"ひき運"
2002年12月14日(土)水郷
1匹 天気:晴れ 水温:水温4~7℃℃気温:気温-℃℃手段:岸釣り
丸一日釣りして、1バイトあるか無いか。わずかなチャンスをものにできるかどうかっていうすごーく厳しい冬の釣り。でも、釣れてくる魚はキレイで大きかったりする。
うっしー・Tacoぺぇと3人で行ってきた。
■ノーバイト
流入河川をふくめた常陸川の最上流~河口付近まで、朝6時から午前中いっぱい釣りをしたけど、うっしーがギル1枚釣っただけ。その後オレが昼寝している間Tacoぺぇに2バイトあったらしいけど、船中0匹な午前中。予想通り厳しい~展開。ただ唯一の救いは好天無風なこと。河口湖住民なオレは防寒着なしでOKだった。さすがに朝イチは寒いけど。
水温は低いところで4℃。だいたいは7℃で去年の今頃より低い。行く先々で全く生命反応ナッシング。魚類はおろか、へたしたら鳥さえいない。ピュー。
■バイト?
午後イチにTacoぺぇが水郷マスターズから教えてもらったエリアへ移動。先週だったかけっこう釣れた場所らしい。昼寝後のスッキリばっちりな状態で、このチャンスに賭ける。濁っている気がするけど、初めての場所なのでよくわからん。でも、鳥が居るしエサ釣りのおっちゃんもいる。生き物はいるっぽい。沖には潜る系の鳥もいた。
土手を歩いて釣り座を探す。一カ所カモが溜まっているスポットがあったのでそこからスタート。したら、一斉にカモがバチャバチャ~と逃げた。あぁ場所荒らしちゃった(笑)
水深は2mちょっとある。1/16ozセコジグ+3インチホグでクイを狙うもここで尿意。ロッドを脇に挟んだまま放尿・・・・。あーすっきり。ロッドをもってピックアップしようとリールを巻くとラインの入水点が沖へ!うう?お?あわててフッキングするが手応えなし。ふつう、こーゆー場合魚がくわえて沖へ走ったって思うけど、あまりにも釣れない状況なので、きっと水中に倒れアシがあって、それに沿ってスっとラインが沖へ動いた(←解ります?この状況)んだろうなぁと。
さらにセコく1/32ozジグヘッドにBMC4をセット。
■釣れた!
テクトロしにくい場所なので護岸にそってピュっとキャスト。着底後、ボトムを泳がせる感じでピュピュ巻いてくると「コッ」。お!糸ふけをとってスィープであわせる。乗った~。嬉しい!バイトがあまりにもはっきりしていたんでマメだろうと勝手に判断しやや強引に寄せる。が、けっこう走る。プラグほどバラしの心配は少ないけど、やっぱり慎重に。ショルダーバッグとかカメラとかじゃまなのを全部外して慎重に。はいつくばって顔をつかんでランディング。やった!貴重な一尾。嬉しい!
写真を撮っていると土手上にTacoぺぇの姿。「釣れたの?」おう釣ったぜやっと。彼にも撮ってもらってついでに検量してもらう。っていうか勝手にしてた。長さは43センチ。重さは1キロばかり振り切れ。検量マニア曰く1150gらしい。ふーん。それより、とってもキレイな魚体だ。ヒレもピンピン。あーうれしい。ちなみにTacoぺぇもついさっき1匹バラシたらしい。つーか、さっきの放尿中のあれもバスだったんだろうなぁと今更ながらに思う。けど、あんとき釣ってたらこの40アップは釣ってなかったんだろうな。
バイトが遠のいたんで、3/8ozフットボールでボトムチェック。全体的に硬くないけど、所々にちょっと硬いのがある。でもネガカリはしない。木とか小石とかか?オレが釣ったとこには高さのある超硬いなんかがあった。護岸に草木が生えているとこはなんもなく、オープンなとこは硬いものが多かったんで、きっと不法投棄されたものがあるんだろうと勝手に想像。
オレと反対側に進んでいった2名もそれぞれ1匹づつ釣ったらしく、これで全員魚をさわれた。めでたしめでたし。
でもって午後から夕方まで場所を変えつつ気合いを入れてがんばったけど、全員ノーバイトで終了。水郷マスターズから教えてもらったエリアだけで5回のコンタクトがあり、それ以外はスッカラカン。マスターズに感謝。で、オレのが40アップで他の2人のは小さかったらしいんだけど、みんな同じ事やっているんで、とっても運が良かったと思う。ひき運の強さ。それか、遠路はるばる来たんで、神様のプレゼントなんでしょう。
釣果:1匹 本日仕掛け:バトラーヘルファイアー+TD-Z2506C+BMS3LB+BMC4JH