"んズガーン!"
2004年03月15日(月)河口湖・西湖
1匹 天気:晴れ 手段:岸
夜型生活をリセットする目的も含め朝から釣りをしてみた。また暖かくなってきてソワソワとする今日この頃なんだけど、でもまだ3月。まだ早いだろうなーと思っていたんだけども・・・・
\tそう我々は目撃者となる(釣りビ風)
\t■河口湖ノーシンカーピンスポット直撃
\t\t先週末に今年初の放流があった。日曜日の大会の写真を見ると、よ~く肥えたナイス放流君がいっぱい釣られていた。
\tロイヤルで釣れたと言うことは、あそこのピンに着いているに違いない。つーことで、クルマの横に落ちていたセンコーを拾ってリグってピンスポットへ。
\tなんで高比重ノーシンカーかっていうと、やや遠投する必要があるのと、岩の塊を狙うため。
\tが、しかし、撃ちたいピンに先行者。しかたなく畳岩方面へ。
\t浅くてボトム丸見えなんだけど気配なし・・・と思ったものの、足下の岩をよーく見ると居た!しかも2匹。
\tセンコーはお嫌いな様子。で、ポケットからワームを取り出そう・・・・ガーーン。全部クルマに置いて来ちゃったよ。しかもノーシンカーオンリーのつもりだったので、シンカー、フックもなんもナシ。
\t悲しいことに河口湖はワームが死ぬほど捨てられているので意外にワームには困らないんだけども、見渡す限り、4インチグラブのテールしか落ちてない。みんなイモにするのはいいけど、尻尾捨てるの辞めようぜって感じ。
\tそんなわけで、あれこれ試したら釣れたかもしれないけど、なんせ手数が限られ結局1時間もハマったのに口を使わせることができず。クルマに戻れば良かったかナー。
\t割と普通に動くバスだったけど、ハイシーズンみたいに甘くはなかった。
\t夕方なら釣れるかな~。オレにでも。
\t
■西湖観察(西部警察ではない)
センターフィールドの山中湖情報を見ていると、2mくらいのウィードで釣れてるらしい。山中湖の2mで釣れるなら西湖もあり得なくはないよなーと勇気づけられる今日この頃。オレが富士五湖で釣れるのは5月以降なんだけども、とりあえず西湖観察へ。
120%釣れない自信があるので、テキサスを広範囲に投げてブレイクの様子を探ってみた。思っていたより浅いのね。
で、まだ青いウィード(山中湖の水中島に生える細いウィード)が頻繁に引っ掛かってきてちょっと熱くなる。この辺はスポーニングエリアでもあるので、4~5mにウロウロしてないかなーと期待を込めるもやっぱりまだ1ヶ月早いよな~。
■バスの絨毯?
まー今日はこの辺で。と思ったんだけど、一ケ所だけ気になるエリアがあるんで覗いてみた。ディープが近いのでもしかして!と思ったんだけどなにも起こらず。沖目沖目のパブロン攻撃をしつづけるも、やっぱり1ヶ月早いよな~。いい加減帰ろうと思ったその時!
なんか魚っぽいのが3匹ほど浮いてきた。丁度稜線から太陽が顔を出して風が止んだタイミングだった。
上から見てるので、ギョシュ判定がビミョウ。コイ?ヘラ?いやー色的にバスだよな~。そーっと見てると、更に浮いてきてバスと判明!しかも45クラス!
ここからはもう怒濤の攻撃。クルマに3回も戻ってアレコレ試すも、まーーーったく無反応!こりゃ手強い。ちょっとしばらく様子見。5歩ほど先に進むと・・・!
