"下調べ"
2000年02月04日(金)茨城方面
1匹 天気:晴れ 水温:気温5~9度℃気温:水温-度℃手段:
今日は一人なのでスーパー自由気ままに行動できる。霞方面で一人で釣りをするのは初めて!きゃー。
でも、どーせ釣れないんだから、今日はちょっと趣向を変えてみた。トーナメンターがシーズンオフ中に「魚探掛け」というものをやる。釣りをせずにひたすら魚探をかけまくるのだ。そうだ、今日はそれをしてみよう。
毎回BBTIMESの取材で苦しい思いをするのは、オカッパリポイントを知らないせいだ。もっともっと知らなきゃダメダメ。
っちゅーわけで、今までまわったことのないエリアをまわってみることにした。もちろんオカッパリなので魚探をかけるのではなく、ルアーをキャストして水深とボトムの感触を調べるだけなんだけどね。
■まずは霞ヶ浦東岸
常磐道で石岡まで行って下道へ。東浦最北部の恋い瀬川あたりから湖岸の道へ。 今日は朝の気温が5度もある。今のところ風は無いが昼から強い北風が吹くそうだ。釣るなら今のうちか?まぁ下調べといってもバスは釣りたいからのう。
ドックを一つ一つチェックする。まず最初に釣り可能かどうか。釣り可能ならば、石積堤防の周りの深さとゴロタの入り具合をチェック。ついでに周りの全体的な水深も測る。あと一応水の色も見る。上流から3つ目くらいまでは、釣り可能ドックだったが、条件はイマイチ。水悪いし浅いし。
4つ目くらいから、いい感じになってきたが、釣り禁止の看板が立っている。しかも、割と出来立てホヤホヤの看板。そういえば、この辺は去年の秋までは入れたもんなぁ、、、、あーまた釣り場が無くなっていく。悲しい。
霞大橋より下流側はドックがめちゃくちゃ多いんだけど、オール釣り禁止。本湖の東岸、玉造エリアは全滅だ。ヤレヤレ。
かなり南下し、 牛堀あたり。この辺は釣り可能っぽい。看板は立っていない。けど、ちょっと釣れる感じがしないなぁ。たまに、いい感じのゴロタがあるんだけどね。ちょっと浅いかも。春なら釣れるのか?
霞の南端まで来たついでに、対岸にある本家とがゾノへ行こうとしたが、この頃はすでに北風びゅーびゅーで断念。国道51号へ北浦方面へ向かう。
結局、霞で得た好材料はゼロ。むしろ、釣り禁止が圧倒的に増えている。釣れる釣れない以前に漁港には「立ち入ることさえできない」。これが現状。ヤレヤレ。
こんな事書くと「ドックで釣りをしなければ良いじゃん」と言われそう。確かにそうだ。そもそもBBTIMESではドックでの釣りを自粛しているしね。でも、バスが濃いいドックを見つけられれば、その周囲からなんとかバスをとることができるかもしれないし、ヒントも得られるハズ。
■鰐川~外浪逆浦
ちょっとスケベ心を出し、最近10割安打な北浦の某ポイントへ。しかし、このとき、北浦はすでに冬の日本海。がーん。
さっさと鰐川を下ってみる。全週マップを見ながら車を走らせるが、プアだよなーこの辺。たまに、陸地側にドックがあるけど、全部立ち入り禁止。
一旦水門で車を止める。風裏なんで波は無い。水も北浦に比べてトロトロ感が無くいい感じ。ちょっと緑っぽいけどね。水門周りにナス3号常を落として見る。アオミドロがいっぱい着いてくる。底感もイマイチ。
そのまま護岸ヘチへピッチングして進む。どこもイマイチ。浅いなぁ。小さい導水管へ沿って常を落とす。ちょっとシェイク。しっかし、なんか、この辺って生命感がまるでないよなー。全然釣れる気がしない。って思ってたら、ちょっと違和感。ん?とりあえず合わせてみたらヒット!おー居るんだこんなとこに。
殆ど無抵抗で上がってきたのは、30センチくらいのこの辺にしちゃ小型のバス。しかし、模様が綺麗で全体的に緑っぽく体高もばっちり。琵琶湖のバスみたい。明らかに北浦のとは違うね。写真を撮ろうと思ったが、車に戻るのが面倒なのでそのままリリース。
なーんだ居るんだね一応。
次にかなり大規模な石積堤防を発見。内側のドックは立ち入り禁止だけど、こっちは大丈夫。ちょっと浅いけどゴロタも点在している感じ。さっきの一匹のせいで、思わず本気モードでしばし釣り込んでみる。ツネでゴロタを見つけてステイシーで重点攻撃。しかし、ノーバイト。
逆浦の最南端まで来た。 さて、どうしよう?
