"586ツアーextra2007秋Day2/2"
2007年10月16日(火)八郎潟
11匹 天気:晴れ 水温:13℃気温:5~17℃手段:トロ丸
そんなわけで2日目、最終日!アシ撃ちも奥が深いんだな、と再認識した一日でした。それよりなにより鴨!カモ、カモ~ン!じゃなくてゴーアウェイってか、お願いだから飛ぶ鳥は跡を濁さないでお願い・・・・
今回もスーパー晴れ男ぶりを発揮
前日不眠不休で走ってきて釣りしてさすがにこの日は風呂入って飯食って18時にバタンキュー(死語)。おかげで12時間睡眠!目覚めバッチリ。で、朝の天気予報を見る。前の週末から気温が一気に下がったようで、昨日は冬の使者ハクチョウが秋田に来たとか。そういえば初日の朝にハクチョウの鳴き声聞いて切なくなった(トーホグ人なら解って貰えるはず)。朝の気温は5℃。けど、日中の予想最高は18℃。もちろん今日も晴れ!この時点では「水曜日までやろうかなー」ってちょっと思っていたけど、週間予報は水曜日まで晴れ。木曜日から曇り(笑)。コレ見て今日帰ることを決意!いつも朝は遅めだけど、日が短いので即出発!
もう今日は浚渫なんてやらないぞ~。嘘、エンジン暖まるまで・・・。ちょっと。やっぱり何も起こらず。寂しいなぁ。粘らずサクッと下流へ
とりあえず1匹釣って安心してみよう。冷え込みがきつかったから、クランクは駄目かなー。昨日の最後のは水温が上がった夕方だから釣れたのかなーって、期待と不安半分ずつでHU-150を引きまくり。いつもは流して釣るけど、時間が短いので、ドンピシャのピンからスタート。んが、何も起こらない。
20分間ノーイベント。こりゃおかしい・・・。クランクが違うのか?試しに一投ライトリグ。
一発ヒット!居るには居るのね。また白鷺に笑われそうなんで、この1匹でスピニングは終了。リールも外して完全封印。再びHU-150で。しっかし、今日もまたカモが行く手を阻む訳ですよ。たとえば・・・
朝の1匹釣ったのは上図の63番。次にホットな所は101番なんですが、そこに視線を向けると・・・
居るんですよ彼らが。普段は写真左の凹みにバスが居るんですが、今日はカモが5~6羽入ってます。ボートが近づくと、ドババババアババって出てきて、オレの進行方向の先に逃げるんですよ!!!。鳥って、追われたら真っ直ぐ逃げるだけなんだもんね。基本的にオープンウォーターならぬ、オープンエアに居るから、魚みたいに、カバーに逃げるとかせず、ひたすら真っ直ぐ逃げる。だから、逃げる先は、次のアシの凹みな訳で・・・。ホントに参っちゃう。
鋭すぎるフックが仇になった!
今回、とってもタメになったというか目から鱗的な出来事を。前日、リップラップ帯で投げまくったせいもあり、HU-150の針先がちょっと甘くなっていたので、がまかつのトレブル12に変えたんですよ。これは滅茶苦茶刺さる針です。がまかつのトレブルでは一番のお気に入り。んでも、コレが仇になった。
なんか、昨日に比べてやたらリップラップに刺さるんですよ。濁ってて見えないから言い切れないけど、リップが挟まるんじゃなくて、針が岩に刺さる感じ。反対側に行かなくてもラインパッチンですぐに外れるのでたぶん針が引っ掛かってる。更に、やたらめったら枯れ草も拾う。
倒れたアシ・ガマ、水中の浮遊ブツも。クランクだったらリップがあるので、結構かわしてくれるけど、見事にフックに草が引っ掛かる。昨日はこんなに引っ掛からなかったから、針が鋭すぎるのも考えものだな、と。そういえば、西湖の溶岩絡みでオカッパリしてても、普通のマス針よりも、刺さり優先でがまかつの「マス」針使っている時はよく岩に引っ掛かったもんな。
オープンウォーターとかルアーを止める釣りの時は刺さり優先でも良いけど、カバー絡みでルアーが動いてる釣りだったら、ある程度は刺さりがヌルイ方が快適に使えるんだなーって思った次第です。
で、話を釣りに戻して、ゴミをやたら拾うストレスを感じつつも、魚に触れる感触が多くなってきて、そろそろ釣れるか!って思ったら・・・
危うく、今回もビッグファイトを展開するところでした!あっぶね~。ってか、やっぱりトレブル12の刺さりは凄い。
まーそんな訳で40分ほどベストストレッチを流したけど、鳥の妨害があったり、ってか、やっぱり水温下がりすぎ(朝で前日比マイナス3℃)なので、この釣りはまた後で!
