"サイトができるバス管釣り"
2012年02月12日(日)遠い管釣り
5匹 天気:晴れ 手段:岸
箱根のオジサンに呼ばれて管釣りのイベントへ参加。サイトができる貴重な管釣りで楽しかったです。
メインルアー封印orz
けっこう厳しい管釣りとのことですが、デリシャイのULJH投げれば釣れるんでね?っていう妄想を元に大会二日前にジグヘッドを仕込み。しかし、大会前日に管釣りHPを見てビックリ!
ワーム禁止 orz
一気に行く気が失せた訳ですが、大会にエントリーもしちゃったのでドタキャンするわけにもいかず。ワームが駄目なら最終兵器のアラベスクがあるさ。管釣りルールではOKみたいで一安心。
とりあえずアラベスクをメインとして予備でスモラバ、ミノー・シャッドなんかを準備。近所のSさんに迎えに来てもらって会場へ。
参加者は38名だったかな?池が狭いのでA・Bの2チームに別れ30分間の予選を2回づつ行うルール。
そして大会ルール説明で驚愕の一言が主催者から告げられた。
「フェザーとか毛とかも一切禁止です」
んズガーンorz
メインルアー封印w
ま、仕方ない。
そんなわけで予選ではとりあえず数釣り勝負とのこと。
まずはAチームの第1回戦が始まります。開始早々2名が釣ったけど、それ以降は沈黙・・・・
ぱっと見釣れそうなバスがいっぱいいるんだけど、簡単では無い模様・・・
オレはBチームなのでA組のペアの人の数を記録する係ですが、それにしても釣れてない。で、人の釣りを見てる30分はとっても長く感じますね。
大会はノーフィッシュ
そんなこんなでA、B入れ替わってBの予選スタート。
いたることろに釣れそうなバスがいっぱい居るんだけども100%無関心ってかバックしてくバスばっかりw。スモラバには相当スレてる感じですね。
Aチーム一回戦で1匹釣ったIさんに小さいテッパンを貸してもらったので、それをキャスト。スモラバに比べたらバスの嫌い度が低い模様。そんなに逃げない。
体感的には10分くらいで、オレのターンの30分が終了。もちろんノーフィッシュorz
次の30分もBチームが続行。
テッパンを引けるボトムは極わずかで、他はボトムがアオミドロ。なので、スモラバで頑張ろう。
池を一週して数十匹にアプローチ。99.9%は固く口を閉ざしてゆっくりバックします。が、1匹だけ嫌がらない個体を発見!
そして、岩に置いたスモラバにゆっくり接近して下を向いた!
ハグって食った感じだったけどミスった~~~~orz
これが大会中の唯一の反応でした。
そんなこんなでまたまたノーフィッシュで終了。
で、ですね、2回目の終盤にオレの横で2連発した人が居たんです。釣り方は自作のラバージグの早めのスイミング。ラバージグのトレーラーも禁止なので、ラバーが長めの自作ジグ。全長10cmくらいですかね。そして多分重さは2.7g~3.5gくらい。それをキャストしてけっこう速い速度で中層を巻いてくると、バスが下からモンドリングバイトしてくるんですよ!!!
バイトの仕方が超本気モードでした。
そんで、着水~着底からの最初の数メートルでバスもマスも数匹がチェイスしてくるんです。釣れるのはそいつらじゃなくて、別の場所に居るのが下から突き上げてくる感じでした。いやーいいモノ見させてもらったわ~って感じです。
オレも、まぁまぁ毛が長いアベラバ1.8gで見よう見まねでやったけど、ヘッドが軽いんで、浮き上がりが速すぎでした。あと、ラバーが横方向に開いているんで、その人のジグのようにキレイな泳ぎは無理でした。
で、なんで、そんなロングラバーなジグが効くのかと思ったら、ここはエサとしてドジョウを与えているんだそう。まさに目からウロコのマッチザベイトでした。
ザ・ご当地ベイト
つづいてA組の予選2回目。少し水温が上がったのか、まぁまぁ釣れ始めた感じです。で、釣れている人達は常連さんばっかりで、使っているルアーの系統もみんな同じ。それは、ジョイント系のハードプラグでした。
ドラゴン秋林さんのドラゴンスライダー・ハマクルさんとこのモーラ、そしてイマカツのレーシングシラウオ。これらが超ローカルベイトのようです。レーシングシラウオでは5本釣った人も(驚)
前出のロングラバーラバージグの人もそうだし、結局のところ、その手のドジョウっぽいルアーが正解のようです。凄い世界があるんだなーって感心しまくり。
その人達の釣りを見ていると、釣れるルアーはバスもマスも着水直後から反応してるんですよね。スモラバなんかだと着水直後から激逃げされるんですがw
そして驚きの事実がもう一つ。ドジョウの他にマスの切り身もエサとして与えているようで、それをまくとマスもバスもちゃんと食べるんです。だから、白っぽいルアーも好反応でした。
A組2回戦が終わったあとに30分の敗者復活戦!
