2010年07月27日(火)新潟のオフショア
『一つテンヤで根魚・キャスティングのサワラ』
不安だらけの釣行前II
で、懲りずに前回の新潟の船宿にリトライ(笑)今回も必要な道具の情報が少なすぎで困りまくったのはブログにも書いた通り。でも、今回は出船前夜の19時に船長から電話が掛かってきた。けど、ちょいと電話来るのが遅い・・・。もうちょい早ければ色々と準備できたんだけど。
ちなみにHPには「出船の30分前に集合」って書いているけど、出船時刻が載ってない。
理由は前夜の電話で教えられるっぽい。今回は「4時集合で4時半出船」と告げられた。意外に早い!
22時半頃、携帯が鳴る。船長の番号だ。出てみたけど反応なし。
この時間に電話が来るなんてただごとではない?
オレからコールバックしてみた。名前を告げて今着信があったことを伝えた。ら、「(携帯を)間違って操作しちゃったかもしれんません」って(笑)
ってか、4時出船なのにまだ起きてるんかい!
ってなわけで、0時に家を出発。社長の家に寄って超大型クーラーボックスを積んで伊勢崎へ。そこで同僚Sを乗せて一路新潟へ。
3時半頃に港へ到着。
テンヤとそれにつけるエビがどーしても必要なので、前回あまりの感じの悪さに「二度と行かない」って書いた例の釣具店へダメ元で行ってみた。ら、平日なのに店が開いていた。
テンヤやらエビやらジグやらフックやらまたしても4000円ほど使っちゃったぜ。
そんなこんなで3時55分になったので慌てて集合場所へ。
俺らの他に4名ほどのアングラー。みんなちゃんとした道具でソルト系メーカーのステッカーやら衣類で身を固めてて、上手そうに見える。
んだけども、日焼け具合はオレが他を圧倒(笑)
遠目で見るとオレが一番ソルトアングラーっぽいけど、道具はバスタックル(笑)
そんなこんなで、前夜22時半に電話が来て怪しいとは思っていたけど、船長まさかの50分遅刻!
と、今回も釣り前の話が以上に長くてすみません。なんせネタの宝庫なんで。
テンヤで根魚5目
そんなこんなで遅れて出船。朝イチは25mくらいのところ。狙うはまさかのシーバス。え?シーバス?聞いてないヨ。
ルドラなんかを投げるも反応無し。
続いて同じくらいの水深でマダイ狙い。オレと同僚Sは一つテンヤで、他の人達は鯛ラバで。
まだ浅いので3号~5号テンヤで。
基本的に根がかり感は少なくて、たまに岩っぽい感触。で、たまにヒット。
1目め。小さいキジハタ。浮き袋が大丈夫そうだったんでリリース。
2目め。これまた小さいホウボウ。これが釣れたので速攻でメタルジグを落としてすぐにヒットしたけどバレた。
エビでテンヤをやっている我々はまぁまぁ反応ありだけど、鯛ラバの人たちはあんまり芳しくない模様。ってことで50mラインへ移動。
深いとサカナもサイズUP。3目めはソイ。
ここからテンヤを8号に。ナニゲに潮が速いんです。それと風が出てきてエンジンで船を立てているのでまぁまぁ流される感じ。
↑このサカナだったか忘れたけど、クロソイに似たタケノコメバル(ベッコウゾイ)がSにヒット。
キジハタもサイズUP!
50mから上げても最後までクタバラズに引いてくれたのはアイナメ。これで4目め。
5目めはカサゴ。
クロソイとベッコウゾイの区別がつかないんだけど、たぶんクロソイ。
粗悪品の多い一つテンヤですが、今回初めて使ったカブラ王Rはいい感じでした。フックの鋭さがいい感じ。
ちなみに釣具店で買ったエビは正直イマイチ。とっても脆かった。ヒゲも最初からもげているし、ちょっと黒ずんでいるし。大原で使うようなやつとはちょっと違ってた。
スーパー二枚潮
快晴・微風。まぁまぁ暑い!
11時前になると、潮が激流に。8号テンヤではどーにもならず10号に。そしてポイント移動したら、今度は劇的な二枚潮に。
ラインが激しく東方向に沈んでるんだけど、テンヤ自体は凄く西へ。水中でZ字を描いている感じ。50mなのにラインは80m以上出てるし。もーこなると、なにがなんだかサッパリ。ラインの出が止まっているけど、果たして本当にボトムなのかどーかも怪しい。
一つテンヤは「フィネス」だからこそ面白いと思うんです。可能な限り軽いテンヤでフォール中の微妙なバイトを取って掛ける釣り。でも、ここまで激流で10号テンヤとかだと、フィネスには程遠くて、ただ単にエビのエサを沈めるためのヘビージグヘッドって感じですね。バイトを取って合わせている「つもり」だけど、正直向こうアワセ感も大きいです。
そんなこんなで潮が動き出した感じなので、最後はキャスティングの釣りへ。
サワラ祭り
一気に北の方向へ向かいながらナブラ探し。でも、最初のうちはノーナブラ。休憩がちな鳥の群れ近くに寄ると、単発のボイルはちらほら。けっこう良いサイズのシイラも数匹。
序盤はダメそうだったけど、ちょっと風が出てきてからはアチラコチラでナブラがっ!
ジグを投げていた人がイナワラをキャッチ。同僚Sはミニシイラをゲット。
そして本格的なナブラ祭り状態に突入!あちこちでサワラが跳ねまくり。でも、釣れるのはトップではなくちょい下。
ジグミノーをフルキャストして10秒くらい沈めてから引いてくると釣れる感じでした。
数匹釣ったところで簡単過ぎて飽きちゃった。なんかネタはないか?って箱を漁って出てきたのがセクシースプーン。
一撃でした。
そんなこんなで13時で沖上がり。
本日の水揚げ(2人分)
そんなこんなで釣り自体は楽しんですが、なんせ釣行前の情報が少なすぎるのとなかなか繋がらないので、何度も電話しなくてはいけないのが玉に瑕。
ちなみに船長、実際にあうと、とってもいい人だし、常連さんとは、めちゃくちゃ喋る人なんだけど、どーも電話は苦手なよーで・・・