"みなさんのおかげです"
2003年05月19日(月)芦田川
10匹 天気:晴れ 手段:岸
ってことで本日は休業して本格的な釣り!場所は広島県の川と野池。地元チームの方々にサポートまでしていただいて、いろんな人にお世話になってとっても楽しい釣りができました。秀樹感激!
■前日プラ
日曜の夕方仕事を終える。さぁて月曜日はどこ行くかなぁ~芦田川?池原?七色?琵琶湖?。西日本系の媒体の人や地元の人に聞き込み調査をするとやっぱり芦田川が良いらしい。ここは最近、メディアに出まくりの川なので、憧れの地であった。
で、ジャッカルの小野さんが気をきかせてくれて、芦田川に詳しい人を紹介してくれた。こりゃ素晴らしい。ってなわけで行き先は芦田川に決定。広島西端の弥栄から東端の福山へクルマを走らせた。
18時に現場へ到着。小野さんに教わった場所へ行ってみる。あーここね。ザ・ヒットでやってたわ。サキちゃんが釣りしてたとこだ。そんでもってすげーーーーー生命反応。水面モワモワのビシビシのモコモコもバチャバチャ。ベイトフィッシュと50アップがウヨウヨいる!まぁ全部コイなんだけどな。コイだらけだ。
流れ藻が滅茶苦茶多くて、いろいろ投げたけど、ノーシンカー以外歯が立たずな感じ。ブルーザーとヤマセン6インチで300mほど歩いて下見。コイは死ぬほど居るんだけど、バイトはないは、見えバスはゼロだわ。あげく、地元の釣り人はスピニングだし。オレって思いっきり勘違いしてる?夢見すぎ?こんなハズじゃ・・・。
凹んだプラでした。
■芦田川その1
朝9時小野さんに紹介してもらった方と現場で待ち合わせし、ツレツレスポットを案内してもらう。この川は全体的に浅く、下流域なのでそんな大きな変化はない。岸際も浅いので、どーしても沖にある硬い地質・ゴロタの中州っていうかハンプみたいなとこにバスが集中するみたい。水はやや濁っているんで、そーゆーハンプ状のスポットは、地元の人に教えてもらわない限り、見つけるのは困難。つーことで、かなりお世話になりっぱなしでございました。
教わった沖目のゴロタスポットにヤマセンコー5インチをキャスト。教わったとおり、川の流れに任せているとバイトがある感じ。群れがフィーディングで回ってくるとバイト連発らしい。で、そのタイミングがきたっぽい。カミさんと2人でバイト連発。でも、フッキング率が今一歩。へたっピだわ。
結局オレが30クラスを3匹釣って第一部は終了。全部乗っていたらかなり釣れていたんだけどね。
■野池へ
昼過ぎ。今度は別のガイドさんに連れられて野池へ。
周囲500mくらいの全面護岸の池。スピニングでは無理な足場の高さ。端っこは浮き草カバー。岸際はエビ藻なんかが生えている。小野さんは「バイブレーションで入れ食い」って言ってたけど、時期が違ったんだろうな。トレブルフックものはとても引けそうにない。ガイドさんには、「桟橋まわりでダウンショットで釣れますよ~」と言われた。きっと大宮ナンバーのクルマで河口湖に住んでいるって言ったから「こいつらはライトリグだろう」って思われたんだろうなぁ。悪気はなく素直にそう思われたのかも。
って言われても、カバーフェチとして、この浮き草ボーボーを見逃すわけにはイカン。迷わず電撃にテキサスをリグる。角に流れ込みと倒木があってそこに一発ぶち込む。コン!って来るはずだったけど倒木を釣っちゃったヨ。気を取り直してちょっとした壁の出っ張り+浮き草ボーボーにテキサスを落とす。と、直後にバイトの感触あり。3秒ほどまって明らかに食っている感じを確認してフッキング!ゴンゴン!バジャジャジャジャ~。ウWAO!黒々したバスが水面を割る。たのし~。せーので抜きあげ八郎で鍛えた中空キャッチ。たのし!
