"自己最高記録更新・・・・せず"
2002年03月03日(日)北浦~常盤利根川~霞
2匹 水温:最高気温7℃℃気温:水温7~12℃℃
プチ遠征2日目は朝からいきなりサムイ!アンド風が強い!一気に冬になったよ。
■やっとメインで釣れた
宿を出た瞬間すげー寒くて防寒を着る。空は鉛いろで北風ビュービュー。これはだいぶエリアが限られちゃうかもな。とりあえず近場の「モー門。」へ。やっぱり幻の50アップは幻だったのか。まずは1本釣って落ち着こうと、昨日の最後に釣れた場所へいくも不発。
いっきにマボフェチへ。今日は先行者1名のみ。しかしビュービューのザブザブで辛そうだ。ベイトで投げるのも辛そうだけど、ライトリグだと絶対に底を取れない感じ。重くすれば根がかるポイントだし。ロッドを立てる釣りは絶対ムリ。つーことで、ニューロッドブリッツ+CCプレデターで勝負をかける。キャストはつらいので基本的にテクトロ。ブルブルブルとヌオンヌオンってリップが底にあたる。ところどころヌオヌオンがゴゴゴゴオゴ、ヅヅヅヅヅヅ、ドドドッドに変わる。硬いものが点在しる感じ。そういうとこは沖目にキャストしてニーリング。しばらくそれを続け、ゴゴゴゴゴがゴッに変わり初期根がかり。ロッドをアオってハズし、絵に描いたようなハングオフのヒットでグーンってヒット。初めてブリッツで魚をかけた。いやーいい曲がりっぷり。ラインが細いのでどきどきしながら、這いつくばって腹をつかんでランディング。うれしー!オレにとっては貴重なマボヘチフィッシュ。ここでよく聞くサイズには程遠いけど、とってもキレイなバスでした。
■自己最高記録まちがいナシをバラス
ダーヨーのスーパークイエリアへ。こちらも風ビュービューで波もある。どーすんべかな。クイの100本ノックは疲れるし、スピナーベイトもまだ早い?ここはプレデターって感じだけど、根がかり水郷イチだしな。ブラッシュベイビーなら大丈夫かもしれん。けど、家に忘れたし、ファットラップ、モデルAは浮力高すぎでゆっくり引けない。クランクベイトのトレイをしばらく漁る。お!あったあったTIFAのショット。まさにここのためにあるようなルアーじゃん!これはけっこう軽いルアーなのでロッドはFOXBAT。ショートキャストとテクトロを交えながらクイにぶつけ気味で護岸の隙間を通しまくる。この隙間にこれを通すヤツはそういないだろう。
頻繁に根がかりしてはハズしを繰り返す。そして、また、根がかり。。。はずそうと思ったらいきなりバビューンと沖へ走られる。FOXBATが極限まで曲がる。コイのスレか?耐えて耐えて強引に手前まで寄せる。が、また沖へ。うぉー無理やり寄せる。ガチガチタックルだったら思わずクラッチを切っちゃうほどの引き。でもスローテーパーとナイロンラインなので割りと余裕。ここまではね。ところが・・・
這いつくばってランディングの準備。左手でロッドを高くあげ、右手で魚をつかむ準備。
で、魚が上がってきた。そこで見たものは・・・・・
うぉーーーーーーーーーなんじゃこりゃーーーーーーーーーーーー
もう、言葉では説明しきれないくらいクソでかいバス。横向きで水面までくると、50センチどころの騒ぎじゃないサイズ。しかも体高が異常にあるバス。真っ白な冬っぽいバスだったけども、とにかく迫力的には春の琵琶湖の60クラスって感じ。もう嬉しくて嬉しくて写真を何枚撮ろうかとか、いろんなポーズで撮っちゃうぞとかHPの表紙につかうとか雑誌に写真載せるときはこれを使いたいけど、強風だし髪の毛の寝癖がすごいとか一瞬でいらんことを考える。
プラグで掛けたときはバスの口を掴めない。更にデカすぎて背中掴みもできない。もう一気にバスの腹の下に右手を挿す。触ったその瞬間バシャっと暴れ水中へお帰りになられた。
しばらく呆然とし足の震えが止まらない。化け物かとおもった。今までの数少ない50アップ経験的に釣った直後は「これってひょっとして50あるんじゃない?」なんて感じだったけど、今のはもう明らかに次元が違うサイズ&体高。推定2.5~3キロ。50センチ半ばのサイズ。
なんでバレるかねぇ。もうふらふらになりながらルアーを見てみると、な、なんと!