■黒部川
3匹のサシデさんに「どっかオカッパリで釣れるとこないっすか?」と訪ねると、必ず言うのがこの黒部川。初めて来たぞ。まずは利根川と黒部川を結ぶ水路へ。
ヘチにツネを投入。おー深い。3mはあるな。ボトムがイマイチで水が茶色だけど。水門が閉じていて水も動いてないし風も当たってないし、いかにも!って感じ。しかしバイトは無い。まぁいいっか釣れなくても。全週マップを見ると、その先にゴロタエリアがあるとのこと。
うぉーめちゃくちゃいい感じのゴロタエリア。ワンド&水門&アシ&ゴロタだぜおい。まー今はダメだろうけど、シーズンインしたら是非寄ってみたいスーパーポイントじゃんこれ。
更に車を進め黒部川本流へ。
幅が70mくらい?の川でエサ釣りのおじさんの他、バス釣りの人も結構いる。ざっと車で流してみる。護岸されているのでヘチ釣りにはいい感じ。
最上流部でツネを落としてみる。深さはまぁまぁだけど、底が柔らかい。イマイチな感じ。全週マップによると、ところどころゴロタがあるそうなんで、それを見つけられれば釣れるとのこと。なるほどね。結構穴場っぽい場所で風の影響も少なそうなので、バックアップには良さそうな場所だ。っていうか、「3匹が行く」でかなり釣っていたから、メインにしても良い場所かもしんない。
さて、これ以上南下すると家が遠くなるな。そもそも徹夜明けで超眠いんで一気に土浦へ戻る。
■土浦
前回同様、16時すぎ土浦新港へ到着。前回の「オレの釣り」で新川は釣れる気がしないと書いたら、新川に詳しい読者さんからメールをいただき、ちょっと詳しいポイントを教えていただいたんで、その辺へ行ってみる。とりあえずナス3号を投げまくる。水深は結構あるけど底が柔らかい。たまに硬い何かが引っかかるけど、粗大ゴミ?対岸のヘチ常さんが小バスを釣っている。おう、噂通り魚は濃いのね。足下にはベイトフィッシュやら小バスがうろうろしてて魚影は抜群。ただし人が多いなここは。地元の子供も居るしね。取材には向かないけど、ここなら家から1時間だから平日にちょろっと来るには最高の場所って感じだ。
■そんなわけで
かなりの距離を走ってざっくり見て回ったけど、結局、マイナス材料だけをゲットしちゃった感じだ。
結局
よく釣れる場所→目ざとい上級アングラーがあつまる→上手いからよく釣る→通りかかった人が釣っているシーンを目撃→噂が広まる→釣り人が集中する→その中にはバカも含まれる→バカは平気でゴミを捨てる、ラインを捨てる→漁師さん怒る→立入禁止
の法則?で良い場所ほど入れなくなっているのが、最近の霞・北浦の現状なんだろう。やれやれ。
本日の釣果:1本 30cm
本日の仕掛け:ハートランドZ601MFB+TD-X105HV+FCスナイパー14lb+3 1/2" ZIPPER GRUB+ナス3号ツネ