
久々に釣り道具買いました!ってもウエアですが(*´ω`*) 数年ぶりに防寒ウエアを買いました。
全員が全員そうじゃないと思うけど、オレのバス釣り環境でいうと実はですね・・・
防寒ウエアを着ることがレインウエアのそれより圧倒的に多い
です。おそらく防寒10に対してレイン1くらいの圧倒的な割合。それはオレがスーパー晴れ男だっていうのもあるけど、それ以前に基本的にオレが行く釣り場は寒いんです。
今のメインフィールドは日本一標高の高いバス釣り場である「榛名湖」、そしてメジャーバス釣り場で最も北にある「八郎潟」。あと桧原湖や晩秋の琵琶湖にもちょいちょい行ってます。榛名湖も八郎潟も普通に5月いっぱいは防寒必要だし10月でも着る機会がよくあります。シーズンの半分は防寒ウエアシーズン。
で、実は防寒着を着るもう一つ大きな目的があります。トーナメント関係の仕事で着る機会が凄く多い事。春の河口湖、トップ50第1戦は100%防寒着。エリート5やクラシックも100%防寒着。
プライベートな釣りなら「寒いから釣りにいくのやめよ」とか「ちょっとクルマで温まろ」っていう逃げもあるけど仕事だとそうはいきません。
大会で着る=キレイなのを着たい
トップ50やクラシックだとTV取材も入ります。TV映像になるべく映らないようにするのがプロの仕事だと思ってはいるけども、混雑した現場ではそうもいかないことも多々あります。特にこの数年、検量中にツィッター生中継してるんで、TVカメラのことを意識してられない。間違って映ってしまうことも考えると汚い格好は恥ずかしい。なによりトップ50の大会は大勢のギャラリーもいるので見すぼらしい格好はしたくないです。
スポンサーへの配慮も必要
なおトップ50の大会会場に行くメディア陣にもウエアに関する規制があります。協賛メーカー以外のメーカーロゴを露出してはいけないルールです。プロスポーツなので当然の事。なんど注意されても毎回協賛メーカー以外のロゴを出してるライターが未だに1名居ますけど。それ以外はみんなルールを守っています。オトナですからね。
ぶっちゃけ今回の買い替えにあたりamazonで売ってる3000円くらいの激安防寒着を買うのもありかなーって一瞬思ったんですが、大会会場で着れない(ロゴマークを隠せばOK)のも面倒だなーっていうことでダイワのを買いました。
今まで着てたやつはシワが酷かった(´・ω・`)
昨シーズンまで着てたのもダイワのやつ。まだ3~4年しか経ってないので、オレの中では「最近買った」扱いですが、去年買い替えやむを得ずな事件が起こったんです。
まず、前提としてこのウエア。めっちゃシワになるんです。普通に保存してるだけでありえないレベルにシワシワに。

上着とズボン、触り心地は違う感じ。だけど、どっちも異様にシワになるんです(´・ω・`)

↑みてください。これ。なにもしてなくても、勝手にこうなります。一人で釣りに行くにはスルーしてたけど、さすがに大会会場に着ていくには恥ずかし過ぎるので、毎回毎回家を出る前にアイロンかけてました。
独身サラリーマン時代以来ですよアイロンかけるなんてw それを年に何度もやっていた(でも、遠征先の大会会場につく頃には再びシワに・・)
そして、ついに恐れていたことが現実に。そう・・アイロン操作を間違えて穴開けちゃった(*´ω`*)

上着のビーチクのあたりにデッカイ穴を開けちゃいました。
が、これ、神ががってて、肩掛けライジャケにスッポリ隠れる位置なんですよw だから、普通の釣りの時は着れた。
けど、去年秋の亀山ダムクラシックのとき、陸上でライジャケ着るにもいかず、本部から黒いガムテープ貰って穴を塞いでみました。

そしたらいろんな人にツッコミを入れられました。
そう、選手にも当然スポンサーロゴ規制があるので、出してはいけないロゴは選手達もこうやってテープで隠してるんです。
だから、オレもロゴを隠してるのかと思われいろんな人にツッコミ入れられた訳です。ロゴじゃなくて穴を隠してるだけなんですけどねw
で、いよいよ買い替えするハメに。せっかく買うからにはゴアテックス®ですわ。シワシワ事件でなんとかマックスは懲り懲り(注意:なんとかMAXが全部シワシワになるわけではありません)。
ゴアは過去に何度も買っててシワになる印象は皆無。
当然ゴアはお高いけどアパレルはイヤーモデル制度があるので、いわゆる「型落ち」は安く買えます(*´ω`*) ダイワに強い量販店さんとかでよく半額セールとかやっていますよね。防寒着買うにはあのセールを使うのがベストです(-ω☆)
てことでうちの支店のダイワに強い店にお願いしてみました。どのモデルが安くなるか確定情報はなかったので第一希望から第二、第三っていうふうに5モデルくらい候補と予算をだして、まつこと一ヶ月ほど。
そして遂に来ました。
DW-1206(ゴアテックス® プロダクト ウィンタースーツ)
おおお!高級品です((((;゚Д゚)))) 10年は着ないとなっていう元のお値段。大事にしないと。
ロゴマークは小さくてグレー。本体がブラック。なので、それほど存在感なくて素敵です。たぶん肩掛けライジャケで見えない位置。