なんと!バスの絨毯?イチニーサンシー・・・何匹いるんだ?見渡す限りバス(笑)。
もうね、クルマのタックルを全部降ろして考え得る事を全部試したけど、まーーーったく無反応。スイムベイトをこんなに無視されたもの初めて。角度的にプラグは引けないのでワームのみだけど、とりあえずやれることは全部やった。1インチ~8インチまでノーシンカーからテキサスまで、表層からボトムまで横引にフォールにロングステイに、スローにクイックにシェイクにスイミングにバンプに岩陰に潜むヤツにボケーっとしてるヤツに。しかーし、まーーーったく無反応。
しっかしこの人達、みんなサスペンドしてて、しかも全員向いている方向がバラバラ。ボトムにはコイも。
これはどー考えても「日光浴」でしょう。河口湖はシャローにワカサギが差してきてるけど、西湖にその気配はなし。だからフィーディングしてるわけでもない。ぜってー日光浴!
こんな大量のバスにここまで無視されたのは初めて!
こりゃ誰かに釣って貰いたい!ノムシュンに電話してみた(笑)。しかし高滝に居るらしい。
ベイトが居ない以上、フィーディングスイッチが入るとは考えられないんで、あとは風が吹くとかなんかの変化があれば食うのか?
と思ってたら沖合で風が。こっちに来るぞ!急いでクルマに戻って今度はプラグ類を大量に持ち込む。が、しかーし、風とともに一斉に深い方へ消えちゃった!
とはいえ、まだその辺にいるだろうから、やや沖へアレコレ投げるも結局ダメ。風が暴風になりラインが「つ」の字になりなんともならなくなり終了。
■上手い人にHELP
興奮さめやらぬまま、もう誰かに話したくて話したくて。キャリルに行ってみた。沢村さんとはよく西湖の話をする。
で、沢村さんも去年同時期同じような経験をしたらしい。シャローに凄い数がいるけどまったくダメだったと。その数週間後、ルアマガの取材で記録的なバイトラッシュにあったそうで。そん時はもう一段深いレンジだったはず。
で、先週大会があって、7mレンジで釣れたらしい。そんでワカサギが10mラインで入れ食いだったと。
ってことは、バスはこの一週間でレンジをだいぶあげてきてて、ワカサギはまだ深いとこにいて、ワカサギが徐々に上がってきてバスのレンジと一致したとき、プリの荒食いも手伝って、スーパー爆発!が起こる?と勝手に想像。そのタイミングを逃すモノか!
続いてTBの店長に話しをしてみると、相模湖、津久井湖でもこの時期似たような事が起こるらしい。で、やっぱり津久井軍団のスーパー釣りウマ系な人、千葉さんとかは、そーゆーバスも釣れるんだって!さすが!
いやー興奮のあまり、長文で語っちゃったけど、結局ノーバイトなのね(涙)
■夕方もう一度
さて、しつこいオレは夕方嫁を連れてもう一回様子見に行ってみた。が、日陰と風でなーーんも見えず。やっぱり、あのときは絶妙なタイミングだったのね。風が止んで日が差した一瞬だけ日光浴にきたみたいだ。
寒くて速攻で撤収。
しかし、更にしつこいオレは、もう一個所気になるエリアへ行ってみる。一番暖かそうなエリアで去年も初西湖バスはここで見たんだけど・・・・。なーんも居ないね。やっぱり1ヶ月早い・・・とはいえ、さっきあんなの見ちゃったしなぁ。
ヨメが「お先!」とクルマに戻った。「オレもあと2投で帰るよ」って言った直後、足下の岩陰にバスの尻尾発見!頭側が貫通してるのか見えないけど、とりあえず岩を超えて頭側にジグヘッド落としたら尻尾が消えてロッドに重み!釣れた!
しかーし、ゲロ痩せで病気がちなちょっと痛々しい魚。オレ的に3月に富士四湖で釣れるなんて快挙なんだけど、ちょっと・・・。まー嬉しいけど!
そんな訳で、たまたますげーのを見ちゃったので今年の西湖観察は1ヶ月早いスタートとなりそうです。まーどーせ見えるだけで釣れないんだけどね。
一応写真撮ったんだけど、あまりにもまりにもなのでモザイク。