボードをセッティングしてます。高まる期待!
※演奏中以外は写真撮影OKと張り紙してありました。
そして、力士の入場と同じ感じで奥田民生が花道から歩いてきてステージへ!
https://www.j-wave.co.jp/special/guitarjamboree2020re/report.htmlより引用
セトリは
M-1. カイモクブキー
M-2. たびゆけばあたる
M-3. 近未来
M-4. すばらしい日々
M-5. さすらい
ゆってもオレ、奥田民生ソロは最初の3枚で挫折してるんですよ。あんまり聴いてない。なんなら5曲中3曲は知らない曲でした。「近未来」はなんとなく知ってるような?
で、2つのコードを繰り返すイントロで始まった4曲目。テンポからしてまさかの「デーゲーム」か?って期待!が「デーゲーム」でなくユニコーン時代の名曲「すばらしい日々」。前日YouTubeでソロのやつみたし、次のライブで演る曲なので出発前に家でベース弾いてたりもしてたので、めっちゃテンション上がります!
んで「すばらしい日々」のアウトロが終わり、そのままEのコードを伸ばしていたので、きっと次にそのまま繋がる!コードEだからきっとあの曲につながる!って予想が見事命中し「さすらい」へ。
たったの30分はあっという間に終わりでした~
そして、肝心の音ですが、奥田民生のときは凄い良かったです。歌声はちゃんと聞こえるし、なによりギターの音が良い。いやビンテージのギブソンだから枯れた音がウンヌンとかいう話ではなく、ちゃんと本人とPAさん達の連携がとれてる感じ?低音中音高温がとてもバランス良く鳴ってました。特に低音が良かった。やっぱり長年弾き語りやっているだけある感じです。歌も音もちょっと格が違うって感じ。
楽しい時間はすぐに終わってその次はフジファブリックの人。本当は氣志團が出るはずだったけど、まさかのコロナ感染で急遽フジファブリックの人に交代したんだそう。
この人、ギターめっちゃ上手かったし歌も上手かった。そしてPAも良くてちゃんと聴けました。氣志團の代理ということで「One Night Carnival」を演ってめっちゃ盛り上がってた!
そしてトリは田島貴男 (ORIGINAL LOVE)。一曲目からしてすごかった。金属のギター(ぐぐったらエピフォン リゾネーターギターってやつだった)を抱えて登場し左手小指にボトルネックをハメ、右足はバスドラっぽい音を出すペダルを踏みつつ、左足でスネア代わりにタンバリンを踏むスタイル。両足でリズムを刻みつつ、手では伴奏コード+時たまボトルネックでリードを弾くっていう「一人で全部演る」スタイル。座りながらだったら両足踏みながら弾けそうだけど、立ったままってのが凄い!
ただ、これもボトルネックでハイポジ弾いたときの音が耳に突き刺さる感じでちょっとキツかった・・・
途中でES-335みたいな青いギターにチェンジ。このギター音はトーンを全絞りみたいな甘い音でめっちゃ聴きやすかった。ボーカルがめっちゃハイトーンなのでバランスも良かったです。
で、最後のほうでまたまた金属ギターに戻って今度はブルースハープを吹いてた。これもまた高音が耳に突き刺さりまく。挙げ句スネア代わりのタンバリンの音もめっちゃ高音でもう耐えきれずカバンに入ってたイヤホンを挿すことに。それでも不快なので後半は手で耳塞いでました。
ってことで、演奏自体はみなさん素晴らしかったけど音がキツクてとっても残念でした。バンドものならともかく、弾き語りスタイルなので、もっと音が小さくても良かったと思うし、なにより高音がキツすぎた。音楽用じゃやない国技館だから仕方ないのかもですけどね。
んで、この日の模様はネット配信されたらしいんですよ。でもそれはチケット発売時には決まってなくて、あとから配信もすることになったんだそう。ネット配信のほうが圧倒的に音は良いはずです。ちゃんとラインからバランス良い音がとれてるはず。会場での爆裂ロングリバーブはないはず。なので、最初から配信あるの知ってたらそっちのほうが良かったわなーって帰りに嫁と話しました。しかもライブ配信代が2000円以下!東京までの電車賃より全然安い。往復グリーン車で行ったから夫婦で電車代だけで8000円くらいw
もちろん生で観るっていうのに価値はあるけど、あんな音だったら家のTVのほうが100倍マシ!って感じでした。
後日、J-Waveでも放送するらいしです。
めっちゃ音についてDisったので読んで不快になったらごめんなさい。演者はDisってませんからね!あまりにも音が残念だったって話です。バンドものなら多少音悪くてもいいんですよ。ドラムとベースの爆裂低音を身体で感じるだけでも配信では絶対味わえない「ライブ感」を味わえるんで。でも、今回はあくまでも「歌もの+箱物ギター」ですからね。歌が8割。みんなコロナ禍に関係するような歌を選んでいたようだけど、肝心の歌詞がほぼ聴き取れないっていう・・・とても残念な感じでした(´・ω・`)
耳直しでJ-Wave版も聴いてみたいわ。
余談
ちょうど一年前のこの日、奥田民生のRMCFパーカーの発送日でした。
で、会場でこのパーカー着てるひとを見かけてちょっとうれしかったです(・ω・)ノ
カテゴリ:バンド・音楽