2010年03月27日(土)愛媛のアジング
『西日本ツアーDay5 アジング引退か?!俺にだけ釣れない!』
驚愕の真実
で、翌日の朝。
数日前にスーパー入れ食いしたらしい、若者達に釣れる場所を訪ねてみた。そしたら、驚愕の事実が判明。俺が昨日行こうとして断念したフィッシングセンターこそが、超入れ食い場所であったことが判明(笑)
んズガーン!
夜でも普通に入ることができてUターンも余裕でOKとのこと。なんだ、もう一日早く聞いておくんだった・・・
ま、いいや、今日の夜いけるし。
真実
そんなわけでバス大会会場ではバスよりもアジングの話題の方が多いんじゃないか?的な空気。オフィシャル側が冗談で「朝10時までアジの話題禁止」って言ってた程(笑)
話がどんどん膨らんで・・・
35アップ入れ食い
まで肥大していたけど、よくよく聞いてみると、例のフィッシングセンターでは20チョイまでを6人で100匹くらい、もう一箇所ビッグフィッシュ場があって、そこは数はでないけど、30アップが2本、そのうち1匹が35cmだったそう。ともかく一晩で6人で120匹。2~3時間で一人当たり20匹。
この地はアジング聖地なので、本当に釣れるときはそんなモンじゃないらしいけど、それでもかなり釣れる方だと思われます。
でも、気になるのは、その釣りをした6名が日本有数の釣りウマセンスを持つ若者達。えーっと名前出していいのかわからないのでアレですが、要は釣りに人生を賭けてて、釣りのTVとかに普通にでる若者達なわけですよ。しかもイワユル「関東流ライトリグ」を日本一のレベルでこなす若者たち。ライトリグ日本一だから世界一かも。
あの若者たちが本気でアジングやりだしたら、すぐにアジング業界は彼らに席捲されますね。
錚々たる面子でフィッシングセンターへ
そんでもって、その若者たちの4名は釣り大会の方で予選通過。残る2名が残念ながら予選落ち。なので、強制的にガイド役を命じられたワケです。
そのうちの一人がコバこと小林君。彼は地元でもアジングをやっているんで、だいぶ上手いっぽい。更に、バスでEG社のロッド提供を受けている関係で、アジングロッドもまもなく発売されるEG社の超高級アジングロッドを使っていた。未発売の超高級ロッドとは・・・ちょっとズルい・・ウラヤマシ・・
参加者はどんどん増えて、同じく予選落ちしたうちのボス、某J社O社長+社員2名、某G社の社員Iさん、コバの後輩1名でフィッシングセンターへ。後からもう2名合流。
で、ですね、みんないい感じに釣るわけですが、俺には釣れないんですよ。
マジで。びっくりするほど俺にはバイトなし。
言い訳的には、まず、ポイントが深い。深過ぎ!俺はなんのこっちゃさっぱりだったけどコバ曰く「たぶん8mくらい」。そんな深いアジ釣りは未経験ゾーン。
で、みんなそんなディープで超スローなただ巻きでバンバン釣るんです。割と手前に来てからのヒットが多かったみたい。
浅いところの常夜灯周りではJ社スタッフ2名が普通のJH単体でいっぱい釣ってた。浅いところなら俺にも釣れるか?って混ぜてもらったけど、俺が行くとバイトが無くなる(笑)
今度は先端側で「ワンキャスト・ワンバイトだよ!」って騒いでいたんで、そっちに行ったら・・・・・やっぱり・・・・
俺はバイトストッパーかよ!!
超高級ロッド「ソルティーセンセーション」
エバーグリーンの超高級アジングロッド、ソルティーセンセーション。お値段はなんと6万円!ちなみに俺のロッドは1万円ね。
俺は全く釣れないけど、他はだいたいポツポツ釣ってる。そんな中、コバはその3倍ペースで釣ってる。いくら普段、釣れ釣れの場所でアジングをしているとはいえ、スゲーハイペースだ。
ワンキャスト・ワンバイトだっていうんで、隣に座って、まったく同じ動作をしてみる。
シンカーは俺の方が0.5gほど重いんだけど、とりあえず、キャスト~着水~フォール~リーリングスピードを合わせてみる。もちろんワームも一緒だしメインラインも同じ0,4PE。
で、俺は何も感じないけどコバは頻繁にバイトを感じたり釣ったり。
あまりにも悔しいのでロッドごと交換してみる。
そしたらビックリですよ。驚愕ですね。マジで。
リールハンドルが逆なので巻きづらいのと、かなり使い込んだステラ、一般アングラーの数十倍は釣りをしてる&魚を釣っているコバのリールだから、ちょっとゴリゴリ感が強いのが気になるけど、それをも払拭するのが、ロッドを持っている手に伝わってくる情報の多さ。
いや、マジで。
コバは前アタリとかって言ってたけど、シンカーがアジの群れの中に突入した時の水流の変化?ラインのどこかが魚体に触れ感触?
