"プラっとねIII"
2002年11月13日(水)霞水系
2匹 天気:晴れ 水温:水温11~14℃℃気温:気温9~15℃℃手段:トライトン
常陸利根にすげーいいエリアがあるんで、もしプラで時間があったら魚探がけして、釣れる訳を教えてください。って小野さんにメールしたら「一緒に乗る?」という返事をいただき同船させてもらった。ちなみにオレと大塚さんはつきあいが深いので結構ナァナァで冗談も言えて気楽なんだけど、小野さんはちょっと緊張します(笑)
■DEEPオダの可能性
朝6時V6マリンで合流。昨日もそうだったけど、今日も予報と裏腹に気温が高い。そんでもって昨日の暴風はすっかりおさまり釣り日より!鏡のような湖面を北上し北浦上流部へ。
ちなみに小野さんはプラ2日目。昨日は北浦に詳しい方を乗せて、北浦と利根川をチェックしたみたい。で、昨日やり残したことを、朝イチに行うという。その、やり残したことってのが、ディープのオダの釣り。
7時30分山田ワンドのとある4mくらいのオダに到着。魚探にはっきり写るほどのオダだった。北浦のオダかぁ何年か前にちょろちょろやったな。あのころはヘビ常しかしなかったなぁ。でも結構釣れたなぁ。でもネガカリとの勝負なんだよねぇ。特にバックシートだとラインの角度とか向きとか思い通りに操作できないから難しいんだよなぁ。ここで初っぱなからネガカったらヤバいねぇ。と思いつつ、軽めのテキサスリグで挑む。1/4ozなら大丈夫かも。つーか、どーゆー種類のオダか解らないけどね。とりあえず。
昨日の誰かさんと違って「マーカーの左ガワね」と気を遣ってくれる小野さん。いい人だ~。左側にキャストし沈める。ずるずる引いてくると硬いものにアタル。あった。ピョイっとかわしてストっと落とすと一瞬フンワリ。お?続いてコン!お!!!フッキング!ゴンゴン!おーーーー!しかし、オダに潜られたっぽい。ぬぉーーーー悔しい!ボートを寄せてもらってはずす。ブレイクせず無事に帰ってきたけど魚はいない。くやしー。
ちょっと凹んで、スラシュリLのノーシンカーに変える。つーか、4mじゃスライドしまくってどこに着地するんだってーの。センコー5インチにしよう。小野さんはスピナーベイトでバイトを得ている。ワームにも反応はあるっぽい。つーことで、ディープオダの可能性はアリアリってことに。ちなみにこのオダはメジャーなんですか?いつぐらいからあるんですか?ってきいたら「ここは濱田が優勝したときのオダ。冨樫くんがまだバス始める前じゃない?」だそうだ。濱田さんて優勝したことあったのね~。
続いて、江川のオダへ。
グルグル回ってマーカー投入。ここもまた良い感じで硬い。あー釣れそう。しばしつり込む。で小野さんにヒット~。グッドサイズっぽい。躊躇無く抜きあげしてたけど。うわグッドバス!体高ありありのピカピカのヒレピンのキロオーバー、クォリティーフィッシュってやつっすか?すげーな。こりゃ。しかし、一ヶ所で連発は望めないんだよね~。
その後も11時まで北浦のDEEPオダをチェック。大塚さんどうよう小野さんも北浦は久々なので昔の記憶を頼りにオダ探し。やっぱり昔とはクイとかの風景もオダも変わっているんだそうで探すのに時間がかかる。バスは釣れず、オレがMC4Bで巨ギルゲット。でもバイトっぽいものはあり可能性は大って感じだった。
■外浪逆浦
昼前からは外浪逆浦をチェック。まずは、常陸利根川河口横のシャローリップラップ。ここは春にオカッパリできたわ。今は濁っていて見えないけど、ゴロタが点在してるとこ。2人でシャッドをキャスト。小野さんはDDスクワレル。オレは、もちろんCCプレ・・・・。小野さんにめざとく見つけられる「何なげてんの?」、、アワワ・・なんちゃらプレデターっす。「DDスクワレルとプレデターの対決だ!」と言われる。こーゆー場所ではプレデターの回避能力がずば抜けているんだよね。スイミング姿勢が違うから。小野さんは結構ネガカってる。オレはゼロ。
「それネガからないね~」と言われる。そうですよリップラップ最強シャッドですよ!と答える。が、喋って気を緩めたらネガかった・・・・。しかも2人同時に。で、DDスクワレルは回収成功。オレのは・・・。船底が擦るほどのシャローリップラップなのであえなく断念。「スクワレルの不戦勝だね」と(笑)
次に与田浦の河口つーか水門へ。門が開いてて流れがある。ベイトっ気も多い。スピナーベイトを引くとベイトが逃げまどう。釣れそうーだけど、釣れなかった。投網のおっちゃんが居て話をきくとサヨリを捕っているらしい。んで、2~3年前はバスもとれたけど最近は見ないね~ってことだった。
■常陸利根川(下流域)
今度は常陸利根川へ。小野さんが去年メインで使った場所らしい。アシとへら台があり、沈みモノも多いとこらしい。小野さんがジグで、オレがクランクで300mほど流すがボラックのバイトしかない。「1匹くらいでると思ったけど・・・」らしい。、つづいてマボに寄ってもらった。オレのメインイベント。あいにくエサ釣りの人がいいとこを陣取っていてちょっとしかできず。魚探をじっくり見る。うわーすげー。おー!あー!感動した。釣れるわけだ。つーか、本当は、もっと広範囲に沖側から魚探掛けてブレイクの寄りとかを広く調査したかったけど、貴重な時間を割くわけにはいかない。ここで泉さんとあう。利根川で50アップを釣ったらしい。いいなぁ。
