2001年10月21日(日)番外編:カワハギ釣り
『第1回Teamぺんぺん草カワハギ釣り大会』
佐武先生とエサとり名人といわれるカワハギフィッシングにいってきた。
■About kawahagi
外道として釣ったことはあるけど、本格的に狙うのは初めてのカワハギ。今回はNBCの海釣り教室つーイベントだったので、出船前にTVとかで有名な大塚名人からのレクチャーがあった。それによるとこの釣りは
- エサ釣りの中でもっとも上手い下手の差がでるものの一つ
- エサを食うのが上手いのでショートバイトをものにしないと釣れない
- なぜショートバイトかっていうと、彼らは「居食い」するから。停止姿勢で食うことができるからあたりが出にくい
だとか。あと、誘いの方法、フッキングのしかた、エサの付け方なんかが指導された。
我々はレンタルタックルを使用した。専用ロッドじゃないけどスーパーファーストテーパーな2.1mオモリ負荷25号のロッド、海用ベイト(フリッピン機構つき、フィリピン海溝ではない)、PE1号。仕掛けは大塚さんプロデュースの専用仕掛け。
■バイトがあって楽しい
一ヶ所目は港からすぐのポイント。20mラインらしい。プーーって合図とともに仕掛けを投入。シンカーがボトムについた瞬間「ここ」っとバイト。大きくスイープにあわせるように指導されたことなんてすっかり忘れ、体が勝手に電撃フッキング。乗ったぞ。けど、なんか外道っぽい。上げてみたらトラギス君だった。けど1投目から釣れて嬉しいよ。船中でポツポツヒットが続くがみんな外道。しかし、トラギスとカワハギは同じとこにすんでいるらしいので気にしない。
速いテンポで何ヶ所かRUN&GUN。大塚先生が本命をポツポツヒットさせるものの我々にはあんまり釣れない。けど、次々多彩な外道がヒットして飽きない。因みに大塚先生は外道をゲストってよんでた。俺はオイカサゴ、メゴチ、ベラ、トラギスと外道王になりつつある。周りでも次々ヒットが続く。しかーし、昼までに佐武はノーフィッシュだ。ウヒヒ。本命はおろか外道さえ釣れてない。かなりダメージを受けているっぽい。
そんな中、遂に俺に本命ヒット。焦る佐武。ムヒヒ。
思ったより引かなかったけど、嬉しい本命第一号。バイトは「カカカ」っと金属的なハッキリ解るバイトだった。これはイージー過ぎだね。おそらく上手い人はもっと微妙なバイトをとれるはず。
適当にやっててバイトっぽい感触があって上げてみるとエサが全部なくなっている事が多い。うっそーんってな感じ。なのでかなり真剣にやらないと釣れない。そんで、この仕掛けは胴付きなんだけども、ハリの上にもう一個オモリ+集魚アクセサリがあるのね。なのでボトムとってから一回テンション緩めて集魚アクセサリを沈めてシェイクして誘うんだけど、このラインテンションが掛かってないタイミングで食われると全然わかんない。あと、ツネキチと違って15センチくらいの枝スがあるから、なおさらバイトが伝わりにくい。ショートリーダーにしたり、ラインテンションのかけ方を工夫したりと、ショートバイト対応策を考えるのが面白い。
■ラストにフィーバー
午後になる。それまで大塚名人は2桁突破したものの、ほとんどの参加者は平均2~3匹しか釣れていなく状況はかなり悪いらしい。俺もやっと3匹。2時を過ぎて佐武がやっとコツを掴んで4枚。しかし彼はフックのみが多い。こーゆー掛ける釣りにおいて、フックのみはダメダメじゃん。上顎ガッチリじゃないとな。そんな訳でフックのみは検量外にした。俺が勝手に。あげくヤツは相変わらず外道が釣れず「本命確率100%」と喜んでいた。
帰港時刻が迫る中、船は一気にシャローエリアへ。水深10mラインらしい。さっきまでずっと20~30mラインを流していたんだけど、あまりにも釣れないので大きく作戦変更した模様。そんでこれが良かったみたいでミニフィーバーが起こった。
俺はいっぱい釣っている人を見習って、「着底~上のオモリを沈ませ~シェイク~ラインテンションかける~ポーズでバイトを待つ」作戦に変えた。ところどころに岩があるので、シンカーが岩にあたる感触とバイトが似てるんだけど、とにかく違和感感じたら積極的にフッキングするようにした。ら、釣れた。今まで「違うだろうな」と思っていた感触も実はバイトだったみたい。くー今頃気づいちゃったよ。
まー場所も地合いも良かったみたいで、船中次々ヒット。俺と佐武も7対7の大接戦!
そして船長の「はい今日はこれで上がりましょう」のアナウンス。
うおー焦りつつラスト1投。「昔、バスがいっぱい釣れた頃を思い出すね」なんてノスタルジックな気分に。4~5年前はラスト1投大会とかよくやったもんだ。
で、ポーズ中に「コ」っとバイト!うりゃー乗った!ちょっと引きが弱い、、、外道?
やった!小さいながらも本命じゃん。奇跡の1匹で俺の逆転勝利!
■RESULT
・外道の種類部門 俺:7種類 VS 佐武 2種類:俺の勝ち
・外道の数部門 俺:数え切れない VS 佐武 2種類:俺の勝ち
・本命の数部門(フックのみは除く) 俺:7 VS 佐武 4:俺の勝ち
・本命5匹の総重量(フックのみは除く) 計ってないけど佐武はリミットメイクしてないのでたぶん俺の勝ち
なんて冗談だが、とりあえず最後にフィーバーしてとっても楽しかったです。なかなかハマル楽しい釣りでございました。またいってみたいです。結果、ほとんどの人が7~8匹、大塚先生は20匹くらいだった感じ。まだまだ水温が高く、魚が散っているみたいです。今後水温低下とともに20~30mラインに群で固まってもっとイージーに釣れるらしいんで、バスのオフシーズンは是非一度チャレンジしてみてください。
最後にこのような機会を与えてくださった会長およびスタッフの皆様に感謝いたします。
PS:帰ってから煮付けと刺身で食ったらうまかったです。一番オイシイとされる「キモ」は怖くて食いませんでした。
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カワハギさん
| このフッキングは45点 | ||
フックのみ多発で2位に甘んじた佐武選手 | 全ての賞を総なめにしたトロ選手 |