"30の壁"
2004年10月01日(金)河口湖
8匹 天気:晴れ 気温:25℃手段:アルミ
来週のM戦のプラを行うらしいマチュイのボートに無理矢理乗った。今回もやっつけてやろう!久々の河口湖。久々に半日の釣り。一応前日ラインを巻き替えたりしてワクワク。一応、彼にとってはマジメなプラなので、詳細は省略。奥歯に物が引っ掛かった文章ですみません。
■3ヶ月ぶり
狙うシチュエーションが事前から決まっていたので軽装でボートに乗っけてもらう。12時過ぎスタート。天気良好。スンバラシイ秋晴れの一日。
最初のエリアは某地点。一通り説明を受けテキトーにスワンプのニャンをキャスト。その2投目であっけなくバイト。あら、アタッったよ。マメとは思えないロッドの曲がりっぷり。キーパー確実。
いやー楽しいな河口湖。が、しかし、50mほど離れたとこに、同じくプラしてる選手が居たので「トガシさん!ダメっすよ!隠して!!!!魚見せちゃダメ!!!」と必死に大声で言ってくるマチュイ。いいじゃん別に!こんな遠くじゃ見えないって。つーか、お前の声が大きくてバレてるつーに。って言ったものの、そのボート、こちらを凝視しながら徐々に寄ってきた。怖い世界だなぁ。
34cmの文句なしキーパーでした。コンディションも良い感じ。でも、テキトーに投げて釣れちゃったフィッシュなのでオレ的にイマイチ。しかも、マチュイが当初狙っていた水深じゃないとこで釣れたし。なので、今度はもっと違う水深にキャスト。ニャンニャンしてたらまたまた釣れた!今度は28cmってとこで、残念ながらM戦ではノンキー。オレにはキーパーサイズなんて関係ないので嬉しい2匹目。で、前出のボートが更に寄ってきた(笑)
サスペンド気味に思えたので、得意な(?)半田ジグ1/2ozFBにUVスピードクローを付けて遠投してカーブフォール気味で落とすと、一発で「ンッコ・・コッ・ン」とバイト!心の準備ができてなくて、右手を遊ばせていて、巻き合わせ出来ず。くぅ~~。悔しい
それを聞いたマチュイは「ウソ。あり得ない」と真顔で言う。1/2ozのフォーリングで食うバスは河口湖に存在しないと真顔で断言。おじさん悲しくなっちゃったよ。つーk、お前の1/16oz+3センコーの方がフォール早いぞ。
■嬉しい1匹
放流の25cm以外は簡単に釣れないってみんな言うので、こりゃ、たまたま場所が良かったんだろうな。マグレの2発。もう釣れないだろう。っていう予感は的中。その後転々とするが2時間ほどノーバイトが続く。
某エリアの深めのところをウロウロ。ここで久々にツネを投入。ワームはMC4。さすがバークレー、ギルバイトが凄い。
ここでマチュイのJHがネガカリ。チャンス!そこいらへんにツネを投入し張らず緩めずシェイクが緩「ま」ずになった。久々に釣れた。これまたお腹ぷっくりしてる良いバス。2時間ぶりに3匹目ゲッツ。
すると、本日ノーバイトのマチュイがLOWになっちゃって、パンを食いだした。あげく眠い~とか言い出した。ので、エレキを奪って勝手に釣りをする。3mくらいのとこをウロウロしてたらエビ藻パッチがうっすら見えたので、真上からツネを直撃し根本付近でシェイクしてたらコン!と釣れた。サイズ・コンディションともに悪かったけども、唯一狙って釣った感があってこりゃ嬉しい1匹!
■20分の格闘
某所でツネツネしてた。ら、頻繁にギルっぽいバイトがある。が、いまだにノーバイトのマチュイは信じてくれない。「ほら、見ろよ!ティップ」とピンピン当っているティップを見せるとやっと信じてくれた!で、鬱陶しいのでフッキングしたらズン!と重み。あれ?ギルじゃないの?バスだったよ(照)。
え?なんかこれデカイ?秋によく50アップが出るとこなので期待しちゃう。が、そのパワーは半端じゃない。50どころか60か?琵琶湖の人が言う「なされるがままにどーにも出来ず25lbsが切られる」とか、そーゆーサイズ?つーか、これコイだろう。と、思ったけど、首を振っている感じが凄い。ヤベェ巨バスじゃね?
エレキを踏ませてもらって必死に追う。昨日巻き替えた4lbsだけども、無理は禁物。ドラグ使いながら必死に耐えること10分。まったく弱る気配が無い。つーか、更に引きが強まっているし!く~。昔、ハチロウで100cmオーバーのライギョを4lbツネで釣ったとき以来のパワー。
ずーっと↑この状態。
参った!頼む!上がってくれ!で、巨バスと思ったけど、コイだねこれ。今までコイってスレでしか掛けたこと無かった。だから、走るだけだった。けど、これは口に掛かっている。だから首振り感があるんだろうな。
ドラグ閉め気味にしてもなお引っ張られ、もう限界です。オレの腕が。あげく、航路まで走られて大変。カンベンして!っていう気持ちと絶対に獲るぞ!って気持ちで踏ん張る。
しかし、ここまで曲がると、ロッドの曲がりに、いかにガイドフットが影響するのかよくわかるね。キレイなカーブだと思っていた601MLXS-Sだけど、ここまで曲がると結構ひずみが。なんて思う余裕の気持ちが出てきたくらいロングファイト(涙)。
20分くらいかな?経ったところで意外なところで高切れ。ちょっとザラついていたので、ヒット直後の走りで溶岩にスレたのかもしんない。く~せめて顔を見たかった。たぶん80cmくらいはあったと思う(逃がした魚は大きい)。故意じゃないけど鯉に悪いことした。つーかバスだったりして?
最後は放流地点でマメと戯れる。鯉ファイト左腕が上がらず右腕で釣り。アザガワで3本ほど釣って、最後にスロープ前で「ラスト3本選手権」をやって2人とも釣れずに日が暮れて終了。
3本目
天気最高
今年の釣りで(体感的に)ナンバー1のパワーだった幻の魚