2006年11月14日(火)大原のカットウフグ・マダイラバージグ
『フグのKAT-TUN ( カトゥーン )釣りとマダイラバジ』
今年はホントーに海釣り運無しです。何故か火曜日に大時化に。←ここまで前回のコピペ。はい、今週も嵐の火曜日でございました。今日は大原のカットウフグとマダイカブラ、マダイラバージグの2本立てでございます。
オオハラオオハラッ♪
大原に4時集合。早っ。今回は会社の人たち5人で。往復ハイエースの後部座席でゆったり&爆眠できて非常に楽でした。
HIDEさんチームと合流し7名。今日は貸し切りでやるらしい。
港に着いたら無風ベタ。
何年か前に河口湖からここまで来て強風Uターンしたけど、今日は大丈夫っぽい?耳を澄ますと外海方面からはロングピッチな波の音。さすが外房だぜ。
真っ暗な4時半頃出船。5時半頃から釣り開始。
オレ、この釣りは初体験。どーやってやんのか全く知らず。まーテキトウに。
最初の1匹まで数投。開始1時間弱で10匹ゲッツでもうお腹いっぱい。船長に了承を得てミヨシでホウボウを狙うことに!
嬉し~~~
夢にまで見たホウボウ釣り。
んが、水深が浅いためか、水温が高いためか、水が濁っているせいか、腕のせいか、本命のバイト無し。フグは釣れるけど。残念!
大人しくフグ釣りに。
7時で↑これくらい
9時半で↑これくらい
1.一旦ボトムをとってからハンドル3回ほど巻き上げシェイクor30回タタキ->直後のポーズで違和感感じてフッキング。
2.シンカーをボトムで寝かせてバンプさせて興味を惹かせて焦らしてちょっと巻き上げて止めて追いつかせてフッキング。
3.1mくらい上で激しく叩いて寄せて焦らしてスプール押さえながらジリジリと落としていくとフワっとなる感触があってそこでフッキング。
以上3つがメインパターン。最初の10匹はDeeoTRでやってたけど、イマイチ面白くないので、それ以降はハートランドZ511MHRB(ジグロッド)にチェンジしたら、オモリとのバランスがとれてとても良い感じ。
さて、9時過ぎから風が出始める。
まー最初は↑これくらいで、ちょっと釣りづらいなぁだったけど
一時間後は・・・
ザッブーーーーン
ドッカーーーーーン
推定風速20m。一番風アタル位置だったのでそれだけで疲れた!
もう繊細なアタリ云々を超越してるし。
フタが釣れる
ボトムを狙うと↑これが釣れる。ナニこれ?なんかのフタ?
ヒトデっぽい模様あり。
不思議なことに、これがまた良い感じでアタリを出す。そんで、巻き上げると滅茶苦茶魚チック。何度も間違えた(笑)
で、オレは中層メインだったので数枚しか釣ってないけど、周りは50枚以上釣ってた。
つーか、あんたら、ボトムとりすぎナンじゃないの?なんて思っていたら・・・
↓
↓
↓
↓
↓
カットウ釣りはボトムとるのが基本
だって事を、終了1時間前に聞いた(笑)
エーーーマジっすっかぁ。オレ永遠に中層やってたよ・・・・。つーか、これボトムとったらアタリわかんなくない?半信半疑で基本の釣りをしてみたら、最後の流しではほぼワンキャストワンヒットの入れ食いに。
基本は大事ですね。でもある意味「よく中層でそれだけ釣った」と誉められた。
そんなワケで正午頃カットウ釣りは終了。
数年間通っている人で45匹。オレ途中1時間寝たし、メタルジグやっている時間もあったけど41匹。
なんだよ簡単ジャンこの釣り
(沖釣り歴ウン十年の専用ロッドを使用した竿頭が75匹なのは内緒)
たとえば、管釣りのスプーンとか、カワハギとかヘラブナ釣りとかの「繊細」と言われる釣りで、初体験者と数年のキャリアーが僅差って事はまずアリエナイと思われるので、フグ釣りはたいしたことねーなって事にしておきますけど、敵をたくさん作りそうな発言ですけど、念のため書いておきますが、大原は魚影がスーパー濃く、これがまた東京湾だと天と地くらい差があるほど難しいらしいですので、もう数回やってみてから感想を述べたい次第ですけど、たぶんもう二度と行かないと思われます。
やっぱり釣りは「口に針を掛ける」のがワタクシは好きです。
※カットウは引っ掛け釣り
これが狙っているショウサイフグ。今回はアベレージが小さかったです。
尾ビレの先が黒くてバスみたい。
タックルと仕掛け。真ん中の針にアオヤギをセット。下に2本の引っ掛け用トレブルフック。
船上で免許所有者がここまで捌いてくれます。
あとは料理するだけなので、この辺はスゲー良いですね。で、フグは何より食べるのが最高!って散々聞かされたので期待大!
勧められたとおり唐揚げと鍋にしてみた。
感想:普通の白身魚。以上。
え?
いや、マジで。食感がモチモチしてるのは良いかもしれないけど、魚自体の味は普通。唐揚げは美味いけど、正直同じ手間掛けるなら鶏の方が4倍美味いなぁ。鍋も正直「ポン酢」の味しかしないので、ポン酢をつけず目を閉じてフグだけ食べてじっくり味わったけど、どーやっても「ただの白身魚」。
ヨメも同じ感想。
2人とも海産物には恵まれた環境で育ったせいか?それとも2人揃って「味覚音痴」なのか?どっち?
マダイカブラ・マダイのラバージグ
話が前後しますが、ここから当日に戻って、マダイカブラの釣り。いわゆるリレー釣りで、フグ終了後マダイポイントへ直行。
この移動も激荒れで生きた心地しなかった。
ポイントへ到着し「はいどーぞ」と言われてもこの大荒れ・・。ミヨシ付近にいたので、11月なのに頭から全身海水浴!
で、マダイラバージグは又聞きだけど、ボトムからリール3~4回のただ巻きが勝負なんだって。上げても数メートル。ってことで、ボトムとってクルクルクルクル ボトムとってクルクルクルクル ボトムとってクルクルクルクル ボトムとってクルクルクルクル ボトムとってクルクルクルクル ボトムとってクルクルクルクル
3分で飽きた。
まったく釣れる気がしないのでエサ釣りに変える。んが、エビの頭ばっかり盗られる。オオドモの方がヒラメとかウマヅラ釣ったので気合い入れるけど、もう限界。眠いし大荒れの中立ってて疲れた。
終了を待たずにキャビンに入って一眠り。起きたら港でした。
結局マダイは誰にも釣れなかったらしい。
そんなワケで、船長がアジの干物をお土産にくれたんだけど、正直フグより数倍美味かったです。ええ。
カットウはもういいけど、マダイはもう1回くらいはやってみたいかなーと思った(たぶん5分で飽きるけど)。