南下し利根川とを結ぶ水門のワンドへ。アシをさくっと流しノーバイト。ちょっと沖にある竹棒にジグを投げる小野さん。ピックアップ後、オレも同じ棒にツネをポチャリ。エレキをあげるっぽいので移動かなーと思っていたらラインが走っていた。アラ~釣れた!つ・れ・た。一日半かけてやっとオレにも釣れた。小さいけど。真っ白で冷たい冬バスだけど。釣れた~うれし~。「それは貴重な1匹だよ~」とお褒め頂く。で、周囲の棒を撃ちまくる。ここでもう1本でれば・・・・。しかしでない。本当にもーワンエリア0~1本の厳しい展開なのね。
最下流部に移動。ここも去年使ったエリアらしいが不発。「やばいよ~」焦りをみせる小野さんであった。
■常陸利根川(上流)
COWDIGへ行ってみる。最近行われたショップトーナメントのウィニングスポットらしい。もちろんオレもここはよく釣れると思うし、昨日も釣ったし魚影が濃いのは間違いない。「粘ったら揃いますよ」なんて言っちゃった。でもここはメジャーなのでプレッシャーも高いし、土日は岸釣りも多い。さらにグッドサイズを狙って釣れるわけでもない。けど、ここまで状況が悪いとなれば、キーパーギリギリ1本でもかなり貴重になるはず。つーか利根川大爆発だったら話にならないんだけどね。
んで、開始早々小野さんにヒット!途中でばれちゃったけど、やっぱり居るのは間違い。テトラ帯を時間掛けてゆっくり流す。んで、小野さんのワッキーにまたまたヒット!今度は無事にキャッチ。勧めた手前オレも一安心。そんでもって今度はオレのBMC4Bツネにもヒット!サイズはよくないけど貴重なキーパー。ちなみにコレも白くて冷たいバス。バイトはあいかわらずぜんぜん解らず、モソーっと重くなるだけ。きっとテトラの陰に潜むバスの目の前にワームが落ちればパクっと食うって感じなんだろうなーと思った。
ずっとハイペースで動いていたけど、この場所には時間をかけた。1時間半ほど。で、2ゲッツの1バラシ。これには小野さんも痺れていた。なんてったって釣りが遅いしいつ釣れるかも読めない辛い釣り。けど、確実にバスは居る・・。悩むよね~。ヒュンヒュンの影響でライトリグのイメージがある小野さんだけど、実際はライトリグでも面・エリアの釣りだし、とにかく一ヶ所で粘る釣りは苦手なんだよね。しかもここはメジャーで高プレッシャー。悩むわなぁ。
「この釣りをさっきのとこでやりたかった」と言っていた。要は常陸利根の下流でスローな釣りをしたらどうなのかってこと。エリアがあっていて釣り方が違うだけだったのか?いやー釣りは難しいっすね。そして「朝イチここで1時間使おうかな?キーパー2本でも3本でも持っていれば気持ちがぜんぜん違う」と言ってた。
つーことで、オレが16時30分で上がらなきゃならなかったので16時に終了。
小野さんはこのまま霞に滞在しオフリミットがないので、プラ~本番まで釣りをするとのこと。今日の釣りを煮詰めるのか、それとも利根川をチェックするのか?そして本番は!どうなっちゃうんでしょうか!あーバサーの発売が楽しみ!
■超人
そんなわけで激動の2日間が終了。大塚さんは冬の定番の一つである「石積シャッド」、小野さんはもう一つの定番「ディープオダ」。はたして本番ではどっちがどうなんでしょうか?興味深いです。2人ともがんばってほしいです。
いやーしかしすごい釣りですよね。トーナメントエリアが広大なので走り回る距離が半端じゃないです。使うガソリンもエンジンオイルも半端じゃないです。燃料代だけで一日3~4万円じゃないでしょうか。さらに宿泊費に食事代に・・・ それを何日も・・・。勝っても「名誉」だけ(賞金はあるのか?)。すごいっすよね。尊敬します。
こんなに走り回っても、釣れないとこは釣れず。っていうか、オカッパリのようにピンをじっくり撃ったり、1エリアに時間をかければ釣れるかもしれないけど、そうじゃなく、あくまでも居るであろうエリアを素早く探すのが目的なので、かなりスピーディーな展開。よく同じ日にオカッパリをして「オレの方がいっぱい釣った。オレの方が上手い」なんて言う人がいるけど、ぜんぜん違う世界なんだよね。どっちが良い悪いじゃなくて。同じバス相手の釣りだけど世界が違う。これぞ「バスフィッシング」って感じ。
オレは今まで通り「バス相手の魚釣り」でいいや。
PS:ベイトリールを新調しラインを全部書き換え、プラグのフック交換までしたのに、結局釣れたのは予備で持っていったスピニングのワームでした(涙)
走行距離 110Km!
これで揃ったら6キロ弱。ヤバすぎ
古い記憶を頼りに・・・
やっと釣れたよ(涙)
2匹目釣れたよ(大涙) でもこれじゃ3キロコース。
釣果:冬バス2匹 本日仕掛け:テムジンイレイザー+トーナメントZ2500iT+BMS3lb+BMC4Bツネ
ハートランドZ601MFB+TD-X105HV+フロロ10lb+ BMC4Bツネ