2017年12月28日(木)久里浜のカワハギ
『スキャンダルCUP2018に参戦』
朝の2投で解る「今日はオレに釣れない日」
今年も最強であり続け、ついに世界に羽ばたかんとする世界の青木大介プロですが、ひょっとしてカワハギ釣りなら勝てるんじゃねーの? なんて思っている勘違い野郎の皆さまご機嫌よう。
から始まる招待状が送られてきて今年もスキャンダルCUPに参加させてもらいました(*´ω`*)。今年も舞台は久比里の山下丸。節約生活してるんでカワハギ釣りは控えていたけどこのお誘いを断るわけにはいかんぜよ(-ω☆)
朝のミーティング。席順は早い者勝ち。ほぼ一番乗りだったのでオオドモを狙ったけど、既に両舷のオオドモは先行者が場所とりしてた・・・・。けど、朝のミーティングしてる最中に発覚したんです。そのオオドモを確保してた2名は乗り合い船のお客さんが勘違いして我々の仕立船に乗っていたっていう(*´ω`*) ま、場所はどこでも良いやっていう余裕の気持ちで日があたる右舷の真ん中あたりを確保。
そして出船。
あ、前日、前々日と爆弾低気圧で爆風だったけどこの日は微風。でも沖合は前日までのウネリがかなり残ってる感じでした。
で、朝の2投、っていうか2落でオレは悟りました。
「今日は渋い」
船長も朝イチのポイントってやる気マンマンだと思うんですよ。とりあえずもっとも近くて一番いいと思えるポイントから入る。
なので活性高い日は最初の1投目で釣れる。釣れないにしても本命からのアタリがある。オレに何も起こらなくても周りの誰かがツンツルテンになる。
とりあえず朝イチは縦の速めの釣りで様子見します。ボトムとってから何度か叩いてちょっと待つ・・・ゼロテンションでちょっと待つ~叩く~の繰り返し。釣れる時は何かしらの本命シグナルが来る。けど、今日は皆無でした。周りも本命は誰も釣れず。
てことで、朝の10分で「今日は甘くない」って知った。
2流し目くらいからポツポツと周りで本命が釣れるように。
オレも早い段階で2枚釣れたけど、それはもっとも嫌なパターン。リグが予期せぬ状態で緩んだときとかなり横に寝たときに食ってきちゃった(´・ω・`)
あーーーオレの一番苦手なやつ。今日はダメw。気持ち折れるのは人一倍早いんですw
赤白の細長い系のオンパレード
1時間ほど経過し船中0~3枚とかそんな感じ。殆どの人はボトムをやっててキュウセン・トラギス類の入れ食い状態。幸いフグ系とササノハベラは少なめ。
朝の30分でボトムを見切ってひたすら中層狙いに徹しています。でも釣れないw
右舷前方にいる青木くんは渋い中でも、ポツポツと釣ってます。常にダブルスコアな感じ。他のメンバーもオレの隣の隣の松本さんがいい感じ。左舷側も数枚は釣れてるけど基本は渋いです。
朝イチはピックアップ時に水の抵抗が2~3回変わった感じだったけど、朝2くらいから流れ感もあんまり無しに。
ちょっと時合変化を感じたのは9時半くらい。
真冬にけっこうあるパターンで太陽の角度が上がるタイミングでちょっとだけ魚が元気になるタイミング。
それまで中層やってて完全無だったけど9時半くらいから魚が寄っているノイズを感じることが増えてきた。でも、なかなか本バイトまで持ち込めず(´・ω・`)
中層っても最初は弱気で1~2mだったけど、思い切って3~4mまで上げたら少しずつ魚の気配がUP!これは行けるか!
ってドキドキしてたら2回ほどアマガミ!3度めは無かったけどようやくこの時間になって「オレの時代がキターーー---」ってほくそ笑んだ瞬間・・・・
プーーーーーー
移動の合図ww
(´・ω・`)
そう。一人だけ中層やっているとよくあるんです。ボトムやっている人に全然反応がないことを船長が知ると移動されるパターンw
そんな感じでひたすら宙の釣り。
4mまで上げて会心のアタリ!長かったぜ~~~やっと釣れたよ!
え?
なお、今日はよっぽど低活性なのか本命カワハギもぜんぜん引きが弱いんです。ガンガン・ゴンゴン来ない。なのでカタチが似てる魚だと引き味で判別できませんw
相変わらずのポーカーフェイスで淡々と釣りをするD青木。ちょっと離れてるのでどんな釣りをしてるのか謎だけど、色々と誘い方変えたりなんだししてるんだそうな。だーーれも釣れない中、ぽっつりぽっつり釣ってました。
そんなこんなで11時。
朝のボトムで2枚。その後の4時間は宙で4枚。一時間に1枚ペース。うーーん。
やっぱりボトムで外道を混ぜながら本命を拾っていくしかないかな?
決断の時だ。
ボトムに専念しよう!
