"技術格差如実に反映"
1999年01月27日(水)北浦
0匹 天気:曇り|雨 水温:気温 急降下℃気温:水温6度℃手段:ボート
今日は主なポイントの写真撮りってことで、北浦ガイドサービスの布川さんに北浦のポイント案内をしてもらった。
北浦での年間釣行200日オーバー、今年は300日かもしれないというスーパーマン、琵琶湖に下野、北浦に布川ありって感じ。
■その前に
ちゅうこって、北浦は潮来マリーナに8時半頃到着。布川さんの白ボディー+ボンダイブルーじゃないけどナイスセンスのキレイなブルーのカーペットがまぶしいレンジャーが我々を待ち受けていた。いやーかっこいいこの船。アメリカアメリカしてなくて爽やか。
エンジンもパラマウントだっけ?オフセットマウントだっけ?ちょっと離れてマウントしてある175馬力の大きいやつでとてもかっこいい。
さっそく撮影機材を積む。普通のカメラに湖底撮影用水中カメラにハンディーGPSとH氏の機材はすごく多い。けど俺の機材は、、、えーっとロッド一本(笑)
いやいや、ほら、今日は撮影だけど、万が一ね、ボイルでも起きたらね、指をくわえてみるだけてのも精神衛生上よくないじゃん。だからロッドは1本積んださ。
で、撮影開始。事前に布川さんに地図を渡してあったんだけど、それに60個所ほどポイントを記入してもらってて、そのポイントを説明してもらいなが写真を撮っていく。
予報に反して天気は曇り、あげく小雨もぱらついてくるという撮影には困った天気だ。朝方はわりと寒くなかったけど、気温もどんどん下がってくるし。結構辛い撮影だぞ。
1時間ほどで鹿行大橋まで撮影終了。大橋より北側は次回撮影ということで、ちょっと運動することに。運動って?釣りです(爆)
布川さんは普段、鹿行大橋上流部は自主規制してる(レンタルボートが多いから)らしいので、今回の撮影の為に、月曜日下見してくれたそうなんだけど、そん時に48cmを筆頭に結構釣れたらしいのだ!
そんな訳で上流部へちょっと行ってみた。で、着いた所はなんとイノハナドック(笑)。俺の釣りにはあんまり具体的なポイント名は載せてないのだが、実はこのドックはよく来るとこ。北浦の中で一番好きなとこ。んで、ここで48cmがでたらしい。ひやー。
今回は常セットとマーゲイしか持ってきてないんだけど、サスペンドミノーが良いとのことでマーゲイを投げるが、なんつってもこのミノー、俺のへビ常用ロッドには軽すぎてまともなキャストができない。くーーーくやしー。石積みのキワをトレースしたいんだけど、まったくダメ野郎キャストしかできない自分が悲しいぞ。
そんなこんなで30分ほど運動したのであった。
運動後、撮影再開。今度は東岸を南下する。布川さんの話を聞いているだけでワクワクするぞ。いままで岸釣りしてて沖合いのボートを羨望の眼差しで見ていたが、それらのボートがなぜそこで釣りしているのかが良く解る。それはブレイクだったりオダだったり岩盤だったり。特に年末にナイスフィッシュを釣った江川沖なんてスゴイ魚探映像だったぞ。
神宮橋まで南下し再び西岸を北上しマリーナまで戻り昼飯を食う。
この食堂に来るのは2回目で、前回は並木さんと来た時だ。前回はものすごい強風&大荒れで食堂から外を見つつ「風収まらないかなー」って思ってたけど、今日は同じく「雨やまないかー」。どーもこの食堂とは相性が悪いらしい俺。
んで、食堂にはヒロミがいた。マンゲ鏡の岩崎でも同姓同名の千葉の岩崎ヒロミでも、もちろん毛布を売っているヒロミ郷でもなくB21のヒロミ。バスをやっているって話は聞いたが、こんな寒い時期に釣りする芸能人とは恐れ入った。
最初はそっくりさんかと思ったが、声がもろヒロミ(笑)。しかも笑っていいとも見てた。挙げ句、いいともの後の小堺の番組には林家こぶ平が。ほほほ。
相変わらず雲は取れないが、雨は収まったようなんで午後の部開始。
今度は水中カメラを沈めてみた。居合沖の5mラインにカメラを入れてみたがさすがになんにも映らない。
もうちょっと浅いとこってことで、南下して3mラインのオダへ行ってみる。この水深だとなんとか撮影ができてオダのエダがモニターに映っている。そしてバスも2匹ほど確認することができた。一応今回の水中撮影は実験で本番は次回ってことで、ここからは釣りタイム!
常で丹念にオダを探るがアタリはない。よく「居るけど食わないのか?居ないのか?」って考えることが多いけど、ここはモロに居る事がカメラによって証明されてるのだ。でもアタリもない。とほほ。
対岸の3mラインのオダへ移動。ここもみんなで常ったがバイトなし。で、ミノーに変えた布川さんにヒット!が、おしくもバラシ。むむむ、やっぱり常は駄目ね。ってことでマーゲイを結ぶ。でも、あれだ、深度があってないからなぁ、、、心細い。
ここでアタリがあるならばと、更に南下して鉄橋の西側にある「穴」へ。昨日はここで3キャスト3フィッシュ!だったらしい。布川さんにTDロングビルミノーをお借りしてウキウキドキドキでキャストを続ける。途中2度ほど布川さんにヒットするもランディングできず。うーーーサスガって感じ。俺にはアタリらしきものが一度あったがロッドを曲げるには至ってない。
昨日まではポカポカだったけど、今日はどんどん気温が下がって「こーゆー日は珍しい」との事で、まぁ、、でもほら、今日は仕事だからね。あんまりポカポカだったら釣りが気になって仕事もできなかっただろう、と苦しいいいわけをしておこう。
最後に鉄橋を一流しするが、ここでも布川さんにバイトがあったのみ。
ってことで、この時期のサスペンドミノーの釣りはすごく難しい。ポーズ中の微妙なバイトをとらなきゃ駄目らしいのだ。春になればポーズ中にゴン!って来るけど、この時期はラインを良くみて、ラインの微妙な変化だけでアタリをとらなきゃダメだって。要はあれだ、ノーシンカーワームの落とし込みみたいな感じだ。
今日は暗いし風・波もちょっとあって非常にやりにくいらしいけど、とにかくそれくらいの微妙なアタリを取れないと釣れる数も半減するとのこと。
っちゅーことで、今日はもろに腕の差がヒット数に現れたという日だった。布川さんの話では、北浦も以前の様に誰でにでもどこでも釣れる時期は終わって、霞の様に、釣れる人とそーでない人の差が激しくなってきてるそうだ。布川さんレベルになれば、その方が面白いというが、、、俺レベルだと、もっと簡単に釣りてーーー、って感じ。せめて北浦だけはもっと釣れて欲しいってのが本音だ。
とはいえ、春になればパンパンのプリプリのがゴンゴン釣れるかもって事なんで、今度は是非プライベートでガイドをお願いしたいっちゅー感じです。はい。
布川さんの北浦ガイドサービス:http://www02.so-net.ne.jp/~baas/index.htmlあれだけのテクニック&北浦を知り尽くしているっていうのに、なんと27,000円という価格破壊王!北浦のポイントとかラバージグとかの釣りを知りたい人にはベリーベスト!
本日の釣果:0本
本日の仕掛け:
本日のオマケ:布川さん4バイトあり。因みに布川さん前日は9本ゲット!