1999年11月02日(火)某所
『番外編シーバス釣り』
トノが土曜日にシーバスを入れぐったとのこと。オレも連れてけーってことで2日の夜某所へ向かった。
■くやP
最初のポイントは某サウザントリーブスプリフェクチャーにある港の一角。足場が2m弱の堤防でオレンジ色のライトがコウコウと光ってて明るいぞ。
まずは、バイブレーションで沖目のストラクチャーへキャスト。ゆっくりプルプル引いてくるといきなりバイト!でも乗らない。居るじゃん居るじゃん。この場所は本命ポイントではないそうで、居るか居ないか分かんなかったとこだけど、ちゃんと居た。
水は結構きれいで透明度1mくらいか。チェイスしてくるマメシーバスがよく見える。でも、同じルアー、同じアクションに反応するのはせいぜい3キャスト。すぐにスレるのだ。ってことで次はワンダーを結ぶ。これは初めて使うけど、すげーなーこのアクション。とがし版ワンダーコンセプトルアーを凌ぐアクションだ。←当たり前だって。
ワンダーをちょいと沈めるとボトムからマメが突き上げてくる。でも乗らない。うぐー。ちゃんと食えよなー。
シーバスって本当にバイトがヘタだよね。って、単に小さいだけかもしれないけど、全く乗らないのだ。バイトしてるっていうか、ルアーにじゃれている感じ。「おいおい、そんな捕食ヘタで野生で生きていけるのか?」って心配しちゃったよ。
カミさんがマメを一匹釣ったところで次のポイントへ移動。
■更にくやP
こっちは大本命ポイントの事。うーんさすがに魚影は濃いね。足下には40cm級がウヨウヨいるし、沖には80cm級のノウノウと泳いで居るではないか。でもさすがにビッグワンはとっとと逃げちゃったけどね。
さて、こっちのポイントも相変わらず乗らない。ルアーの後ろに2~3匹付いてきて、アタックするんだけどあまりにもヘタっぴ。バイトが。それと、バスより口が堅いのかもね。あげく自重が無いからフッキングできないのかな。
っていうか、そもそもバスみたいにルアーをバフって吸い込むんじゃなくて、ニジマスみたいにヒット&アウエイ型なんだよね。そうだ、どーもこの釣り、なんかに似ていると思ってたけど、ニジマスの釣り堀と似てる。
魚はいっぱい居て、チェイスはするけどノリが悪い。そのうちルアーにスレてきて、あの手この手を試す。まさにこんな感じの釣り。
トノはフラッシュミノーFで40cm級をゲット。さすが!。「ゆっくり引けばいい」っていわれたものの、オレのロッドは6フィート。足場が2mくらいあるからワンダーだと浮きすぎなのね。で、この日のために購入したビーフリーズのシンキングなんだけど、重いからか、ゆっくり引くと泳がないのよね。泳ぐ速さで引くと浮いて来ちゃうしね。
ジグヘッドもやったんだけど、更にノリが悪い。くやしーねー。
おそらく、ベビーシャッド50とかならピッタリかもしれない。水深的に。でもトノの話では以外にダメだって。あーゆープルプル系(ただ巻きで)はイマイチでフラッシュミノーのノタノタ系が良いらしいのだ。難しいねシーバスも。
そんで釣果の方は、ワンダーをちょっと沈めてやって、なんとかフックアップしたマメさん1匹だけー。
あの日の状況だったら、1.5mラインをノタノタ、ゆっくり引いても確実に泳ぐルアー、そんでマメのアタックでも捕れる鋭いフックのルアーがあったらもっと釣れたかナー。っていうか、土曜日はベイトがいっぱい居たらしい。今日は全く居ない。で、潮も殆ど動いていなかったし。たぶん、ベイトの群が接岸してれば、シーバスもスイッチ入りまくりで、ババクバクに釣れるんじゃないかナーと想像する。だって魚は確実に居るんだもん。
そんな訳で、海釣りでもっとも重宝される言い訳を一つ。
「今日は潮が悪かった」
それと、釣り全般で良く使われる言葉を。
「昨日までは良かったんだけどねー」
本日の釣果:1本
本日の仕掛け:ダイコーアルキー602MFS+トーナメントZ2500iT+東レソラローム14lb+ワンダー