"初めての北浦ボート釣り"
1998年10月25日(日)北浦
8匹 天気:晴れ気温19度水温19.8度 手段:
っちゅーことで、今回は夢にまで見た北浦の初ボート釣りに先週に引き続き佐武のアルミボートで出撃だ。
SORRY ! ~今回も長文です~
■マイドリーム
さて、北浦でボート釣りをするにあたって是非ともやりたかったことある。
- 岸釣りしててよく釣れるとこに魚探を掛ける。
- 立入禁止ドックの外壁を常る。
- 沖のホウキやクイを撃つ。
んで、出かける前に北浦でガイドをやっている布川さんのホームページをチェックしたら、24日は、あんまり釣れなかったと書いてあった。ただし石積みのラバジで何本か釣れたって事なんでなんとかなるかな?と淡い期待を抱きつつ家を出る。
現地には5時前に到着。まだ真っ暗でボートの準備もできないんで、とりあえず景気付けにと、いつものオカッパリポイントでちょっと釣りをする。
結果、佐武が1本ゲット。俺ノーフィッシュ。ムムム。まぁいいか、これが逆だったらまた機嫌悪くなるからな。
穴瀬ドックでボートの準備をし6時過ぎに待望の湖上へ出る。いやー楽しいな北浦。天気は快晴、風も穏やか、水がちょっと悪いような気がしないでもないが、釣りしやすそうな天気。前回雨だったから余計に嬉しい。
さて、釣り開始。といっても2人ともポイントは知らない。霞北浦全集マップを見ながらゆっくり船を南へ進め金上げのちょいと北側のクイエリアでエレキを降ろす。
最初はお約束の引き物系。佐武は家を出る前に柳プロが北浦でハードルアーを使ってバンバン釣るビデオを見てきているから、夢を見ているようだ。
俺はあいかわらずバイブ10投で飽きる。マッドペッパーに結び変えてTDバイブと同じ調子でフルキャストしたら、、取り返しのつかないバックラッシュ...終わった。
今日は「常吉禁止」とかいうバカバカしいルールはないから気兼ねなく常るぞ。一応ラバジとやらも結んだけどな。
梶山の岬にある浚渫に行ってみる。おースゲー、浚渫だよ。見事なブレイクだ。でも、魚探になんも写らないので釣れる気しない。次に梶山ドックへ。ここは岸釣りでよく来るところ。おもむろに周囲に魚探を掛ける。うわー楽しい。本当はドック周りを撃ちたいが、岸釣りの人が多くて近寄れない。残念。
次は帆津倉のドックへ移動。ここは確か釣り禁止ドックだと思ったが、あれ?ヒトヒトヒト...
なんじゃこれ?とりあえず外側に人が居ないのでドックの壁を流す。魚探を見るとドックのすぐ側で4mもある。しばらく流して待望の1ピキ目!ほとんどアタリが解らなかったんだけど、ヒレがピンピンでプリプリの37cmクラスでヒキが強い。あーウレシーデジカメの電池切らしたのを後悔。
そんでドック横のクイ群を撃つ。水深は3~4m。数投目で2匹目ヒット!またまた同サイズ。いやー北浦は楽しいぞ。ほほほ。しっかしまぁ今日はアタリがよく解らないな。
そして、10分ほどして3匹目ヒットと同時に佐武にもようやくヒットのダブルヒット!俺より一回りは小さかったが、佐武プロようやく1匹目ゲットだよ。おめでとう。
クイを撃ち尽くす。さて、どうしよう?フト沖をみると竹ボウキとやらが見えるので、行ってみる。本を見ると「オダが沈んでいる場合がある」って事で、ホウキ巡りをしてみる。たま~に、オダっぽい感触あり。しかしギルアタリばっかり。そんで4箇所目くらいに明らかにバスのアタリ...?っぽいアタリ!ウリャ、ゴン!乗ったぁ。またまたまたナイスフィッシュ!38cmの800gだ
山中湖のバスばっかり見てると北浦のバスは良いねー。プロポーションが違うよ。丸々太ってて良く引いて一回り大きくて。いやー楽しい。
楽しいのは俺だけで、佐武は不機嫌モードに入ってきた。やばい雰囲気だ。俺的には、ホウキをもっと撃ちたいのだが、佐武は嫌がっている。ッケ
