"たまにはシーバス"
2002年11月13日(水)東京湾
7匹 天気:晴れ 水温:水温-℃℃気温:気温-℃℃手段:漁船
んで、小野さんのボートをボートを降り、挨拶もそこそこに千葉へ向かいボートシーバスにチャレンジ。メンバーは夏のバボナ遠征と一緒、tonoとしょうさん。
かなり辛口な文章なので、不快に思われるかもしれません。あらかじめお断りしておきます。
■釣れるなぁシーバスって
東京湾シーバス船は乗り合いとチャーターってのがあって、今回はチャーターで挑んだ。でかいボートっつーか漁船なのに3人で乗るのは贅沢だね。合計4時間で移動を抜くと実釣2時間くらいで一人1万円くらい。で、過去5~6回この釣りをやったことがあるんだけど、爆釣!の経験なし。数匹しか釣ったこと無いオレ。そして今日は潮が動かない日らしくあんまり期待はしてなかった。
19時出船。で、船首に我々のものではないロッドが2本立っている。誰の竿なんだ?チャーター船なのに。どーやら、船宿の息子のロッドらしい。インストラクターとして乗るんだってさ。ふーん。
30分ほど走って最初のポイントへ。橋脚周りを狙うらしい。水面にはベイトっけが盛りだくさんで、たまに水しぶきが上がっている。シーバスのボイルってのを初めて見たわ。tonoにラパラCD7を借りてイレイザー+TD-Z2500iT+ナイロン8lb+ナイロン14lbのセッティングで投げる。ベイトがいっぱいいるんで表層早引きしたらいきなりヒット~!楽しい~!丸2日間バスやって2匹だったのにね。
小さいけどそれなりに引く。タックルと良い感じのバランスのファイト。そんでもって2匹目もヒット~。ちょっとボイルがおさまったんで、やや沈めてツィッチ&ポーズで「ゴン!」たのし過ぎ~。サイズはみんな40前後なんだけどな。
あげくオレにしか釣れないんで余計たのしー。tonoは13cmのロングAばっかり投げてるし。
■おいおいそりゃ無いだろうヨ
んでね、釣りは楽しいんだけど、さっきからナニゲに気になっていたんだけど、インストラクターとかいう息子さんがな、エライじゃまなのよ。船首の一番いいポジションを陣取ってて。ストラクチャーと光陰ボーダーを狙う釣りだから、すげー邪魔なのさ。インストラクトすることなく、ひたすら「自分の釣り」をしてるだけ。
百歩譲って、客である我々がキャストしたあと遠慮がちに投げるならともかく、ポイントにつくやいなやの我先キャストだぜ。ちょっと呆れた。
最初の3ヶ所はポツポツ釣れたんだけど、だんだん気配がなくなってきた。んで、4ヶ所目の橋脚に移動。さっきまでオレはそいつと一番離れた場所に立っていて、tonoやしょうさんを気の毒に思っていた。彼らは人が良いから文句の一つもいえない。んで、4ヶ所目はオレがヤツのとなりに。光陰ボーダーにキャストしようとしたら、案の定ヤツが我先に投げヒット!しかも2連発。そんでもってシャーシャーと「光と陰の間通せば釣れますよ」なんていいやがる。
オトナのオレもさすがに切れた。
そんな事百も承知の助。あんたが先に投げるから俺らは遠慮して投げられないんだよ。なんで客より先に一番にいとこに投げるのかと言ってやった。
二十歳そこそこと思われるそいつはやや不満げな表情。そしてふて腐れながらこういった。
「かぶせて投げてもらって良いですよ」
はぁ?そうなの?シーバス船ってのはそういうルールなの?そうなんだ。じゃいいや。と、その時は納得した。あとでシーバスに詳しい人にきいたらそんなことないらしいけど。
まぁそれ以来ヤツもちょっとは遠慮してたから許す。つーか、普段からこんなことやってるのか?創業何十年だかの老舗らしいんだけど。インストラクターなら、客が数回投げてダメだった初めてキャストしてレンジとかルアーのアタリを教えろってーの。
■ゲームフィッシング?
そしてもう一つ。どこでもそうなんだろうけど、とにかく「数第一主義」なのよね。マイクで何度も「どんどん数釣ってください」と言う船長。しかも「船縁でバラシたのも1匹に数えてください」だと(笑)これには一同苦笑。
オレは魚へのダメージを減らすためにバーブレスにしてるし、取り込んでも、ボートデッキに魚を落とさないようにして、魚体にも触れないよう慎重になっていたから、フックはずしにちょっと手間取った。(逆にダメージ大?)なんかバスと違って口のまわり柔らかいから余計大変。そんな事もあって手返しが悪い。でも、いくらリリースするからって魚を乱暴に扱えない。でも、船長はさっさと逃がしてどんどん釣れと。
tonoなんかも13cmミノーとか投げててぜんぜん釣れないんだけど、別に本人がそれで釣るのを楽しんでいるんであって、数第一主義じゃないのにな。
なんだかんだ言っても漁師というか数第一主義なエサ釣り感覚なのかも。ゲームフィッシングという概念が無いというかなんというか。新聞とかホームページに釣果=数で載るから、商売的にはしょうがないんだろうけどね。
ちなみに、船宿のホームページには船中47本ゲット!と大嘘が書いてあったよ。実際は30匹弱で、そんな釣ってねーってば。客をナメすぎ。
つーことで、釣り自体は楽しかったんだけど、超我先な自称インストラクターと数第一主義の船長、ウソのホームページ掲載と、船宿選びが失敗だった。tonoに予約してもらったから、こんな事書くのはtonoにも悪いんだけどね。みなさんも船宿選びは慎重に!
釣果:7匹 40~50センチ
本日仕掛け:テムジンイレイザー+トーナメントZ2500iT+道糸8lbナイロン+ハリス14lbナイロン+ラパラCD7 チャートバック