予想はしてたけど家に持って帰った瞬間からネコの毛がw
近年の大手釣具メーカー、てかダイワ・シマノのウエア全般にいえますが全体的に「スリム」というか「タイト」です。ハヤブサの極厚下着+フリース+Dw-1206でピッタリくらい。もう一枚インナー着るのはツライかも。室内で着ただけなので防寒具合は不明です。
パンツも比較的タイト。でも、お腹まわりはけっこうユッタリしててシャガミ動作が多い釣りにもすごく良いです。もちろん個々の体型に依存しますが、前に着てたほうのパンツ、全体はユッタリしてたけど腹がキツかったw

そして本製品一番の目玉と思われるのがこれ!
D.D.SYSTEM(ダイレクトダイヤルシステム) のフード

ダイワのウエアって少し前のモデルからこれに近い機能がフード部に採用されてました。後頭部からヒモが出ててそれを引っ張るとフード全体が縮まる機能。ボートで高速走行するときにすごく良いし、なによりオレは帽子をかぶらない珍しい釣り人なので、すんごくありがたい機能なんですよ。防寒ウエアのフードのツバ部分が良い感じの場所に止まってくれるから。この機能だけでダイワ一択な感じ(って、レインウエアはシマノですが)。
んで、その機能を更に高度・簡単にしたのがこのDDシステムです。

上の写真の後頭部にポチってなってるのでDDシステムのボタン・ダイヤル。これを押してクルクル回すとフードの中のヒモが引っ張られて開口部が狭く・キツくなる仕組み。って文章じゃなかなか伝わらないので動画にしてみました。フートのツバ部分に注目です。
実演モデルは嫁。顔が小さいので締めすぎて前がなにも見えなくなってますww これは極端な例(*´ω`*)
ボタンを押すとロックが解除されてヒモが緩みます。
いやぁ素晴らしいわこれ!
ツバ部分もほかのよりちょっと長めなのも素敵。多少の雨ならこれで平気。日本中の数すくない帽子嫌いアングラーのみなさんに是非お試ししてほしい。もちろん帽子被っててもOKですよ。
その他、いろんな機能がついてます。詳しくは公式HPで!
DAIWA : DW-1206(ゴアテックス® プロダクト ウィンタースーツ) - Web site
っても公式ページは短命です。今は見れるけどたぶん今年の秋くらいには消されます(´・ω・`)
なので写真をお借りし貼っておきます。

あ、頭の後ろに風が抜ける穴があるみたい!これは凄い。ジャケットのサイドポケット開口部はかなりデカイです。これはタックルボックスを入れること想定かな?
近年デザイン優先でポケットが妙なところにあったりします。あれは釣りには実用的じゃないと思います。街中で着るわけじゃないのでデザインよりも機能性を重視してほしい。その点このウエアは違和感ない位置にポケットがあってGoodです(-ω☆)
オレはMサイズを買ったけど、奇跡的に全ての長さがジャストフィットでした(-ω☆) あ、手首細いからせっかくの二重手首袖は緩かったです。着心地と動きやすさは、さすがにルアー用だけあってかなり快適です(まだ実釣で着てないけど)。
取材でボート、特にアルミのチラーハンドルとか操船したり同船してる他のカメラを避けるために変な体勢になることが多いので、動きやすいのはとてもポイント高いです(-ω☆) さらに冬って身体がこわばってて動かしづらいときがあるけど、動きづらい防寒だと更にそれが顕著化。ボート上とかで動きに制限がでるのはキケンでもあるので、動きやすさは安全面でも大事です。
てことで。
冒頭で書いたようにレインウエアよりも圧倒的に着る機会が多い防寒着。とりあえずシワシワにはならないようなので、ちゃんとメンテして長く使いたいです!
余談ですが、こういうウエア類もダイワがアフターサポートで年に一度のメンテナンスとかしてくれればいいのにね。って店内で話題になりました。洗濯・撥水加工なんかの定期メンテをメーカーがやってほしい。自分でやるのはけっこうたいへんですからね。特にゴアテックスはメンテが命←自分に言い聞かせています。
なお、途中でも書いたけど、近年のこの手のウエアは「けっこうタイト」なつくりが多いです。一昔前のゆとりあるダボダボタイプではありません。なので、世間のおじさま世代の皆様に於かれましては買う前に試着することをオススメします。