"2日目は大きい湖で"
2005年10月27日(木)ギブソン湖
3匹 天気:晴れ 気温:河口湖くらい℃手段:トライトン21
そんなわけでアメリカツアー2日めはガイドさん達の粋な計らいで当初の予定通り、半日だけどフォートギブソン湖で釣りできることに。元もと釣りは一日だけの予定だったのでラッキーです。
日本とは大違い
日本とは大違いで、米国はライセンス制度がちゃんとしてます。昨日は個人池だったので要らなかったみたいだけど、今日はちゃんと購入。申請するのも簡単ではなく、ID的なもの(パスポート、免許証やら)が必要だし、ライセンス証には身長とか髪の毛の色まで記載されてました。3日間有効ので23ドルだったかな?ライセンスは↑ここで購入。
話は逸れますが、やっぱり日本とは大違いってのが、バスの扱い。州発行の釣りガイドブックのFAQ欄には「個人池にバスを入れたいけど、どーやって手に入れるの?」って問が。FAQかよ!で、回答は↑の、日本で言う「水産試験場」的なところで手に入れることができるそうです。スゲーな。
国内移入種だけども在来種のバスは本当に大事にされてますね。
もちろん外来種の扱いは敏感です。以前、琵琶湖リリ禁騒ぎの時、米国大統領に援護してもらおう??的な動きがあったような気がしますが、米国こそ移入種は徹底的に駆除ですよね。同意して貰えるとは思えない・・・。
前出の資料にもアジアンカープ系(レンギョ、ソウギョ、青ウオなんか)が要注意魚として載ってました。更に
ホテルでESPNのBASSCENTERって番組見てたら「PUBLIC ENEMY」ってタイトルで雷魚の特集でした。食用で中国から入ってきて、生け簀から脱げだして広まってて(ってな感じの事を言ってたんだろうなーと映像より判断、言葉は早口すぎてサッパリ!)。タイミングよくBasswaveさんとこにも載ってました。
そんな訳でオーストラリアに行ったときも外来種問題にはかなり力を入れてるなーと思ったわけで、日本もバス釣り好きとしては悲しいけども、特定外来生物法は、ちょっと今更だけど仕方がないよね~って思いますよマジで。
釣りの話
話が逸れましたが釣りの話です。
出発前にGoogleLOCALでみた絵的に普通のマウンテンリザーバーかなーと。日本によくあるタイプのリザーバー。米国のバス釣りは永遠に続くベジテーションにフリップっつー勝手な想像なので、あんまり期待してなかった。なので、どっちかって言うと、バスよりホワイトバスを釣りたい!って感じで、前日ガイドさんにも言っておいた。んが、現場に行ってみたら意外に浅くて水色も良い感じのステインでした。
湖に行く前にガイドさんの自宅に寄ってボートをピックアップ。すげー家。ガレージにバスボート。E.YAZAWAな世界。いやースゲー。
もう1艇は昨日と同じガイドさんのトライトン。その2艇に分かれて昼過ぎに釣り開始。
最初はオレの望み通りホワイトバス狙い!ってか、もともとここはラージマウスが少ないし、急激な増水で更にタフなのでホワイトバス狙いがお勧めみたい。別チームはほぼホワイトバス狙いで20匹くらい釣れたそうで。しかも、巨大なドラムとかも釣れたみたいでちょっとジェラシー。
で、ホワイトバスはさっくり釣れず移動。
RUN&GUNならぬRUN&RUNであちこち走り回る。ひょっとして釣れないからバスボートドライブで喜ばせようとしてる?って勘ぐりたくなるほど(笑)たぶん、このガイドさん、何度も日本人を乗せているんで、きっといつもならプレーンした瞬間キャーーーーとかWAO~~~~~~とか喜んでくれるんでしょうね。すみませんスレた客で。
んが、結構爆走に慣れているオレでも75MPHを超えるとかなりきつかったですよ。快晴ベタだったから良かったけど顔が痛かった。