駄目野郎なオレはもちろんそれに参加したけど、やっぱりスモラバではどーにもならず、何事も起こらずあっという間の30分でしたorz
表彰式
最後は1時間の決勝。5回検量出来てTOP3の重量で競う感じ。さすがは決勝戦で釣る人は釣ります。
そんなこんなで6時前に着いて昼を過ぎてかれこれ7時間以上ここに居ますが1.5時間しか釣りしてませんw そして何も釣ってないという虚しさのなか表彰式。
優勝は地元の高校生で、なんとこの池の大会4連覇とのこと。スモラバを使ったサイトだそう。やっぱり上手い人が使うと釣れるんですね(照)
釣れなかったけど賞品はいっぱい貰えてよかったです。
けど、1匹も釣らずに帰るわけにはイカン!ってことで残業。
残業はアラベスク解禁!
大会ルールではNGでも釣り場的にはOKなアラベスクを準備して残業開始。
最初は地味目のカラーでやったけどイマイチな反応。チャートにしたら急に反応が変わった!
っても、岸沿いに浮いているのとか、ウロウロしてるのは全く釣れません。あの山木さんですらお手上げ!って言っていたのでその難しさは解ってくださいw
でも、フローティングカバー下にサスペンドしてるバス達はまぁまぁ反応してくれます。ボトムにつけちゃうと駄目だけど、浮き物にラインを引っ掛ける、いわゆるチョウチン釣りだと反応します。
駄目なヤツは全く駄目だけど、食い気のある奴は少し離れたところから寄ってきてルアーをガン見。そこでシェイクとかすると決まってヒレがパタパタし始めて食うのか?って期待すると100%バックしていきますw
けど、ヒレパタが始まったらずーーっとポーズしてるとパクって食べてくれました。一瞬で「ペッ」って吐き出すんで、食べた瞬間に合わせないと駄目でしたが、蛍光イエローのアラベスクなのでバイトもよく解ります。
隣に優勝したスーパー高校生がやってきた。中学生君にスモラバのサイトの方法を教えてます。その話している内容がも~凄い。サイトの達人と言われるプロ並みでした(驚)。しかも説明中にバンバン釣ってるし。末恐ろしいわ。この手のスーパー高校生がエリート専門学校に入って次世代のAOKDSKのようなスター選手になるのかしら。
そんなスーパーティーンエイジャーに混じって、彼らのお父さんくらいの世代な俺らおっさんも頑張りますw
アラベスク解禁でなんとか5匹キャッチ!
こちらのオジサンもジョイントプラグでいっぱいキャッチ。最終的に10匹釣ってました。流石です。ヴァンキッシュと今春発売のグロリアスをちゃんと構えるところがプロですね。そうそう、途中から懐かしのWKさんも登場しました。ワカ岩で釣ってましたw
というわけで、大会中は駄目だったけど、後から釣れたので良かったです。バスの管釣り数あれどサイトできるところは多くはないので、なかなか貴重な釣り場ですね。1時間単位の券もあるようなので、こういうのが近所にあるといいなーって感じでした。なお、普通に温かい時期はバンバン釣れるそうですよ。さすがに今は寒すぎですもんね。