次は猪ノ塙岬~ドックに魚探を掛ける。ウワー、こーなってたのかぁ。どーりで釣れる訳だよな。魚探を見て興奮する2人。そんで更に南下して白鳥~札エリアへ進む。佐武は柳プロのビデオ通り、白鳥沖でクランクを投げ続けているがアタリも無し。トホホ。ビデオはビデオ、そー世の中甘くない。
そしていつも指をくわえてみてるだけの鹿行大橋橋脚へ。でも、釣れないんだなコレがまた。ここで佐武が桂川プロへヘルプの電話をしてみる。桂川さんの話しでは金上のオダでスピナベのスローロールが良いとの事だ。橋脚を一通り撃ちバイトも無いまま夢破れ、金上へ戻る事にした。
でも、金上へ戻る前に、朝連発したクイへちょこっと寄り道。朝とは風の吹き方が変わっているが、到着早々佐武にヒット!30cmチョイだったけどな。うーーむ、猪ノ塙~鹿行大橋までバイトの「バ」の字も無かったのに、ここでスグにヒット...やっぱり釣れるエリアというのは大事だね。なぜココがそんなに釣れるんだろうか?謎だ。昨日北風で結構荒れたらしいから、風裏にあたるこのエリアが良いのだろうか?奥が深いね魚釣りって。
■金上オダ常金上のオダは超有名。でもレンタルボート専用エリアらしいので、かなり端っこにある3~4mラインにあるオダでコソコソ釣り開始。4号ナスの常でオダを探しながらズルビキをくり返す。たまにオダにアタると嬉しい。あーあー釣れそう釣れそう...ヤケに興奮する。
一方佐武は黙々とスピナベを投げている。無理しちゃってまぁ。3箇所目のオダで、またまた良く解らないアタリとともにナイスフィッシュゲット!いやぁー久々のバスだよ。嬉しい~。クイで釣ってホウキで釣ってオダで釣って、ボート釣りらしいなぁ。嬉しいよ。
その後、1匹30チョイを水面でバラスが、「コバスには用事ない」と強がりを言えるほどの満足感だよ。
佐武プロも遂に我慢できなくなり「やっぱり常なんだよな」と常吉開始。でも、釣れない。
オダも撃つところが無くなった15時過ぎ、さてどうしよう?どこ行こう?これ以上北上してもダメっぽいし。ってことで、対岸へ渡り梶山の浚渫へ。風も吹いてることだし岬&回遊で爆釣か?そー世の中甘くないよな。魚探にはなーんも写らない。
ここのクイはちょうどブレイクに掛かっているので、よく雑誌で目にする「ブレイクがらみのクイ」ってヤツか?と思い、クイにキャスト、で、コツ!キャー嬉しいー30cmチョイだったけど正に狙って釣った魚だ。満足。
16時30を過ぎてラスト30分を梶山ドック沖のクイに賭ける。フト気付けば、今日は全部ヘビ常で釣っている。スピニングは全く使ってなかったんで、「基本にもどろ」と、3ポンドライン+リーパーパープルウィニーをセット。「これで釣りてー」とポチャリ。ヘビ常しているときはラバジやっている感覚に近いが、このセットは正にフィネス。もの凄く神経を使って探る。んで、ベイト常じゃ絶対に取れない微かなアタリ?グイーとスイープ、乗った!
焦る佐武の顔を横目で見つつも、イヤー楽しい~~~~~、ケド、3ポンドライン、コワ~~、ドキドキもののやり取りだよ。よく今までこんな細い糸使ってたなぁと思いつつなんとか無事にランディング。35cmくらいだけどやっぱりプリプリのナイスバス。
しきりに悔しがる佐武プロ「なんで?俺に釣れないのだ?5ポンドラインのせいか?」。「さぁ、でも俺12ポンドで6本釣ったよ、関係無いんじゃない?ホッホッホ」と、再びキャスト。底をとってゆっくりズルヒキでまた微妙なアタリ?グイッ、乗った!佐武プロは「え?本当に釣れてるの?」と鳩マメ顔だ。
終わってみればボートではまたまた8対2の圧勝だよ。まったく相手にならねーな。あーあー落ちぶれたもんだよ佐武さんも。なーんて事はおいといて、初めての北浦ボートフィッシングはいろんな夢がかなってとってもとっても楽しい一日であった。
本日の釣果:8本本日の仕掛け:HLZ601MFB+TDX105HV+SHN12lb+ナス3~4号の常吉ロボストレート4.5インチ いろんな色*4ボディーワーム パープルウィニー*2
HLZ601MLXS+Z2500iT+SHN3lb+ナス1号の常吉リーパー パープルウィニー*2