"1℃の差"
2001年12月14日(金)北浦
1匹 天気:曇り|晴れ 水温:気温-℃℃気温:水温9~10℃℃手段:オカッパリ
9月以来4ヶ月間釣りに行けてないうっしーと平日釣行。先週あたりから急に寒くなって本格的な冬になりつつあるんだよね。北浦の水温は遂に9℃らしい。釣れるのかぁ?
■釣れないよ
まぁゆっくり行けばイイやってことで、うっしーがオレの家に迎えに来てくれたのは渋滞にギリギリはまらない時間の6時。しかし、甘かったね。6時ではまだ真っ暗だけど、日本国の経済活動はすっかり始まっていた。いきなりクルマ多いよ。首都高の9キロ渋滞にバックりハマって潮来インターを降りたのは9時過ぎ。ヤレヤレ。まぁいいっか。
とりあえず近場のキヨシへ。
昨日かなり雨が降ったみたいで泥濁り。水温は9℃。枯れアシの奥の奥をポチポチ攻めるがノー感じ。水路側は水が止まっている感じなのでじっくりツネツネ。一度「コキン!」とハッキリした感触があったけども、バスかなぁ?なんかコイ系の魚がラインに触れてビックリして逃げただけのような感じ。ヘチツネってたうっしーもノーバイツってことで、神宮橋方面へ。
2年前の冬にとってもよく釣れたとこへ。しかーし、世の中そうは甘くない。因みにここも水温は9℃弱。CCプレデターで小突きまくりたまにツネも投入しかなりがんばったけど、バイトもなし。沖には潜る鳥がいるんでベイトはいるっぽいけどね。んでこの頃から風が出はじめる。
っていうかスタートが遅いのでアッという間に11時過ぎだよ。参ったねぇ。うっしーが興味津々なマボフェチが本日のメインエリアなんだけども、せっかくここまで来たので、対岸の水路へ行ってみる。生活排水っぽい川なのでもしかしたら水温が高いかもしれない。
■11℃
川縁にクルマを停めて水温をピピピと計る。CASIOプロトレックの非接触型水温計ね。一発で計れてこの時期のマストアイテム。
で、期待通りここは10℃ある。河口付近で1℃高いから相当暖かい水が流れているはず。やるき度3倍アップでスピニングをセット。水門の角にツネを投入。かなり風が強まってラインが流されてウザイわ。で、あれ?ライ動いてるぞよ?あ、釣れてる。浅いのでバスがすぐに顔を出す。チイセー、そして元気ねー。でも、貴重な1匹だ。嬉しい。そのまま引っこ抜き。あー痩せてて口が壊れててちょっと哀れなバス。達者でな。
■やりすぎだっちゅーに
写真を撮ってリリースし、ふと振り返るとうっしーにもヒットしてる。すごいロッドワークでバスをかわしてる。これは貴重なシャッターチャンス!急いでファインダーを向け、華麗なロッドワークの瞬間をパチリ。
が、しかし。
なげーよ。瞬間どころか、永遠にロッドをグルグルやってバスをかわしている。っていうか、もうバス弱ってるって(笑)
「うっしー、やりすぎ!」っていうが、ぜんぜんやめない。もうかわしているっていうか、バスが引きづられてんじゃない?ファインダー越しにランディングの瞬間を撮ろうと待ちかまえてるんだけど、デジカメのバッテリー切れそうだってば。つーか、相変わらずライン巻きすぎだってーの。っていうか、ロッドとライン一直線じゃん。バレるってばさ。と、横から茶々を入れる。30分くらい格闘してやっとランディング。お!なかなかサイズやん。おめでとう。4ヶ月ぶりのバスだって。 オレはてっきり冗談でバスの引きを味わっているのかと思ったけど、本人は真剣だったらしい。特にその日の1匹目は慎重になりすぎらしい。
■無駄ヘチ
どっかの元プロがその場で2連勝し、すっかり天狗になっているというポイント。その名もマボフェチ。まぁオレには釣れないんだけどさ。12時にそれぞれ1匹づつ釣ってとりあえず満足した我々は、マボフェチへ向かった。
プレデターやスピナベを引くと、ボトムはかなりゴツゴツしてるのが解る。フットボールなんか投げたら即ネガカリ。ヘチだけじゃなくて、ところどころやや沖にも、「硬くて高さのある何か」が沈んでいるのが解った。まー釣れないんだけどさ。スピニングでじっくり狙うが、10分が限度だ。ダメだ。オレには釣れない。ここで釣りをしてるのは人生の無駄に思えてきた。これからは「無駄ヘチ」と呼ぼう。ってなかんじで日暮れまでどっぷり粘ったけど2人してギルバイトらしきもの1回づつでノーフィッシュ。
ツー訳で、4ヶ所まわって釣れたのは1ヶ所のみ。冬は1℃でも水温が高いところが良いって言われるけど、その通りの結果でした。とりあえず1匹釣れて良かったです。
フォトギャラリー今年最後のバスかなぁ
巻きすぎだって
その角度やばいって
しかしナイスバス。羨ましいー
本日の釣果:1本 ヤセくん
本日の 仕掛け ●TEMUJINイレイザー+TD-X2004C+SH3lb+アライブシャッド(PW)ツネ