"『常納め』"
1997年12月29日(月)北浦
2匹
えーすみません。これでマジで最後の釣りです。本当です。ウソつきません。釣り納めならぬ常納めです。
ってな訳で、お馴染み佐武しんいちろうに乗せてもらい、カミさんと3人で再び北浦へ。先週とはチト違って今日はサスガに寒いぞ、これが12月下旬の気温と言う感じの北浦湖畔へ日の出直前に到着しさっそく常る。
先週の日曜日の夜あたりから北風が吹いたり気温が下がったりして、先週ほどの釣果は見込めないんだろうなーっていう悪い予感が的中しやっぱり釣れない。いつもファーストフィッシュを取れるピンでも無反応。佐武がいつものピンスポットでようやく1本取ったのを横目にトガゾノへ行ってみる。
シーンと静まり返ったトガゾノは生命感がイマイチ.....案の定、アタリもなし。手がかじかんでてキャストするのもぎこちない。執拗に攻めるが無反応。「あー終わった。今日はダメだな」とにかく先週とはまるっきり状況が違うのだ。
トホトホと車へ戻る途中、ちょいと気になる場所があった。防波堤の角にゴミが一杯溜まっている。普段そんなとこは攻めないが、なんとなく投げたらヒット!ふっふっふ、神様からのプレゼントか?偶然とはいえ嬉しい1匹。「冨樫が釣ったら即移動」の法則で後ろ髪を引かれつつ大移動。
次は先週全員で4~5本取ったポイント。ここは好条件が揃っているので期待十分でゆっくり常る。2回バイトがあったけど逃す。悔しい本当に悔しい。あーあーあーあー、で、また移動
とある岬を見てみると、風が当たってない所が何となく良さげ。でも、冬のエリアとしてはイマイチとは思ったが、みんな昼寝するっていうから、車を止めてもらって一人で護岸のヘチを常ってみる。10mほど常るがやっぱり反応なし。5月頃ならガンガン釣れるんだけど...この時期は居ないのか?
ボチボチ眠くなってきたし、オレも昼寝しようかなと、気を緩めた瞬間、アタリ!凄く元気が良いぞ!引く引く!あー楽しい!嬉しい!などと浮かれていたら、ヘチにラインが擦っているではないかヤバイヤバイ。ファイトを楽しむ余裕がなくなり慌ててハンドランディング。はっはっっは。嬉しい。車で寝ていた佐武とカミさんを起こして見せびらかす。ヌハハッハ。
佐武が慌てて起きてきて2人で常ったがあとが続かず移動。
次のポイントでも2人は寝るらしいので一人で自作ミノーのスイミングテストしたり座り込んで常ったりしてで時間を潰す。1時間経過しても自ら起きる気配が無い佐武をたたき起こして次のポイントへ移動するも全員ノーバイト。
昼食を挟んで午後の部は西岸の上流部から南下する事に。でも、この辺は全体的に浅いし水は腐っているし、底は柔らかいし.....まったくやる気無し。佐武に「もっと南へ行こう、鹿行大橋まで行こう行こう行こう」と5万回くらい言ったのだが、何を勘違いしたかバイブやらラバジやらクランクを投げ始める始末。あーあーあ。もうダメだ眠い、寝よっと。
フト目を覚ますとそこは霞大橋にあるロコっつープロショップの駐車場。「ん?アレ?釣りは?」....どうやら、昼寝している間に釣りは終わっていたらしい。オレが寝たあと、2カ所程まわったけど結局誰も釣れずに今年の常納めは終了!
結局オレ2本、佐武1本、カミさん.....は体調が悪くて...
という先週とは打って変わって寂しい結果となったけど、まぁ冬の釣りはこんなモノでしょう。先週が調子良すぎただけなのね。うん。
追伸:普段は沖のブレイクやオダを狙っているレンタルボートがやたら岸に寄って護岸やドックを攻めていた。っつーことで、今日は湖全体が渋かったと思う。それとも、全員バスワールド2月号の赤羽さんの記事(困ったらマンメイドを攻めろ)を読んだのだろうか(笑)
っつーことで、コレが正真正銘オレの釣り97の最後です。読んで下さっている皆さん一年間ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いします。誤字、脱字、無駄に長い文章など....失礼しました!