バイトのタイミングからして浮き草直下に浮いていたバスなんだよね。こーゆーのってセンコーノーシンカーで簡単に釣れるんだけど、敢えてテキサスのフォール中に食ってくれるってのが素敵じゃないですか。やる気満々な感じで。黒々した43cmでした。つづいて対岸のオーバーハングへ。高いところから無理矢理枝の間からテキサスを落とし込む。と、またまたバイト!ウリャ!ゴンゴン!バジャバジャ~。これまた40アップ!ぐりぐりに巻いたけど、目の前まで来たところで、蜘蛛の巣状に絡まった捨てラインに巻かれる・・。やばい!ピンチ!。ラインがみんな細いんで、勝てると信じて無理矢理引っ張ったら、ちょうど針ハズしみたいな感じでバスだけ逃亡・・・・・。くやしーーーー。
その後、池を一周してみる。カバーがなくなりウィードのみ。ネスト跡とギルのネストがいっぱいある。途中で40クラスのスクールを発見するも相手にされず。結局、なにも起こらないまま一周してスタート地点へ。
クルマに戻って大好きなマグナムリザードに交換。釣れる気がしてきたぞ。で、ちょうどこのタイミングで風が吹き出して、浮き草地帯に風が当たるようになった。ら、突然激しいボイルが起こった。最初は雷魚かコイかと思ったけど、3発目のボイルにテキサス直撃したら「ゴン!」。楽しすぎ!これまたシャローな感じの黒い43cm。
さっき、倒木釣っちゃって荒らしたスポット。もうそろそろ大丈夫だろうと、テキサスをぶち込みスイミング気味で泳がせたらゴン!これまたよく暴れるナイスフィッシュやぁ。元気モリモリの44cmゲッツ。素敵な野池。
で、この時までカミさんがノーフィシュ。かなりLOWになってて、「新幹線で帰る」とか「釣り以外の趣味をはじめる」とか言い出した。やばいんで、リザードのテキサスを勧める。で、しばらくして本日初ヒット。ホッと一安心。しかも45cmだし。
ってことで釣れるのはみんな40アップっつー凄い池でした。なにより自称「岸際のマジュチュ師」なんで大好きな釣りで釣れたので最高に楽しかったです。
■芦田川その2
午後は再び芦田川へ。午前中釣れたスポットへ入り直し。やっぱし、川バスなので、タイミングを見計らって何度か入るといいらしい。RUN&GUNするより、スポットで粘った方が結果的にいいんだって。
A級スポットはカミさんに譲ってやって、オレは橋脚狙い。するってーと、もう連続バイト。バイトだけね(涙)。ファットイカのノーシンカーを勧められて使ってるんだけど、フッキングが結構難しい。ビックリあわせしたらまず乗らない。ちょっと硬いロッドだったのでそれもあるかもね。バイトはいっぱいあって全部乗っていたらかなり数は釣れたと思う。
ここではカミさんが41cmを釣り、同行してくれた地元の方もブリブリのを何匹か釣っていた。けど、オレは35cm止まりだった。シュン。
ところで、さっきから沖で釣れるんだけど、足下にも岩が入っているんだよね。自称「岸際のマジュチュ師」なんでここで釣れないのは、許せないなぁ。こんなおいしいとこで釣れないはずがない。と思って足下の岩陰にポチャリと落として2連発。いやぁ最高!
■感謝感激
つーことで、夕方までばっちり楽しみました。芦田川も楽しかったけど、カバーフェチとしてはあの野池が超楽しかったです。サイズもグッドだし。バスは黒いし。
そしてなにより今回は、地元のみなさんに本当にお世話になりっぱなしでした。なんか地元のチームの人たちで、みんないい人でした。こんな見ず知らずの我々にここまで良くしてくれて本当に嬉しかったです。距離的には八郎潟と変わらないので、また行きたいと思いました。
お世話になった松浦さん。ブリブリのバスを釣ってました。みんな親切で釣りウマ。