やっぱしアシ撃ち
昨日バラシた敵討ち!ってことで、昨日よく釣れたアシへ。昨日と風が正反対の南東の微風。やれるアシが極めて少ないので、今回は普段のオレじゃあり得ないくらい丁寧に丁寧に撃ってみた。
アシ際でナニカが逃げる気配モンモンの所はよく釣れます。人の気配を感じてガサガサガ~って奥まで速く逃げるのは殆どが鯉だけど、鯉とバスが殆ど同じ所に居る感じ。バスの場合、ジグが着水した瞬間、少し横のアシがササっと動いてパクっと食べに来る感じ。
そんな食べ方が今回はとても多くて、殆どフォール中に食ってた。で、釣れるサイズがみんな40チョイなので、ジグを一瞬で丸呑みするわけです。更に厄介なことに、多くが居食い。一瞬で丸呑みして動かない感じ。
30cmくらい横からすっ飛んで来る感じなので、活性が高いっぽいんだけども、夏場なんかの食ってから横に走る事は殆ど無し。ほど居食い。で、子バスみたいにハグハグ食べないから「コンコンコン」ってアタリは全く無し。
だから、バイトはフォール中サミングしてる親指に違和感を感じるか、ラインに微妙な変化がでるのみ。「食ってるのか?」って感じでゆっくり聞き合わせしてモッソリしてたらフッキング!ってな感じが多かったです。
こんな時は高比重ノーシンカーが最強だと思うんですが、不思議なことに結構投げたけど全然駄目。釣れ方的にテキサスリグの方が向いてる気がするんだけど、前に書いたようにPE通せるシンカー無し!ってことでやや無理矢理ジグでやってます。最近テキサスばっかりだったからたまにはジグも良いんですけどね。特にPEのテキサスだと絡みトラブルが多いし。
で、すぐにまたまたヒット!
で、すぐにまたまたバイト?!え?違う?って半信半疑だとバレ・・・orz
とはいえ、全部が全部同じ食い方するわけでは当然無くて、ポチャリ・・横のアシがザザザ・・コン!と気持ちよくアタって・・・そのままペッ・・・orzってのもあったり。いやいや、しかし、本当にアシは釣れる、ってか魚が多い。
相当な接近戦なので超楽し!
あり得ないくらい慎重にスローにやっているけど、こんなに丁寧にやれば、連発するんだなーって思った。昔のダダ流し、テキトウアプローチでも普通に釣れてた時の癖をいい加減直さないと駄目なんだなーって実感。
ノリーズファンの皆様お待たせしました。今春リリースされたクリスタルSのプロモーションビデオで田辺さんが釣ったピンでございます。このピンは通年よく釣れます。むしろ釣れない事が無いくらい。あのDVD見てて、「あ、そのコースは間違いなく釣れる」って予告できたもん。あ、でも、今回オレには釣れませんでした(恥)。
ってことで一通りアシを撃って釣れて満足。横にあるシャロークランク場をちょっと流す事に。風裏になってて良い感じ!