ブラックバスもボトムの釣りやらないけど、カワハギもボトムの釣りは嫌いなんですよ。外道釣れるから。特に今日はトラギスが多くてめっちゃノイジー。だからひたすら宙やっていたけど、9時半過ぎのチャンスタイムもすぐに終わって、もう「マグレ」狙いしかないくらいバイトが遠くなった。
周りのメンバーはボトムで外道釣りながらも本命釣ってるので、ここは重い腰をあげてボトムの釣りをすることに!!
即、外道達が食ってくる。それをスルーして本命のアタリを待つ・・・・
が、しかし・・・
リーチ一発三色みたいなw
やっぱりオレ、無理~
完全気持ち折れて「今日の青木大介」の写真撮りに。
12時半でオレの倍。12枚くらい釣ってた!ちなみに青木くんの左隣で最近バス界に復帰し天才ぶりを発揮してるロデオの松本くんです。ルアー釣り全部が天才だけどエサ釣りは苦手らしい(*´ω`*)「ヒラメのほうが釣れますよ」って言ってたw
終盤はディープへ。そこでミス連発・・・
終盤は先程までより10mくらい深いポイントへ。
オレと同じく苦戦してたHさんだけど、ここに来て3連発!
いつもミヨシ側から釣れ始めて写真中央のゴルゴ持ちしてるもう一人の松本さんまで釣れるけど・・・Hさんで止まってたw
だけど、このタイミングはミヨシ側を飛ばしてHさんが連発!
オレにもチャンスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ってことで、宙を辞めてボトム取った瞬間にオレも来たー(*´ω`*)
でもあとが続かず・・・
余談ですが・・。いつも山下丸だお昼くらいにアサリが無くなって、午後からは船長から追加でアサリを買っています。だから、今回は朝から追加でもう一袋買っておこうかな?って余裕ぶっこいていたんですが・・・
13時の時点でアサリ7割くらい残ってますw
いくら宙しかやってないとはいえ、こんなにアサリ余ったの初体験。それくらいアタリが無いんです。カワハギ釣りでよく起こる「気づかぬうちにエサが3個無くなってた」、いわゆる「ツンツルテン」はただの一度も無かったです(´・ω・`) それくらい今日は渋かった。ってか、あたりも無いのに宙ばっかりやってたオレがダメなんですがw
有名ブロッガーの@MrNoBiteさんが左舷のオオトモに。一切喋らならいサイレントフィッシング!ステルス釣法でいつの間にかいっぱい釣ってた(*´ω`*)
NoBiteさんに送ってもらった写真↓
写真左は去年カワハギ初体験のSさん。オレより釣ってた(´・ω・`)
で、終盤のディープポイントではボトムから4mくらい切ったところでバイト頻発!
でも・・・・
全部ミス(´・ω・`)
これは前々からその問題点はハアクしております。「30~40mで30号オモリで大きめのが掛かったときのタックルバランスが取れてない」←これ。これはもう何年も前から気づいていますが、未だに解決できていません。
ディープだからか、このタイミングで食ってくるのはデカかった(フッキング直後の重みが違う)。でも、オレのメインタックルは弱めパワーなので30号オモリと30~40mの水の抵抗がかかっている状態ではちゃんとフッキングできないんです。
なので予備のちょっと強めのロッドに交換。そしたらそれはそれで今度はフックが負けて全部伸ばされてバレたw
なお、前々回くらいから宙の釣りにはハゲ針を使うようになったけど、まだどのメーカーのどの番手がどれくらい開き強度があるかまったく解ってません。なので、何度もバラして余計焦って巻いて更にミスるというダメダメスパイラルに・・・。
あげく後付したリールのハンドルのネジが緩んできてキレイに一定のテンションで巻けずバラシ。あげく最後の10分でハンドルがとれたw
そもそも手首故障でまともにフッキングできないのに、上記いろんなダメダメが重なってせっかくのチャンスを全部無に(´・ω・`)
D青木は強かった
そんなに渋い状況でも淡々とポーカーフェイスで終日ポツポツと確実に枚数を重ねていたD青木プロ、そしてステルス戦法でいつの間にかいっぱい釣ってたMr.ノーバイトさんが17枚で同率優勝!
去年は2人をやっつけたけど今年はボロ負けでした(*´ω`*)
次点が13枚だったかで4名くらい。オレは10枚で真ん中くらい。ま、開始2投で今日は釣れないって悟ったけど本当にその通りでした。修行が足りませんね。
そこそこ釣れる時は人並みか、それより少し釣れる自信はあるけど、今日みたいに渋い日はとことん釣れないオレ!どんなに渋くても着実に釣る腕がないと数釣り競技では通用しませんね(´・ω・`)
ってもバス釣りと同じく、既に20シーズンやっているカワハギ釣りにおいても「苦手な釣りはやらなくていい。好きな釣りだけしたい」っていう域に達してるんで、たぶんこの先もオレは競技者には成れませんね。歳取ると本当にダメなw