2006年02月13日(月)福浦のホウボウ・甘鯛
『遂にツヌケ』
やっとホウボウ釣り実現。そろそろシーズンOFFらしいのでギリギリセーフ。前回書いたホウボウの羽根開きボタン動画も撮れたので釣果ともども大満足です。
世の中狭い
3時に寝て4時に起きて5時に出て現場へ6時15分に到着し今回同船させてもらうTさんとIさんに挨拶しにいく。
Tさんは雑誌とかによく出るかたであり八郎でお見かけしたこともありオレは一方的に知っている。で、Iさんはオレのことを知ってた。なんと1月22日と先週河口湖で釣りしたとき、Iさんもすぐ近くで釣りしてたんだって。しかも2日間とも釣ってるんだって！すげー人だ！ってか世の中狭いですね。
河口湖に比べれば南国のような湯河原ですが、やっぱり朝は寒い！水たまりも凍ってた。昨日、箱根は雪だったみたいだし。
港出てすぐのポイントでスタート。
PE0.4＋バトラーヘルファイア（オレ向けメモ）
前回船長に貰ったPE0,4号ライン。これを使いたくて使いたくてウズウズしてた。ルビアス2004の替えスプールに巻いてあってようやく使える。今回はロッドも2本用意。イレイザーの他に、ウチにあるスピニングで一番感度が良いと思っているバトラーのヘルファイア（ヨメから借りた）。それとPE0,4の組み合わせで18gのムーチョを投げた。
ハイどうぞの直後に我先でキャストしたせいで、船が落ち着く頃にはラインが変な方向へ行っちゃったので、慌ててピックアップ。したら途中からちょっと重くなってエビになった？と思ったら本命が釣れてたよ！思わず苦笑いの一投目からの釣れちゃったフィッシュでした。
で、このバトラー＋0.4号は非常に感度が良くて、ってか、ティップが柔らかいので、ボトムのちょっとした変化もティップに出る訳です。今までとは段違いの情報量。増え過ぎちゃって逆に戸惑った。
とても良い感じの組み合わせだけど、問題が二つ。一つは根本のガイドが大きいヤツなので、フォール中PEラインがまとわりつくトラブルが多い。横風を避けるためにフォール中ロッドを下向ける関係で、余計絡みトラブルが多かった。
もう一つはジグの重さにちょっと負け気味な点。1oz前後をバス用スピニングのライトでフルキャストですからね。しかもバスロッドのガイド達、キャスト時の12lbsリーダーの結び目衝撃に耐えられるのか？（テムジンのリング破損経験あり）。
ってことで、借り物を壊すわけにはいかず、精神衛生上良くないので、メインのイレイザー＋ラパラのPE0.6号にする。これはロッドパワーとジグの重さが良い感じにバランス取れるのでとってもやりやすい。ラインに張りがあるので絡みもほとんど無し。けど、今度はリールからの離れが悪い。
と、あれこれとタックル組の試行錯誤中なので楽しいんですけど、オレ向けのメモで長文書いてすみません。
そんな訳で、途中からはリール取っ替えてイレイザー＋PE0.4をメインで釣りしました。情報量は減るんだけど、バランスは格段に良くなって使いやすいです。
釣りの話
天気は良く気温も高そうなんだけど、なんせ風が冷たい。西風は寒い。船長は「ナガクラの家の方から吹く風は寒いんだよ～」って言ってた。ナガクラって誰だか知らないけど、寒いらしい。
バイトは結構あるんだけど、食いが渋い？1回触った後すぐに諦めちゃう感じだった。結構この魚、執拗に追ってくるんだけどね。そこがまた面白いんだけど、なんか今日は一発でオシマイみたいなのが多い感じ。一回目のバイト感じてから、誘って乗せるのが楽しいんだけど、そうではなくて、スイミングさせたりしゃくり上げた時にいきなりドン！って乗ることが多い感じでした。
っても、船長がたまに竿出すと、オレの100倍はバイトを感じているので、きっとオレが気づいてないだけかもしんない。
