"晩秋の西部パート1"
2004年10月28日(木)八郎潟
7匹 天気:晴れ 気温:3~12℃手段:トロ丸
そんな訳で常磐・磐越・東北道を爆走して秋田入り。今日は西部をざくっと見てみた。
■北へ
道中の気温は3℃・・2℃、磐越道では0℃!ヒエ~って感じ。3時ごろ八郎へ到着。コンビニで買い物してちょっと仮眠。車中泊すると、起きたとき脚が重くなるんだけど、この日、新潟でエコノミー症候群で亡くなられた方かいる事を後でニュースで知った。後部座席は荷物満載でどうしてもシートをフラットにすることができないので、車中泊するときはなんか考えないといけないな。皆さんも気をつけてください。
過去のこの時期の経験は99年、00年にある。でも、どちらも10月中旬で一週間早い。水温が15~17℃あった。基本的にすごく厳しくてノーフィッシュの時もあり。記憶に残っているのはゴロタにCCプレデターを投げて冬の釣りで40アップが釣れるのと、沖の浚渫でじっくりやってポロポロ小型~中型が釣れる2つの釣り方しか無い。ってもコンディションが(主に悪い方へ)急激に変わるこの時期だからねぇ。どーなることやら!
■いろいろまわってみるもNG
ボートの準備、タックル準備で桟橋であれこれと。合間にちょこっとキャスト。スピナーベイトにワンバイトあり。もう一回強烈なバイトとすごい引きの魚がヒットするもバレる。たぶん雷魚。水は思ったほど悪くない。けど、水温は10℃ちょっとな予感。15℃は無いな。周りの植物、半分は枯れててすっかり晩秋な感じ。天気は晴れ。気温は低いけど防寒を完璧にしたんで快適。手や耳がかじかむほどの寒さではない。
さーて準備もOK。いざ出船!
まずはボート屋周辺~橋までをじっくりチェック。この辺で釣れなかった事は無いんだけどワンバイトのみで釣れず。
橋沖はベイト反応モリモリ。でも、なにも起こらず。リップラップ側へ。プレデター、クランク、スピナーベイトで探るも何も起こらず。やばい!
1時間以上経ってやっと1匹目ヒット。これはオレが大好きなワンドと浚渫が絡むスポット、自称トガゾノのちょっと沖を引いたイラプション1/2ozに来た。小さいけど。ベイトっ気があったので、釣れる!と思ったけど実際釣れて良かった。また後でこよっと。
今度はリップラップ側を流す。しばらく流しても反応なし。ダメかなーと諦めかけたその時!
ニンジャにヒット!シャッドに来たらしい。八郎潟初バスはグッドコンディションの40アップ!おめでとう!ちなみに、ニンジャは今回の秋田入りで全国47都道府県を制覇したらしい!すごい。通過だけならまだしも、滞在で47都道府県はSUGOIっすね。
その後もちろん気合を入れて流すもNG。
ナローエリアのアシもダメ。ってかアシは基本的にダメダメ。出船前に進藤さんから「アシやってたらノーフィッシュかも」って言われたのが現実味を。
■冬場を探れ!
こうなったらもう完全に冬を意識。ってか、冬に釣りをしたこと無いけども、春先に真っ先に釣れだす風景とか、魚は全体的に多いけど夏はダメな風景とか。
某大規模なワンドへ。冬の風をブロックするからか、春先に良く釣れるとこ。流れ込み横のカバーへジグを落としたらコココっとバイト!ぶっこ抜きを試みるもバレタ!!!。いつものハリヤー+PEのつもりであわせたけど、そーいえば、フロッガー+ナイロンだったわ!フッキングパワー間違えた!
と、タックルのせいにしてみる。40は確実にあったのに!ショック。
この辺は湖流がスゴイ。水門全開か。夏来た時これくらい流れてて欲しかった感じ。流れのあるとこはまったくバイトなし。流れの影響が無いシャローへ。水深70cmのコンクリートとかゴロタがからむストレッチ。「ここはスピナベ、シャロークランク場だよ」ってニンジャに言った瞬間、ゴン!とヒット。やっと2匹目。でもまたまた小型。
このエリアは水動きが悪い感じのところでポツポツ反応があった。ジグに何度かバイトがあって、スピナベ、プレデターで1匹づつキャッチ。昼になって水温が上がってきたタイミングもあるんだろうけど、やっと有望なエリアを発見できた感じ。
■浚渫もNG
行きがけの駄賃で、沖の3mくらいに単発であるマンメイド系を何度か打ってみたけどノーバイトなのが解せないけども、とりあえず午後はコイ生簀跡周辺へ。沖のマンメイド、浚渫、パイプ系、ハンプをけっこう真面目に、スピニングまで投入したけど一切反応なし!!驚いた!まさかここで釣れないとはね。いったい何が起こっているのか。
そして僕は途方に暮れる
最近あんまり釣れなくなった大規模浚渫へ。ここでも釣れない。つーか、もっと真面目にやれば釣れるかもしんないけど、釣れるときは一投目から反応あって連続ヒットになった(過去形)けども、まー漁師に獲られまくりなのか絶対数減っているから、もうそんな事は二度とないのかね。
■午後の部
午前中八郎潟西部の主な風景は一通り試した。結果はワンド部のシャロー&リップラップでポツポツってな感じ。
水温の上がる午後にもう一回おさらい。
で、答えはすぐに出た。ニンジャに2匹目ヒット!これまた40アップ!すばらしい!
でも、単発なのはやっぱり午前中と一緒。リップラップを100m流して1本出るかどーかの展開。
15時になるともう夕方チックに。ム~。渋すぎるぜ!八郎潟!日が短いぜ!秋ってやつは!
リップラップをスピナーベイトでひたすら流す。「こーゆー時、CCプレデターに変えると一発で釣れちゃうんだよ!」ってニンジャに宣言して、やっぱり一発で釣れた。
サイズはこの際、気にスンナ!
で、その後続かないのもいつもの事(笑)
しかし、夕方のプチフィーバーか浅場が広いゴロタエリアでイラプション3/8ozにマメヒット!「次のプレデターでも釣る!」って宣言どおり連続ヒット!さらにサイズダウン!
ってことで日が暮れた。
今日は寒さのどん底で明日からちょっと気温が上がるらしいので、明日以降は今日の下見を踏まえて、がんばるぞ!って感じです。
■思い出フォトグラフ
ニンジャ初八郎潟バス40アップ
オレは最大でも39cm
コンディションはなかなか良い
プレデター最大級LOVELOVE
「アーーッアーーッ」。白鳥がシベリアから飛来。この声を聞くトーホグの日本海側地方にながーーいながーーーい灰色の冬がやってくるのです。ちょっと切ない思い出。
初日オーラスはこのサイズ!よく食った!