バーブレスだった(涙)
基本的にクランク類は八郎潟用なんで全部バーブレスにしてることをすっかり忘れてた!おそらく魚をつかむ瞬間、ラインテンションがなくなってあっけなく外れたんだろう。あーーもう悔しい最高に悔しい。いまだに悔しい。琵琶湖でも池原でもなく、この場所で。夜釣りでも釣り禁場所でもなくこの場所で。サイトでもゲロヤセの夏バスない貴重な春のブリブリのランカーを逃した。もう一生ないだろうなこんなチャンスは。ホントにくやしーーーーーーーーーーーー。泣けてくる。
まぁバーブ付きだったとしても100%取れた保証はないけどさぁ。あと、最初からバーブレスだとわかっていれば、刺さるのを覚悟で口に手を突っ込んださ。もっといえば、入水してまでも取ればよかったよ本当に。後で計ったら水深は膝下くらいだったよ。あーくやし。
死ぬほど悔しかったので、ビッグフィッシュハンターの知り合いに電話する。偶然、TIFAの展示会にいってて「田辺さんに言っておくよ」って(笑)その後、数少ない友達にバラしたことを報告する。まぁいまだに悔しいんだけどね。今度からバーブを100個くらいつけようと思う。
■北上する
シーキョへ。もうかなり放心状態で気合がねぇ。。。。とりあえず半ばやけになりながらOSP阿修羅を投げまくりのジャークしまくり。で、ゴン!ってヒット~。ウリャーって強引に引き寄せる。40ないな。こんなマメ引っこ抜いてやる~と思ったらバレちゃったよ。あーぁ。もっと丁寧にすべきと反省。
再び北浦へ戻り北上する。でもぜんぜんダメ。ついにはうっしーが知っている野池へ。でも、ぜんぜんNO感じのまま16時になる。
■快感!
帰りは常磐道なので霞ヶ浦の東浦へ。この辺はBBTIMESやっていたころ何度か来た。久々の霞。春先にカミさんがビッグフィッシュをバラしたなんとか川河口へ。キャスト20分、根がかり回収10分。反応なし。太陽がオレンジ色に。もう帰ろうかムードが蔓延してくる。
あ!そうだ、この辺にいい場所があるんだよ。冬のポイントだけど。かれこれ23時間釣りしてるけど最後まであきらめちゃだめさ。うっしーも遠慮しないで釣っていいんだってば。
そんなわけでうっしーもハリヤー持ってきているんで問題ないであろう、枯れハスポイントへ。
ここは4年位前の冬に何度か来た。狙いどころは枯れハスと沖のアシ島で、当時のオレにはタックル的にも技術的にも手が出せないでいた。けど、常連っぽい釣りウマな人たちはゴッツイタックルで大遠投してグッドサイズを釣っていた。ある種のトラウマだ。
けど、今はハリヤーがあるしアシ島まで飛ばせるし30m先のクイの根元に落とす技術・・・・は、確立12%くらいだけども、とにかく。オレもようやくここで釣りできるぞ!そんなわけで久々にヤマセンコー6インチNSをハリヤーに結んで枯れアシを狙う。数キャストで反応がない。だいぶ春っぽいのでちょっと外側にいるのか?アシ島の切れ目にキャストしセンコーを泳がせる。そして「ヌルン」と魚の感触。おー懐かしい感じのセンコーのバイト。
大きく仰け反りバックステップをかましながら、超久々のスーパー思いっきりフッキングをかます。ロックしてるはずのドラグが滑った(笑)大慌てでドラグを閉めなおし速攻リーリング。遠くでバスが何度もジャンプで抵抗。負けるもんかと一気に巻き取り。そして、これまで久々の引っこ抜き。快感!
春先プラグで釣れるのはいいんだけど、やっぱりこう豪快にフッキングしてウリャーって強気の釣りが楽しいじゃん。そんな釣りは春の八郎潟までできないかと思っていただけに、とっても楽しかった。そして、このトラウマポイントで釣れたことが何よりうれしい。
あ、うっしーも釣っていいんだってば・・・・
■まとめ
つーこってのべ24時間にもわたる釣り。6ヒット4ゲット。うっしーの幻50アップとかオレのスーパービッグをバラしたのが悔しいんだけども、まぁいつまでも悔やんでもしかたないね。事前の読みがぜーーんぶハズレたのがイタイしダサイ。あと、とりあえず釣れるだろうってポイントは先行者アリアリで土日釣行の難しさを知ったとともに、釣り人の情報収集力に驚いた。けど本湖で2本釣れたのはちょっと嬉しい。久々の本湖フィッシュだもんな。
今年は暖冬だよね。去年のこの時期よりだいぶ季節の進行が早い気が。水温も高いし、エサ釣りオッちゃん連中のスタートもずいぶん早い気がするなぁ。とりあえずこの先当分水郷方面へは行けなくなっちゃうんだけど、水郷ファンのみなさんオレの分も釣ってください。そしてあのモンスターを仕留めてください。
しつこいけどバラシシーンが夢に出てきそう。一生忘れられないだろうな。
ちょっと春めいた感じのまぁまぁサイズ
北浦最上流部に捨てられていた2匹。おそらく投網によるバス殺戮隊の仕業。上のはジャスト50で腹がパンパン。幻の魚ブラックバスを殺すなんて・・・・
男釣りで釣れたグッドコンディションの37センチ。あー雷魚釣りやりてーな。
枯れハス地帯。だいぶ様変わりしてた。
本日の釣果:2本 30後半
本日の仕掛けTD-BA651MLRBブリッツ+TD-X105HV+LABIOSナイロン8lb+CCプレデター(アユ)×1
TD-BA 7011HFBハリアー+TD-X105HV+SuperGTR20lb+ヤマセンコー6インチNS×1