同船してるTさんは、メタルジグの上に三つ叉サルカン経由でエダス出して小さいワームもつけてた。そしてそれでダブルヒットが2回も！結構群れで居る魚なんですかね？
Iさんはメタルジグで釣れないといって、キャロライナで釣ってた。リーダー短めで3インチワームで。あれはあれでかなり面白そう。色んな釣り方があるんですね～。自由で面白い。
プチフィーバー
何カ所目かのポイントでオレのプチフィーバーが始まった。船は頭を西に向けてて、右舷のオレが岸方向へ投げると良い感じで潮に乗って東へルアーが引っ張られる状態。この状態の時連続ヒット。前回もそうだったけど、速い潮流に乗せてドラッギング気味になるときが一番釣りやすいなーと思った。ジグも軽めの18gで。おそらく魚はみんな潮上に頭向けてて、ルアーを上流に追う方が食いやすいのか？と思うんですがどーなんでしょう。ちなみにこのフィーバー中は風がピッタリ収まってたので、それも関係してたのかな？
そーいえば、その辺の事も含め、この前箱根のオジさんに電話してて、オジさんのスーパーシークレットを教えて貰ったんだけど、すっかり忘れてた！！なんだっけな？って釣りの間ずーっと思い出そうとしてて結局思い出せなかったorz。
そんな訳ですっかり満足して、メタルバイブを投げたりなんだりしてたらすっかり釣れなくなった。
何カ所か周りパッとしないねーって事で10時過ぎから甘鯛釣りへ。
これは向かない・・・
レンタルタックルで甘鯛釣り開始。90mくらいで80号オモリby手巻きリール。PE8号なんて雷魚以外で初めて使った。船長に丁寧に釣り方を教わる。が、この釣りは向かね～
エサ釣りに全く抵抗無いし、待ちの釣りが嫌いな訳ではないし80号オモリ云々は関係なく、唯一抵抗あるのが
ロッドを持たない事
これ。仕掛け投入してちょっと底切ってあとはティップを見てるだけ。もちろん、タナドリとか仕掛けを潮に乗せるとか色々とスゲー深いみたいですよ。80号オモリでPE8号だけど、釣り自体はすんげーフィネスです。ティップの微妙な動きでバイトが解るらしいです。オレには船の揺れと区別付かないけど。でも、ロッドを持たずにコレをやるのは向いてないです。オレには無理。ティップ見てたら酔いそうになった。
前回釣ったらしいTさん超真剣です。
Iさんに何かがヒット！この時は外道だったけど、後に最初で最後の本命もキャッチ！
これは何匹か釣れた。ヒメコダイって言うらしい。これが釣れる＝棚が合っているってことらしいです。
ちなみに船長曰く、90mのボトムに居る魚でもちょっと風が吹くとダメだったりするんだって！すげーっすね魚って。この魚も西風だとダメらしい。
午後になり、このまま終了～はちょっとサミシイので最後にちょっとだけホウボウを。船長が13時半までね～って言う。バイトがあるけど上手く乗せられず悔しい～～。時計を見ると29分。ラスト一投～ってタイミングで携帯が鳴る。
「タカヒロB」
なんだよこんなタイミングで！留守電に。
ここでタイムアップ。あ、でも船長まだ帆を閉じてる最中なのでもう一投。ダメか～。あ、でも、船長小便してる。もう一投～。ダメかorz。
そんな訳で悲願のラストホウボウが出来て初のツヌケも達成し（13匹）ちょっと風が冷たかったけど天気もよくて、同船の2人もいい人で良かったです。
船から上がったときIさんから「BBtimes見てましたよ」ってコクられてちょっと恥ずかしいってタイミングで着信したのは、偶然にもBBtimesのStaffMからだったというオチまで付いて良かったです。
オマケ：遂に撮影成功これがホウボウの羽根オープンスイッチ
前回書いたやつの動画が撮れました！ホウボウはオデコに羽根オープンスイッチがあるんです！