言葉では言い表せない、なんか「ピピッピ」とか「ツツツウツ」ってな感じのノイズ的な信号が伝わってくるんですよ、マジで!!!
高感度ロッドでこんなにも・・・・
そんで、手元まで来て嘘のような本当の話で一投目でヒット。
隣でコバがなんども「お買い上げありがとうございます」って言う。いや、確かにこのロッドはスゲー、そして欲しい!でも値段が・・・
俺にだけ釣れない事なんてすっかり忘れたくらいの衝撃的なロッドでした。
でも、今回は完璧に中層のただ巻きで、ボトムも砂っぽかったので、超ビンビン高感度が効いたけど、いつも俺が行く千葉なんかだと根がかりとか藻がらみも多いので、常に超高感度がベストだとは言い切れないのでは?ノイズが多すぎて疲れそう、なんて悔し紛れの言い訳をしてみたり。
管釣りのスプーンみたい
いつも釣っているロッドアクションの釣りはダメで、本当にゆっくりしたただ巻きが一番釣れてた。しかも8mなのでレンジコントロールがシビア。
そう、これって、管釣りのスプーンでニジマスを釣っている感じじゃん。だから俺には釣れないのだ!
もし、アジングのすべてがこれだったら完全に引退してやる!
っていうくらい、俺にとっては最強に苦手なパターンで、みんなバンバン釣ってました(涙)
そんな俺にでもたまには釣れてくれるイイヤツがいて、コバのロッドを借りたのと合わせて小さいの3匹ゲッツ。
数日前の入れ食い話を聞かされたので妄想だけが爆発してたけど、俺のレベルではこんなもん・・・。
J社さんのクーラーボックス。一箇所目は19時~22時頃までやった感じ。
トップはコバで21匹、俺以外の皆さんはそれぞれ10匹前後は釣ったと思います。俺は3匹orz
サイズ狙いで2箇所目
ちょっと移動して2箇所目の漁港は先日30アップが2本出たという場所。
ここでうちのボスが人生初の30cmをゲット!
今まで、尺アジ未ゲットをネタにイジってきたのに、そのネタが遂に使えなくなった(笑)
数釣りじゃ到底かなわないし、唯一俺が威張れるのが尺アジだったのに~。でもまだ全長では俺の勝ちは続く。
潮位が下がりまくりで、それなりにポツポツ釣った人もいたけど、全体的には低調。俺は1匹のみ。
ここで、またまた、俺の不甲斐なさにG社のIさんが「入れ食いですよ、隣に来て下さい」って呼んでくれた。
「俺が行くと群れ去りますよ」って忠告したのに、そんなわけ無いからOKだと言う。
遠慮なく隣に。
Iさんの2投目・・・・「アレ?本当に釣れなくなった・・・」
でしょ(笑)
Iさんに俺の仕掛をチェックしてもらう。やっぱり薄々感じていたけど、リーダー太すぎだったかも。ちょっと硬め・太めの4lbsだもん。いや、だって、散々と35アップのすごさとか40クラスの可能性とか聞かされたから、ツイツイ夢見て4lbs。
あと、ジグヘッドのシークレットな結び方とか色々教わりました。ありがとう~。
でも、すでに23時近くなり、いい加減バイトも無くなり解散って感じに。
ダメだったまとめ
ダラダラと釣れなかった状況を書いてきましたが、まとめるとですね
- 4lbsリーダーは太い
- ちょっと深すぎた
- シンカー形状がいまいちだったと思う
- ただ巻きの釣りにロッドがいまいちあっていなかった
- 下手だった
- 凄い殺気で群れが散る
等々の反省点が思い浮かぶわけですが、一番はやっぱりリーダーの太さじゃね?って感じでした。