"春のB湖ツアー2007デイ2"
2007年03月20日(火)琵琶湖
2匹 天気:小雪|晴れ 水温:7月8日℃気温:冬℃手段:チャンぴおん
恒例の春BツアーDAY2は超人気の鶴巣平村さんのガイドです。超人気でなかなか予約が取れず去年はイケズ。今年辛うじて取れたその日が真冬・・・orz
昨日よりはチョイまし?
ショウさんはイビキが300万デシベルを超えるので、寝れないか?と不安だったけど、幸か不幸か、ホテルはシングルルームしか空いてなかったので別の部屋。おかげで11時間ほど熟睡。
クルマに行ったらフロントガラスがシャーベットになっててビックリ!そして、今、この写真を見てダッシュボードのホコリにビックリ!
そんな感じで7時頃出船。天気は晴れ。防寒完璧で寒さは感じないけど、さすがにボートで走ると露出部分がツメタイ。水滴が一瞬で凍る河口湖に比べれば全然マシだけど。
そうそう、寒い寒いっても、別にガイドが凍るわけではなく、レベルワインダーがシャーベットに埋まる訳でも無く、冬の富士五湖に比べればヨユー。ダイワのスピニングリールが逆転するくらいの寒さ。なにより風が無いのが嬉しい。
平和な風景。ってか、山の方は雪降ってるんだけど・・・
で、朝イチはサクっとバイブレーション。続いてスワンプニャンの釣り。書き忘れたけど、17年前にバス釣りを辞めたショウさんにとって、B湖で釣りをするのは20年ぶり、そしてもちろん「スワンプクローラーのネコリグ」なんて知る由もなく。印旛沼全盛期の時代でワームはテキサスリグしかしなかったらしいし。
そんな訳で、平村さんにウィードニャンのやり方を教わる。
こんな6連敗中のオレ様も一応、スワンプのニャンでそれなりに数は釣ってるけど、どっちかというと、スイミング系のニャンが多かったので、ウィードに引っ掛け系ニャンは全く知らん。つーか、たとえニャンで何万匹釣ってようが、平村さまの言うことには絶対従うのだ。
バス歴100年?
だって、彼はバス歴100年くらいあるんだもん。って、オレより年下なので実年齢が100歳って事では無い。普通の人が月に3回釣りに行ってオフシーズン入れればせいぜい年間釣行回数20~30回でしょう。バス歴10年でもたった200~300回しか釣りをしてない訳です。けど、平村さんは年間200回を10年してる訳で(たぶん)、普通の人計算でいうとバス歴100年な訳です(たぶん)。しかも、日本一の湖で。
100年キャリアの人を前に「自分」を出すなんてオオマチガイ。素直に聞くのが一番な訳です。
そんな訳で、枯れ気味なウィードにおけるスワンプニャンのやり方を教わって、これは凄い収穫でした。いや、ある意味、それってワーム釣りの基本の基本な気がしないでもないですけど、ウィードの釣りが苦手なオレには大収穫でした。
で、9時過ぎにですね、フォールしてそろそろウィードかなーって時に「プン」って当たったんすよ!!!!たぶん。アタリ。きっとアタリ。6連敗中なので相当自信ナインだけど・・。
ちょっと溜めてからアワセたけど、ウィードでした。チクショー。
けど、今季初の「バイト」。これで今日の目標はクリア(笑)
んが、やっぱり少しだけ「ホントウにバイトだったの?」っていう不安がっ。
「フォール中バイトっぽいのがあって、すぐにウィードに乗った」って状況を説明したら「それはバイトに間違いないですよ」って平村さんに言われた。ホッとした。んが、更に「昨日はそのバイトがあって、同じようにスッポ抜けして、もう1回同じスポットに投げたらロクマルが釣れました」って!
