"釣れる気しかしない"
2012年03月27日(火)琵琶湖
1匹 天気:晴れ 水温:8~9℃気温:2~10℃手段:truth
いつも完全防寒で水温10度前後のタイミングでしかいけない琵琶湖。今年もそんな感じw
琵琶湖は近いなぁ
ちょっと話は一週間前に遡ります。オレが行くのは27~28日。そしてその翌週に店のお客さんのYさんが行くらしくて
「いや~たぶん、オレが行くタイミングで水温が9度とかでYさんが行く頃には12度とかになってて、たぶんオレが駄目駄目でYさんの時は春爆ですよ~」なんて半分冗談で言ってました。一応、水温推移をウォッチしてるんで。
まさか、それが現実になるとはw
そんなわけでいつものKさんと琵琶湖2Daysです。相変わらず赤信号地獄に巻き込まれつつ1時間5分掛けて東京西部のKさん宅へ。
路面凍結の懸念から今回は東名コースで。御殿場まで行くと残りたったの370キロなんですよね。浜名湖SAからオレが運転したんですが、そっからだと300キロ切っているという。第二名神開通効果もあって、めちゃくちゃ近いですね琵琶湖(八郎に比べてですが)。神奈川在住だったら毎週でも行ける感じ(お金が持てば)
とはいえドアトゥードアでは八郎とそんなに変わりませんけどね。オレの場合。
そんな感じで初日はHPが素敵にリニューアルしたtruthさんとの釣り。
釣れる気しかしない
朝まぁまぁ冷え込んで水温は8度チョイ。朝の早い段階で平村さんが「今日は一人ワンバイト~1本くらいですかね~」って言う。
まさかそれが現実になるとはw
アラバマリグかスイムジグを、ということなので、オレはアラバマは置いといて(体力温存)、スコーンを投げます。
キムケンがたまに「釣れる気しかしない」という言葉を発しますが、この日のオレは、まさにソレ。
うまく言葉で説明できないんですけど、本当にスコーンを巻いてる時は10000%釣れる気がするんです。
決して「釣りたい欲」「釣り釣り殺気」が出ているわけじゃないんです。自ら「釣りたい」のではなく、今にでもバスが勝手に食ってくるとしか思えない状態。
リールのひと巻きひと巻き常にバイトが来そうなフインキなんですよ。
こんな気持ちでバス釣りしたのは初めてかもしんない。マジで。
最近のオレは八郎と榛名湖以外だとだいたい20分くらいで気持ちが折れますw
ベイトがモンモンしてる時は別ですが、基本的に視覚で生命感を捉えられない時の気持ちの折れっぷりはハンパじゃないです。
なのに、この日は常に「あ~今にも「コン」とか「プっ」とか「無」とか来そう」ってずっと思ってましたよ。
スコーンを投げている時のみ。
Kさんと平村さんがキャストしてるアラバマリグのウィード引っかかり具合を横目でチェックしつつ、彼らよりもちょっと深いところを引いてるつもり。もし、アラバマ組にバイトでもあれば、オレも直ぐにそれを投げるけど、とりあえず、誰にもバイトが無いので、ますますスコーンは「釣れる気しかしね~」です。決して能動的に釣る、ではなく、あくまでも受動的に釣れそう、っていう気持ち。
18年くらいバス釣りしてて、こんな気持ちで釣りをしたのは本当に初めてなんですよ!
これは秋田とか群馬で相当の時間スコーンを投げて巻いてるからだと思います。そして釣れた時の印象が強く残っているから。近年、釣った数では圧倒的No1ですからね。
って、なにげに、本場琵琶湖であんまりスコーンで釣ったこと無いんですが・・・
などと散々語っておいて、結果的にスコーンは丸一日ノーバイトでしたww
合間のワンバイト
で、概ねスコーンを投げてたんですが、時々ウィードが濃イイというか、ちょっと藻面が高い感じのところでは、ゲーリーフラスイマーテキサスリグのスイミングも行いました。ちょっと深さ×巻くスピード×ワームの抵抗感とマッチするシンカーがなくて、じゃっかん軽かったけど、これもまたスコーン並に自信がある釣りなので、まぁまぁ釣れそうな気がしてたんです。
そして!
巻いてるテンションが一気に無くなって、アレレレ?って思ったら、Kさんがピックアップ中。てっきりKさんのリグに巻き込まれたと思ってたら、どーやら違うっぽい・・・・
あれ?5~6回リール巻いて完全ノーテーションなのでラインが切れたかと思ったけど、どーやらバスがバイトしてこっちに猛烈スピードで泳いでいたみたい。
気づいた時には既に遅く吐かれてた。
高活性な時はよくあるけど、まさかこの状況でそれが起こるとは・・
しかもよりによって、オープンフックのスコーンじゃなくて、たまたま投げたテキサスリグの時に起こるとは・・
ラスト10分の奇跡
琵琶湖での釣りは100%バックシートの釣りなんで、みなさんが思っているより、ぜんぜん気合は入ってないんですよ。100%楽しむためのレジャーです。なので、釣果は二の次。荒れがちな春故に「出船できればラッキー」くらいで来ています。そして2日間で55くらいの1匹釣れれば御の字的な感じ。
なので、この日はワンバイトしか無かったけど、一日釣りできて幸せ!な感じです。前日までは嵐だったりミゾレが降ったりの荒天だったらしいんで。
朝の予言通り、全員がワンバイトノーフィッシュで迎えた16時半。
風向きが変わったタイミングで移動。平村さんが「どちらか一人には釣れるかもしれません」って。ちょっと期待!けど、あえなく撃沈。
そして最後のポイントへ。
終盤はオレもせっかく用意したんでアラバマを投げてます。
そして!
ウィードが・・・あ?動く?
平村さんに魚ですか?と訊かれても、正直自信なしw
ウィードが動いたw
来たーーーーーーつ (かも?)
あ、やっぱり魚っ!
ってことでラスト10分前に奇跡の1匹が釣れてくれました。サイズはアレですが・・・
周りの4本はフック無しバージョン。今回のオレはモッテナイって思ったたけど、ラスト10分にセンターにバッチリ食ってきたので、まぁまぁモッテイたのかも。
ちなみに、ラストキャストでも「ゴン」って来ました。乗らなかったけど。
当日のtruth news http://www.truth-biwako.com/truth_news/index.php?mode=permlink&uid=785
いや、しかし、しつこいけど、こんな「釣れる気しかしない釣り」は初体験でしたっ!<<釣ってませんが(苦笑)