しかーし・・・風裏といえば・・・・・。ここにも必ず奴等が居る。
しかも、オレがこれから流そうとする方向に良い感じのV字引き波立てながら逃げる。そして、ドババババアバアバババbbって不格好に飛び立つorz。あーぁ終わった。
やっぱりクランクでは何も起こらない。角にちょっと生えてるガマへ。
コンコンコン!と明確過ぎるバイトはやっぱりチビさん。
さて、ナニカが変わる10時。イッチョリップラップをリベンジ。リップラ繋がりでリップライザーを投入。今回今江さん絡みのルアーはシラウオしか釣れません・・・
ツレツレピンスポットを通過しても駄目。こりゃ参った!
上流へ
ってことで、沖の釣りをし北上。んが、やっぱりボラに占領されてるっぽい。
ボート動いているとこの映像。ボートが止まると・・・
こんな横長に。ボラかどうかは解らんけど、ともかく、沖の釣りは本当に駄目。風が無いので、今まで出来なかった事も色々チャレンジしたけど全くのノーバイト!くっそ~
ってことで、素直にアシ撃ち。今年、上流は全く釣れないので、殆ど諦めモード。んが、風裏のスーパーシャローの岬の横の凹みの張り出しの影の凹みに何気なく落としたら・・・食った?
食ってる!ウりゃードババババババ~ン。デカイ!
ってか長い!
上あごバッチリ。こうなった99%バレ無い大きいフックのDEPSジグ最高!
念のため、奥の方もしつこくやってみる。けど駄目。ってか、PEだとフワフワ乗っちゃうからヤリズラいのよね。
やっぱし今日は際にいるっぽい。際の変化の変化の変化くらいの変化に。
こりゃまた30cm横のアシがガサっと動いてラインがキュっとなって釣れた43cm。いやいややっぱり八郎最高!!
今度は一番沖に張り出したアシのすぐ横でバイト!食ったのがあまりにも目の前過ぎてフッキングミス!ドバババ~ンと暴れて泡だけ残してお帰りになられた・・・。残念!
チョイと移動。旧STC周りへ。一番手前のアシの固まりの一番手前で、今度は派手に食べてラインが走る解りやすいバイト!
いやいやタマンネぇゼ八郎。その横の「とがゾノ」は浅すぎで入れず断念。そのまま橋方面へ。
橋回りにはシラウオがワンサカ居たけど釣れず。
完全に南風に変わる。昨日と真逆。前回来た時と同じ向き。
ってことで、前回入れ食いになった北向きのガマ岬へ。
んがっ・・・・
風裏部からもの凄い数のカモがドバババッバッバbbbbbbばああばばbb-
終わった・・・・
諦めてそのまま岸を流そうとしても凹みという凹みからドババババアババッババッバbbーーーダメダコリャ。
そんな感じで鳥達に虐められまくりで凹んでいると、雲が厚くなってきた。良い感じの夕暮れジャン!(実はまだ14時な事は時計見てないから気づいてない)。
ラストスパートじゃいって感じで、スーパーランガンしたわけですが、どこ行っても風裏はカモの妨害に。で、朝釣れたアシに行って2回ミス!!!
別のアシ行ってこれまた2回ミス(こっちのは子バスっぽかったけど)!!!たぶん時間がないから焦っちゃってるんでしょうね。何やッテンダヨオレ。いつだったかの秋も最終日の後半ミスしまくりだった気が。そんなこんなで、午後は魚にまったく触れぬまま、気づけば16時!ピーーんち!
クランクでプチ連発したのは昨日のこの時間。けど、今日は全然駄目。バイトすらないし、鯉・ボラ・白魚も激減してた。水温低下か、風向きの違いか。理由はわからない。けど、ただ一つ言えるのは「釣れない」っていう事実。こりゃ参った!で、前に書いたように、フック替えたら、ゴミ掛かり・根掛かり激増で超ストレスなので、オリジナルフック付きのHU-150にチェンジ。これで快適度激増。けど、いぜんバイトは遠い。こりゃ完全に外しちゃったか!クランクは昨日で終了か!