ロクマルもなくて良いから「ニーロクでも良いんですけど」って言ったら「今の時期、そのサイズの方が難しいですよ」。確かに。
風と日差しの変わり目のタイミングが移動のタイミング。ここら辺はやっぱし凄い!ボート釣りの時は見習いたい。
やっと初バス
で、2箇所目は冬系の釣り場。ここでも投げるのはスワンプのニャンだけど地形が全く違うので、釣りの動作も全く変わる。そして、それは超難しい~。いわゆる壁落とし系。これを重めのジグやテキサスで、ってかベイトタックルでやるのは慣れてるけど、スピニングでやるのはライン送りが難しい。ロッドワークも勉強になった。
教わったとおりにやって、まずはショルダー付近のウィードに乗せて、ゆっくり剥がして・・・「その辺がチャンスですよ」って言われた瞬間「ココココッツ」ってバイト。乗った(涙)。嬉しーっ。今季初の野バス。思わず叫び声が!ってか、ネットに収まってから喜ぼう。
無事にネットイン。冬バス白バスで、Bにしてはサイズがアレですけど、マジで嬉しい1匹でした。
オレが釣った時は無風。その後、少しして北風になってきちゃって、このタイミングも一瞬で終了。
再び朝イチの場所へ。
無風ベタで良い感じ。相変わらず山の方に目をやると・・・・雪・・・。しかもこっちへ近づいてきてるし。B湖恐るべし。
なるべくそっちを見ないようにして、釣りに集中。
何度目かのキャストで、またしてもフォール中の最後の方で「プン」ってバイト!
1回目の教訓を生かし、ちょいと様子を窺ったけど、喰ってないかぁ?ゆっくり優しくそれでいて力強い巻きあわせをするも、やっぱりスカっ・・
グヤジィーーっ
同じ所にキャスト!フォールに神経を集中。そしてまたまたアタった!ってか、もう咥えて走ってる!ラインが引っ張られる!今度そこ乗った(嬉)。ロクマルか!
いや、全然・・・。ショウさんに「デカイ?」って聞かれるも「いや、春の西湖サイズです」と冷静に答える。で、上がったのは正にピッタリ西湖サイズでした(笑)。嬉しいけど、サイズ的にちょっと悔しいけど、この状況下で我が儘は言えませんね。
B模様なファットバスでした。
午後の部
火曜日なのでヤマハでランチ。ここもガイド勢全員集合な様相。とてもキレイなカフェですが、客はキッタネー(失礼)釣りのオヤジがメイン(笑)。オレの防寒着なんてカワハギのアサリ汁とアオリイカの墨まみれだし。キッタネーオヤジの代表はオレですけどね。
やっぱし皆さん苦戦中。昨日よりはマシとはいえ、今日も寒いですからね。
昼飯前に一瞬強まった風も、飯中にはおさまって穏やかに。午後からに期待!
午後に入ったのは、越冬スポット近くの某所。暖かくなったタイミングで外に散歩しにくるバスを狙うらしい。なるほど。
そして、しばらくして、風が完全止まって日が差した頃、気分転換にキャストしていたオレのジグヘッドワッキーにバイト!んが、運悪くラインテンション掛かりまくりのタイミング。さっきみたいにちょっと送り出してやりたいけど咄嗟には出来ず。一応、フッキングしたけどすっぽ抜け!クゥーーーーーって思ったら、たまたま近くに投げていたショウさんにヒット!
状況的に同じバスが喰った感じ!ショウさんのロッドが曲がる!ドラグが鳴る!デカイ!
入った~
テキトーに測れば50アップですが、閉じない口を無理矢理閉じて正確に計ったら49.5でしたけど、ショウさんの自己記録達成!(しかし、ショウさんは20年前に世界記録級のモンスターをランディング直前にバラしてるらしい。巨大過ぎて2人掛かりでも上げられなかった、と。この話は長くなるのでまた別途)。
濃緑のナイスバスですね!
この後も、あれやこれやと色々やったのですが、北風が強まったりなんだりで、その後はノーイベントで終了でした。
今年も勉強になった。ウィードのスワンプニャン。こんなオレ様でさえ、山中湖のウィードで釣れる気さえしてきた!気のせいかもしれないけど・・・
思い出写真
マリーナにて。水辺+船+人=ネコ。
最近積もった雪
釣りの最中、殆ど写真撮れなかったので帰りはいっぱい撮った。
オレとtonoとショウさんの間での恒例行事。「自己記録達成したら飯を奢る会」。奢られるじゃなくてオゴルね。最初はオレがB湖で記録達成しtonoに一枚500円のしゃぶしゃぶを奢った。tonoが雷魚の自己記録更新の時は、某サービスエリアで5000円の定食をゴチに。2年前のB湖でtonoがバスの自己記録更新の時は2人で15000円ぶんのしゃぶしゃぶをゴチに。で、今回はショウさんに奢って貰う番。けど、トンカツ屋しか知らないので、ちょっと低予算!ウエイトレスに「一番高いのください」って言ったら「ハッ?」って言われた。けど、美味かったのでOKです。
帰りも山道コース。一宮を過ぎたらスキスキで快適でした。
そんな感じで春B2デイズを終了いたします。記録更新はダメだったけど、丸々2日間釣り出来ただけでも幸運でし。