2000年12月17日(日)東京湾
『シーバスジギング』
シーバスジギング教室の取材に行ってきた。ロッドも持って。
■大塚貴汪さん
足立区の集合場所に朝6時に到着。いやー朝の首都高は空いてていいね。30分で到着。船宿の住所をネットで調べてカーナビの指示通り行ったんだけど、着いたのは事務所っぽいところ。誰もいない、、、事務所に入ってみたら、結構年輩の方がPCに向かってた。しかも、BBSに書き込みしてたよ。すげー時代になったもんだと感動した。後にそのオッサンは船頭と判明。
んで、集合場所は対岸の桟橋らしいので、慌てて移動。駐車場には、あの 大塚貴汪さんがいた。テレビ東京ザ・フィッシングを毎週見ていたオレとしてはちょっと感動。有名人なのにとても気さくないい人だった。
3年くらい前のこの時期にジギング乗り合いに行ったときは「ノーバイト」だったので、今回もやる気はなかったんだけど、大塚さんのプラでは「75匹の爆釣」だったらしい。その一言で急に楽しみになったよん。
参加者、スタッフ、プレス、総勢30名を乗せて船が出発。隅田川を下り東京湾へ。
■ポツポツと
マンメイドを撃つ釣りじゃないので、沖のディープフラットのベイトの群を魚探で探す釣り。速いテンポでランガンして回る。しっかし、この船頭さん見切りが早い。2投くらいで誰も釣れないとすぐ移動。なかなか気持ちいい釣りだ。
2ヶ所目。一通り写真を撮り終えたオレは釣りを開始。40gのメタルジグをポチャリと落とす。ラインのマーカーを見ていると20mでボトムに着いた。「ただ巻きがベスト」らしいので、そのまま巻く。ふーん、なんかイマイチっすねこーゆー釣り。
もう一回キャスト。今度はちょっとだけ前方へ投げカーブフォール気味に落とす。ボトムにつく直前に「コン!」ってバイト!?ん?バイトか?違うのか、、、ボトムに着いてからロッドをしゃくる。ラインテンションかけながら落とすと再び「コツ!」お!フッキング!あ、乗った。うれしー。
30クラスのほそーいシーバス。 けど嬉しかった。
エリア的にイマイチな様で大きく川崎方面へ移動。船団の中に入る。
移動後はサイズが良くなり60~70クラスがポツポツ釣れだした。カメラを持ってあちこちと。結構忙しい。
さて、オレも釣りしよっと。
■70弱
前の日にメタルジグの他に、ダイワのバイブジグってヤツも買ってたんだけど、これはへドンソナーみたいなヤツ。色はイマカツレモン(笑)
ジグと違って、こっちはプルプルしてリトリーブが楽しい。キャストしてボトムまであとちょっとって時にまたバイトがあった。フッキングしたけど乗らず。うおー惜しい。ボトムに着いてから、大きくリフト&フォールさせたら、ゴン!って乗った。手応え的にさっきのよりは明らかに重い。
ケンビッグフィッシュの予感!
なかなかのファイトを見せつつ上がってきたのは70くらいのナイスサイズ。ネットランディングしてもらい無事キャッチ。でも、ルアーが見えない、、、、バックり飲まれているよ。
無理矢理口を開けてみると、ルアーがのどの奥のエラまでいっている。しかもトレブルフックが2本ガッチリ掛かっている。フォール中に真下からバグ!って食ったんだろうか?
バスと違ってシーバスを素手で掴むのは危険なので、バーブレスなんだけど、ルアーを外せない!困ったわ。
なんとかルアーは外せたものの、エラに傷つけてしまって、出血多量で瀕死の状態。 これはダメだ。ごめんなさい。
キープ用のクーラーボックスを持ってきている人がいたので、食べてもらうことにした。感謝。
■ウエイトレスフィーリングフッキング(だっけ?)
トレブルフックは怖いので、シングルフックに替えているジグで釣りをする。ただ巻きで釣れると言われてもなぁ、ノー感じなので、いろいろ遊んでみる。
周りの人は声を揃えてフォールで食ってくるっていうので、フォール中のバイトを取ることに専念する。
一旦ボトムをとってから、ラバージグのリフト&フォールみたいな釣りをしてみる。これは結構釣れる。カーブフォール中に「フっ」とジグの重さが無くなり、「お?」と思いつつフッキングをかますと「ズン!」って乗る。うっひょー楽しいわこれ。
ベイトが浮き気味の時(船頭が魚探を見てレンジを知らせてくれる)は、ラインのマーカーを見ながら、指定されたレンジまで巻き上げてから、クラッチを切ってサミングしながら、常にジグの重さを感じながらツッツッツと落としていく。そんで、たまにジグの重さが消えるんで、瞬間的にクラッチを入れてフッキングをかますと、ズドーン!って乗る。これがまた最高に楽しい!のんびり釣りしているときは「コン!」「コツ」っていう明確なバイトしか解らないけど、超真剣にウエイトレスフィーリング(だっけ?)を狙うと釣果倍増!いつの間にか乗っていた、じゃなく、積極的に掛けていくって感じで単調になりがちなメタルジグの釣りでも飽きない。
とはいえ、オレの2つ隣の人は、基本通りのフォール&ストレートリトリーブでバンバン釣ってて竿頭になってたんだけどね。 アハハ。
14時にストップフィッシング。1人平均で10本くらいだったけど、60~70クラスが多かったので、とても楽しい釣りでした。すくなくともこの時期のバスよりは楽しいと思う。もっともシーバスはミノーのキャスティングの方がエキサイティングなんだけど、ジグもまたシンプル故に奥が深いんだなーと思った。
因みに、群に当たれば単調な動作で誰にでも釣れるんで、カップルやファミリーにもバッチリだと思います。
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大塚名人。さすがに上手かった | 本日最大88センチをゲットの宮本さん |
本日の釣果:覚えてない
メインタックル:ハートランドZ601MFB+TD-X105PV+ダイワ棚センサー2号+フロロ5号のリーダー1.5m+40~60gのメタルジグ、バイブレーション