2006年04月15日(土)千曲川のヤマメ・FISHON鹿留
『罰ゲーム』
去年の7月に行った千曲川のヤマメ釣りにまた行った。あり得ないトラブルに巻き込まれやっぱり今回も罰ゲームだったorz
命がけの罰ゲーム
金曜日の23時にStaffMからの携帯が鳴る。「じゃ2時頃迎えに行くから~」って。出発3時間前に釣行誘いの電話をする方もする方だし行く方も行く方だ。
そんなワケで速攻で家帰って準備して2時に出発。行き先は去年と一緒らしい。
↑これ去年の写真だけどここからスタート。StaffMの同業者チーム3名が同じ場所で取材に来てて、取材陣が下流、我々は上流へ向かうことに。
StaffM(面倒なので以降M)にカラーのダメ出しをされながらも、ローライトならばコレでしょうっつー、反射が強いパニッシュのヤマメカラーを投げた。ら、呆気なく釣れた~
本命ヤマメ。嬉し~。
したら取材チームが走ってきた。撮影用のバックアップ魚としてキープするらしい。
そんなワケで駐車場の目の前ですぐに釣れ、いよいよ本格的に釣り開始。Mから借りたウェーダー履いて入水し釣り歩く。入水直後Mが「今日の岩は滑るなぁ」って言った。
「今日の」がキー。水量やら水質やら色んなファクターが絡んで、岩苔の量が変わるんだって。で、オレは(バスでは)反ウェーダー派だけあってコレが2回目の挑戦なワケでして、確かに去年よりスゲー滑る。ってか、マジで滑る。脚ガクガク。寝不足のせいか?こんなにフラフラなのは。
分速3cmのスーパーヘタレなオレにたしてMはスタスタと前へ進む。マジで?なんであんなに歩ける訳?不思議。最大の難所支流のインターセクション部を横切る時にはもう限界!コエ~~~~。脚だけではとても歩けず、頭出している岩を掴みながら分速1歩で進む。岩が掴めればまだ良い方で、無いときはマジデ「流される」と思った。踏ん張っても激流に押されるんだもん。こんな事、一日続けたらゼッテー転けて流される。ライジャケ持ってくるべきだったよ。
命懸けで支流を横切り一旦岸へ上がる。
つーか、普通に濡れてないコンクリートでさえ滑る。ウェーダーってこんなもんなのかな?ふと、足の裏を見る。あれ?こんなんだっけ?フエルトついてないもん?
Mに確認したら、顔色が変わって言葉を失っていた(笑)
えーっと、↑これです。普通は滑り止めのフエルトが着いてます。両方ともキレイにありませんが・・・。しかもゴムならまだしも、普通の軟化プラスティックですよ。そりゃ滑るって。上陸した斜度5℃くらいのテトラでもズルズル行くんだもん。普通の靴の数倍滑る。
マシンガン自己弁護トークするMだが、ないもんは無い。滑るもんは滑る。本日の釣り終了のピンチ。
またまた命懸けでMの肩に捕まりながら支流を横断してクルマに戻る。そしたら今度はMのフエルトも外れた(笑)
更にもう片方もベロベロに剥がれてきた。
更にマシンガン自己弁護トークするMだが終わったな今日は。接着には一日掛かるらしいし、新しい買うって手もあるけどそもそも釣具屋が近所に無い、あるいは開店前。つーか、そんなにレアケースならきっと神様のお告げですよ!諦めて帰りましょうって提案するも、Mはまだまだやる気十分みたいで、クルマの横であれこれ作戦を練っている。
水辺でじっとしてられないオレは、釣りをする。したらまたまたヤマメが釣れた!15cmくらいのだけど。写真撮る前に逃亡したけど。本命2尾キャッチで満足です。
Mもロッド持って水辺へやってきたのだが、サンダルだった(笑)。運転中はこれで釣りの時はウェーダー。つまり普通の靴すらもってないサダ男だ。
「あの、サンダルで釣りできる所あんの?」
一箇所だけあるらしいので、そこへ移動。
移動前に取材チームが釣り上がってきた。結局ノーフィッシュらしく、またまたオレがモデルに。なんかの雑誌だかに載るらしい。
移動先は足場の良い区画。点在する岩周りにミノーを通すとワンチェイス。ミスキャストで対岸の護岸にポツリとあるレイダウンにミノー落ちたらパシャっとトップに出た。魚ッケはある。そして遂にヒット!
ウグイさんでしたけど、他にもヤマメっぽいのがバレたりライズしてたりなんだり。
もうオレは満足っす。Mはやりたりないようだけど、つーか、貴方、サンダルは無いでしょう(笑)
ってことで今年もまた鹿留へ行くことに。
ツルツルの靴で激流横断。バラエティー番組の罰ゲームじゃないんだから。もう勘弁してほしいDEATH.