途中で「ここからYOUがドライブだ」って言われ、怖いからスピード出さないけどOKよ、って言って運転を変わった。んがトリムをあげてもメーターが動かず。あれ?上がっている感じはあるけど、イマイチしっくり来ない?けど、とりあえずアクセル踏み込んで爆走!べた凪なのと船が大きいのとで、スピード感がトロ丸とは大違いです。気づけば70MPH超えてましたよ。キケンエリアに突入して、運転終了。あー楽しかった。ちなみにトリムメーターは故障してました。後の夕飯時「この人、最初はゆっくり走るって言ったのに、飛ばしまくりだったぜAHAHAHAHAHHH」って笑われた
やっと釣りの話
で、今度こそ釣りの話。いや、マジでバス狙いの最初のキャストまで長かったんですよ。
ワンド状エリアに広がる1ft台シャローにコンクリート片が落ちているとこ。めちゃくちゃオレの得意分野じゃん!ってことでCCプレデターを投げるも、浅すぎた。なのでブリッツに変えてキャスト&リトリーブ。昨日はカンタムのリールに苦労したので、今日は同行者からシマノのリールを借りてそこそこ快調なキャスト。
で、来ましたよラージマウスバスが!コンクリート片にクランクが当たって飛んだ瞬間ラインテンションが緩み合わせたら魚でした。いやぁ釣れないと思っていただけに嬉しい1匹。しかも得意なシチュエーションだったので余計嬉しい。もう帰ってもイイや。あ、いや、ホワイトバスは是非釣りたい。
しばらくあちこち回って、優先的にキャストさせてもらっている同行者がノーバイトで結構LOW気味だったけど、なんとかキャッチできてオレも一安心。なんたって今ツアーの主役は彼であり、オレはオマケ的な立場なのです(仕事で来ているとも言う)。
次に向かったエリアではガイドさんがモデル4Aでホワイトバスを連発!オレも釣りて~とプレデターを投げまくるも不発・・・・。同船者も他のルアーを投げるも釣れない。モデル4A大当たり?
しばらく釣れない時間が続き、夕方チックになった頃、↑このレイダウンでオレのドラマが起こった。ガイドさんに借りたボーマーモデル4Aを投げて枝に当てて浮かして当てて浮かしてをしてたらヒット!
カバークランキンって言うんですかね、本場でやれて嬉しいです。サイズはこの際どーでも良い。
ここはよっぽど条件が良いのか、ストック量が凄くて同行者のテキサスにもヒット!んが、惜しくもラインブレイク。ガイドさんは「たぶんホワイトバス」だって言う。マジ!こんなレイダウンにもホワイトが居るのか!と熱くなった。ホワイトは、完全なベイトフィッシュイーターで、季節にもよるけど、マスみたいに、ベイトについて沖合をスクールしてる、みたいな事書いてあったので意外。
で、さっきと同じように枝に当てて浮かせてを繰り返してまたまたヒット!上がってきたのはホワイトバス!嬉し~~~~。
目的達成。もう帰ってもいいや。まー簡単には帰れないけど。
いい加減クランクはスレただろうってことで、今度はスピナーベイトを投げる。一番太い枝に当ててそのままフォールさせたらヒット!いやぁ楽しい。やること全てが上手くいった感じ。
サイズは気にしないこと。
出発前にコーディネーターさんから「16時にスロープ集合」って言われてたんだけど、16時はとっくに過ぎてるけど上がる気配無し(笑)。
途中小さいワンド入り口付近で、深い側をやってたガイドさんのジグにホワイトバスがプチラッシュ。俺らは浅い側をやってたんだけど、試しにモデル4Aにしたら
またまた可愛いホワイトヒット。同行者が僕も釣りたいですって言って、このルアーに変えたら一撃ヒット。どんだけ好きなんだよ!ってくらい、このルアー大当たりでしたホワイトバスが。ガイドブックには色もカタチも小魚に似てるのが良いって書いてあったけど。
ってか、いつまで釣りスンの?ってオレが心配になるくらい。
結局スロープに戻ったのは18時頃。もう1艇も俺らよりちょっと早く上がっただけ(笑)。もう1艇のガイドさんも、クルマのカギがそっちのボートにあるからとか携帯が通じないから時間延長したとかなんとか笑いながら言い訳してて釣りバカは万国共通だなーと思った米国ツアーでした。