"最後にドラマ?!"
2010年11月30日(火)琵琶湖
4匹 天気:晴れ薄曇り 水温:12℃手段:レンジャー
そして2日目。この日は風も弱くて暖かくていい感じの昼寝日和!
気持ちが折れてシャッド投げたら一発
今日も8時頃スタート。昨日と違って弱風で心地良い湖上です。はじめの5分は気合入れて巻いたんだけども、どーも気持ちが持ちません。一日巻いて2~3発・・・なんてドMな釣り、俺には無理!
ってことで、すっかりレジャーフィッシングな俺は1個だけ小箱に入っていたソウルシャッドを結んでみる。今回はロッド3本とルアー10個、ワームは黄色いスタッガー1本のみの軽装です。基本的にルアーは全部アメリカのバスプロと日本のバスプロからお借りする段取り。
16lbsのタックルに無理やりソウルシャッドをつけて軽く後ろにキャスト。ボートの流れでゆっくり潜らせてたら1投目でコンコン!
お友達サイズ(嬉)
でも、その後はチンモク。
お昼前後の3時間ほどはアメリカのバスプロのワガママを受け入れましょうタイムです。
ずーーーーっと「パンチ」「パンチ」いってるアメリカのバスプロ。パンチさせないと殺されそうなんで、しばしのパンチタイム。
俺は昼寝タイム。天気よくて気持ちいい~
ベイトフィネス初挑戦
14時過ぎに釣り再開。前のプロ2名ががんばって巻いているんで、俺は後ろでまったり座り釣り。イッチーから借りたベイトフィネスタックル。ロッドはテクナ、リールは沢村さんのKTF。ラインは7lbsだったかな?
ネコリグがリグってあって、ゲーリープロセンコーに16ネイルが刺さっているやつを試投させてもらった。キャストは普通にできる。気持よく。
で、俺がベイトフィネスでもっとも訝しがっていた点、それは「着水後にフリーフォールするのか」。キャスト自体は陸上で試したことがあって、確かにストレスなく使えたけど、実際の釣りで、ちゃんとワームが真っ直ぐ落ちるのかどーかが怪しかったわけです。アシ際とかクイ撃ちなんかでワームが手前に来て欲しくないじゃないですか。
で、結果は見事にちゃんとフリーフォールしましたよ!
沢村さんスゲーっ
そんなわけで、ネコリグを勧められたけども苦手なのでシャッドを結んでもらう。
弱風に流されているボートのバックシートから風上に向かってスーパースレッジをキャスト。
さすがに、風上にスースレはノーサミングではちょっとキツイですね。スースレはもともと飛行姿勢が悪いから。スピニングでも逆風へ気持よく飛ばすのは無理。
要サミング・・・・
って頭の中では理解してても、サミングしない癖がついてるんで、数回に一回は軽いモモリ。
これが重心移動ルアーだったり、風下へのキャストなら問題なく飛ばせますね。
で、そんなわけで、あんまり飛ばせないんで、4mラインでいい感じにレンジを合わせるのが困難!
船中全員でこの釣りをやっているなら、キャスト後にエレキで進んで適正レンジまで潜らせるわけですが、なんせ基本前の二人はクランクを巻いているんで、俺はがんばってライン出したりロッドを水に入れたりして深度稼ぎ!
なんどかトライしててようやくロッドに重み???あれ?重すぎだよ、流れているウィードの塊を引っ掛けちゃった・・・・
と、思ったら、ウィードの塊がエラ洗い(笑)
バスでした!
さて、問題はここから。左巻きリールなので、俺は利き手の逆でロッドを持っています。とりあえずボート近くまで寄ってはきた。で、サイズは小さくなくて45くらいある。今のところ大人しいけども、ボート下にダッシュされそうな気配も。
イッチーに「突っ込まれたらどうすんの?クラッチ切り?それともドラグ?」って聞いてみたらクラッチ切りだそう。
いや、マジで!逆手でそれはちょっと難しいかなぁ・・なんて思いつつもボート下にバスが来たのでロッドのバットあたりに力を与える感じで耐えていたらあっさりバスが浮いてきた!
なんだこの感覚?!そーいえば、けっこう遠くで掛けたけど(最初はウィードの塊かと思っていたけど)、案外あっさりボート近くまで寄ってきた。
ちょっと冬バスっぽくて、魚そのものの元気もスピードもイマイチだとはいえ、グイグイと上がってきて無事にキャッチ!
そうなんです、この不思議な感覚はロッドのおかげなんだそうで。テクナAVの売りなんだそう。ベイトフィネスロッドだから、ブランクはかなり細いんだけどもすごいパワー。
バスロッドではなかなか味わえないリフティングパワーです。俺がジギングのときに借りるゼナックのロッドもまた超細いのに軽い力でグイグイ上がってくる、あれに似た感じです。
↑顔と口は50cmの風格だけど、微妙に寸詰まりで47cm(笑)
いやでも、リールもロッドもビックリでした。いろんなロッドを使ってみるもんですね。帰宅後、値段見てさらにビックリでしたが、琵琶湖メインなら無理してても買っちゃいそう。
そんなこんなで、なかなか適正レンジまで潜らせられないけど、
お手頃サイズが釣れたり。
この後、ルアーに絡みつくようなショートバイトが多発して、その正体はギル君で、久々のギル釣りを楽しんだり。
ギルに喜ぶ俺を見てアメリカのバスプロは心のそこから蔑んでいたんですが(笑) 俺はただの釣りが好きなオッサンなのよ~
で、時合なのかいいスポットに入ったのか、フロントの2人のバスアングラーがクランクで連発!
なので、後ろの釣り好きオヤジもクランクを投げる!けどツレネ。
最後にドラマが!?
最後に入ったラインはこの2日間を通して初めて!っていうギルじゃないベイトフィッシュが中層に映る魚探映像!
イッチーいわくモロコとか稚アユとかかもって事なんで、最後の最後にスコーンを投げてみる。
いや~やっぱり慣れたルアーはイイね~今にも釣れそう。
で、ボート手前で一瞬ウィードに掠ったか?ってタイミングでバイト!
したけどあわせる前にスッポ抜け?!あ?追い食いした!今度こそ!決まった~~~~
大きく曲がるスタリオン!このタックルで50弱まではいっぱい釣ってきたから、この曲がりっぷりと重さからして50アップ間違いなし!
最後の最後で来たぜ~~~
昨日の「明日の最後に55クラス釣るから」予告通り!
イッチーのアシストで無事ネットイン!
したんだけど、意外に小さい(恥)
ルアーを外して写真撮っていますが、なんと!口とエラブタの間にスレ掛かりでした。バス自体は太いんで、その掛かり方ゆえに凄い重かったんだもん・・・・
そんなこんなで、メインのクランクベイトでは1匹も釣れなかったけど、最後に好きな釣りで釣れた・スレた?ので終わりよければすべてヨシってことで。