第2部FISHON鹿留
昼に鹿留へ到着。予想以上の人。いつもガラガラの駐車場が全埋まりですよ。釣りだけでなく、キャンプとかBBQとかいろいろあるからね。
まーまー混んでいる止水で釣り開始。あ、その前に、管釣り道具が無いので、甲府のフィッシャーマンに寄ってスプーン買ったりした。空いてる隙間に入って釣り開始。前回より水がだいぶ濁ってた。水温は9℃。足下のブレイクをもの凄い量の魚たちが回遊してる。しかも今までよりサイズがナイスです。
オレの横のオジさんが連発!クラピー使ってた。そしてリーリングが速い!前回のデッドスロー引きイメージのままのオレはビックリ。9℃もあると、こうも違うのね。人が多い割りには、まーまー釣れてた。
15時頃川へ行く。したらビックリ!!!いつも平日はほぼ貸し切りだけど、ひと区画に4~5人!アリエネぇ。フライのウキ釣りALLキープおっちゃんとかが大活躍。やっぱり管釣って釣り堀なのな。まるで全盛期の放流後河口湖並みの「合間キャスト」でストレス死。やってらんね。
止水へ戻った。更に人が増えてる。すげー。管釣ブーム。オレなりに前回とか結構釣れたので「管釣りマス」の腕は多少上がったと思っていたけど「管釣りの釣り」は全然ダメな事を悟った。魚相手じゃなくて人混みの中、正面にしか投げられない状況下ではまったく釣れない。普通はみんな土日しか来れないわけで、こういう状況で釣りを続ければ、微妙なレンジコントロールとかが上手くなるんだろうね。正面キャストオンリーの深い深い世界だ。しっかしみんな上手い!よく釣るな~。尊敬しちゃう。
で、さぁ、キミ、オレの横に居座っているけど・・・。オレあんまり釣れないよ・・・
オレじゃなくて、横に居るタックルいっぱいの上手い人に・・。
行った(笑)
15時を過ぎた頃、正面にいる人が一人フィーバー。長めのミノーで連発してた。スゲー。オレはそろそろ仕事メールが来る時間なので携帯でひたすらチェック。
16時に一旦仕事の為中断。車内でノートPCで仕事しながら湖見てたら、みんな大きいミノーに変わってた(笑)。そしていっぱい釣れてた。あと今日は赤系ルアーが良いみたいで、釣ってる人はみんな赤だった。
我々はイブニング券なので、とりあえず仕事のあと一旦寝る。他の人たちはいっぱい釣ってたけど、午後は結局5~6匹で終了~。「管釣り」の釣りはやっぱりまだまだ全然ダメなオレでした。
イブニングタイム
17時半頃目覚める。17時で終わる人が殆どなのでガラガラになってた。川へ行ってみる。2人しか居なかった。ラッキー!
スプーンを速めに巻いたら鬼チェイス。あんたら、早朝からルアーを100万回くらい見てるハズなのに、まだ反応するんかい!っていうくらいの反応。手持ちのルアーが限られているけど、今日も水色に好反応。
つーか、Mが寒さに耐えきれずクルマに戻っちゃった。オレ、momoヒキ2枚+防寒上下着てちょうど良いくらいだからね。サンダル+薄着のMは耐えられないようだ。
速引きはチェイスがもの凄いだけど、バイトしない。試しにトロ引きしたらチェイスは減ったけどバイトが激増。ひとときのイレグイを味わう。
んで、18時20分の良い感じの夕暮れ。西湖のミノータイム。ってことでミノーにしたら、ここでも好反応。楽し~。夕まずめ&貸し切りは楽しいけど、誰も居ない川はなんか怖いぞ!ってことで、止水へ戻る。
日が暮れたので照明の下へ。ガラガラなのでショアライン~ブレイクを通し放題。嬉し。ミノーでポツポツ釣れるが、なんか他にないもんか。
いつもバスでやっているミノーの3トィッチ0.5秒ポーズにしてみる。チャッチャッチャ ン チャッチャッチャ ン チャッチャッチャ ンのンでバイト激増。ほぼイレグイになった。このルアースゲー。照明の下で泳がせると、シンキングミノーだった。ポーズ中のゆっくりフォールに反応してるみたいで、試し中にも何度もバイトあり。釣りすぎでハリが終わっちゃったので、ワンダーに変えた。
したらこれもチャッチャッチャ ンで毎回バイト。ほぼ毎キャストヒットの一人舞台イレグイに。人少ない管釣り楽し~~~。っても、この誘いは午後も何回もやってて無反応だったので、この時間帯だけ有効なんでしょうか。
ワンダーもほぼ全部のフックの曲がりまくった頃、パッタリとあたりが止まった。そして、湖面の魚の気配も変わった。なんかの時合なのか?と思った5分後営業終了のアナウンス。ふーん、19時20分にナニカが変わるみたいだった。とりあえず最後の一投でも釣って、イブニングタイムは絶好調でした。たぶん40匹くらいは掛けたと思う。その間寒くてクルマで寝てたMは残念!って感じ。
そんな訳で前回故障で点かなかったライトも点灯。夜は夜で楽しかったです。人少ない管釣り最高!