2007年11月23日(金)鹿島沖のイナダ
『年に一度のジギング祭り』
年に一度は味わいたいイナダ祭り。今年もその季節がやってきました。
朝は押される側
そんなわけでトノ・しょうさんのバボナチームで利根川河口へ。今回もまた夜のうちは風ボーボーで凄いことに。でも、それは明け方だけで日中は良い感じでした。前回の近所の川に続いて今回も天気には恵まれた感じ。
船はけっこう空いてて左舷トモに3人並んで釣り。右舷は人気だけどこっちはガラガラ。で、これが実は失敗でした・・・
午前中は北よりの風。船長は船首を東に向けて風と波を右舷に当てて風波に押されながらナチュラル流されでした。
だから、我々の左舷側は、船の進行方向に投げる訳です。水深は確か30m~40mくらい。これでPE2号+80gのジグを頑張って前に投げても、ボトムに着く頃にはライン角度が80℃くらい。
ボトム付近に魚影があると言われても、1回10mも巻いてもう一回落とすと、ラインが船の下に入る状態。
言い訳がましいですが(笑)。いや、それもまぁまぁ釣れて良い感じだったけど、圧倒的に右舷の人たちがいっぱい釣ってました。あっちは、何度でもちょっと巻いて~落として~が出来ますからね。あと、ラインを出せば出すほどにラインの角度が緩くなるので、有効レンジを長く引くことも出来るだろうし。
つーことで、釣り座は結構大事なんだなーって思った次第。
で、その風も朝だけで9時頃には凪になって、とっても釣りしやすくなりました。
朝に2連発したしょうさんのヒラメは凄かった!
午後は引っ張られる側
ってことで、今年も午前・午後のダブルヘッダー。午後は少し風が出てきたのでしっかり左舷のトモをキープ。午後船は全部で8人くらいのお客さんでみんな左側でした。さすがよく解っています。
いやいや、こっち側は快適!と思ったんだけど、ナニゲに上から10m~20mくらいの所にもの凄い勢いで潮が手前に向かって流れてた。着底後ラインを結構だしてそのまま流されラインの角度を小さくしてから、猛スピードで巻いてくると、その潮流に乗った瞬間「スカ」っとなって、逆バックラッシュ?までは行かないけども、もの凄い巻きにくい。ジグも変に踊っちゃうみたいで、何度もエビになったり。ダブルヒットを目論んでテールにもフックつけたけど、釣りにならないくらいにエビ頻発(午前中は一度も無かった)。
つーことで、釣り座は結構大事なんだなーって思った次第。
そんな訳であんまり投げてもあれなので、下に落とす感じで。午後は魚が浮いてくる流しもあって、フォール中に食ったり何ダリで楽しかったです。
これでまた「魚の引き」は一年分味わったけど、タックルが圧倒的に強すぎです。乗合船だからしょうがないんだけど。強い上にシングルフックだし、いっぱい釣れるしで「バレるかも」とか「ライン切れるかも」、といった類のドキドキが皆無なんですよねこの釣り。掛けるまでは楽しいけど、掛かったら「漁み」たいな。釣れ過ぎなのが一番の原因っていう贅沢な悩みなんですが。
一番釣りたかったヒラメが釣れずに残念でしたが、年に一度のイナダ祭り。今年も堪能させていただきました!
そんな訳で動画です。
来年のオレへ向けた備忘メモ
- ネオプレーンの薄いグローブ
- フック
- スイベル
- スプリットリング
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