って凹んでたら神様がお情けで1匹くれた。ありがとう!
よしこれでクランクはOK。あとはアシ撃ち。4回もミスったままじゃ帰れませんってば。
カモ被害が少ないアシを選んで最後の最後になんとか1本キャッチでタイムアップ。いやいや痺れた。
レンタルのお客さんが居ないので、一人で後片付け。自分なりにはよくやった!釣り方がマンネリだけど、アシ撃ちで今日みたいな感じのバイトばっかりってのは初めてだったので、これもまた良い経験になりました。
因みに、昼に釣りしてたSTCの金ちゃんは、狙っているバスはオレがアシで釣ってるのと一緒なんだけど、釣り方が全く違ってて「5mテキサススイムセンコーのアシ際並行引き」でデカイのを短時間でいっぱい釣ったと。なるほど!その手があったか!って感心。スピナーベイト・バズベイトでそれもちょっとやったけど、倒れアシが鬱陶しくてやりきれなかったオレ。来年試してみよっと。あと、金ちゃんはオレのボートで入れない激シャローもやってた。「あんな浅いところ釣れるの?」って聞いたら結構釣れるみたい。なるほどねぇ。八郎潟に関して他の人の話は聞かないオレですが、だいぶマンネリ化してるので、来年はいろんな人の話も聞いてみようかなーってちょっとだけ思った訳ですが、でもやっぱりそれをやっちゃうと面白みが激減するので、やっぱり聞かないでおこうと思いました。
今回の活躍ルアー
そんな訳で今回の活躍ルアー(そもそもそんなに釣ってないけど)。
HIDEUP HU-150とDEPS スライディングジグ+ゲーリーフラッピンホグ(旧型)。
HU-150は兄貴分譲りの使いやすさ満点。海がすぐそばで風の影響が大きい割りに、キャスト精度を求められることが多い西部なので、オレの場合は投げやすさ・安定飛行重視で選んでます。これは文句なし!できればラトル入りも欲しい!あとチャート系カラーをもっと作って欲しい!(HU,IK共に琵琶湖系ばっかり!)
マット系チャートは歯形が付きやすくてステキ!
で、スライディングジグよりはフラットバックジグが良かったけど、手持ちがなかったので、こっち。PE6号なので、もちろんロスト無し。針も滅茶苦茶丈夫なので、2日間これ1個で全部釣りました。こちらもヘッドは歯形だらけに!
トレーラーは今回はフラッピングホグが激釣れ。いや、正直な所、あの食い方なら目の前に落ちれば何でも食うって思いたいんですが・・・。今回コレ系のワームは多く持ってきてないのもあるんだけども、それにしても良い感じでした。2日目の午後にこれが無くなって、あれこれ違うワームつけたけど、イマイち大きさ・フックとのバランスが悪かったり、カラーがチグハグだったりなんだり。フラッピンが無くなった途端バイトが遠のいたので、本当に、何でもOKと思いたいけど、事実バイトが無く・・・。こうやって心にネガティブ要素が芽生えると本当に釣れなくなるもので・・・。色々試して、最後の1匹は割と収まりの良いZOOMスーパーホグで釣れました。
オマケ・オレメモ
これは湖の真ん中だけど、こんな感じでアシのワンドからドバババババアババ~んと数十匹が飛び立つんです・・・・
前回撮ろうと思って忘れてたHIDEYOスタッガー4インチ+ハイパーフットボールジグの泳ぎの映像。ヘッドが揺れて良い感じです。
そんな訳で今回も新潟経由で帰宅。以下オレメモ:18時半にSTC東部を出発。本荘から酒田みなとICまで7号線が45キロ。鶴岡から中条ICまで100キロくらい。村上が鬼門。東北道より100キロ短縮。インター降りたのが24時55分。6時間半くらい。プラス1時間。往路:夜間割引で8150円・帰路:色々割引で6350円。