"ガバ場を探せ!"
2013年09月17日(火)野尻湖
2匹 天気:晴れ 気温:9~℃手段:ブレイブコックス
長野出張ついでに野尻湖へ。青物狙いで行ったんですが去年のようにはいきませんね~
ノーバイトならぬノーキャストでガバ場を探す
ガバ場。
田辺さんが釣りビジョンで発した強烈なワード。
ガバ場ww
スッパーに続く流行語大賞候補。
ガバ場とはつまり、バスがガバガバとバストしてる場所。
バスト(bust)とはイワユル「ボイル」のことです。が、ボイル(Boil:まさにお湯が煮立って泡がボコボコしてる感じ)ってつまりはナブラ(日本語)のことであり、我々日本のバス釣り人がよく目にするあれは「ナブラ」って規模じゃないですよね。
だから、日本のバス釣りで見るアレはボイルっていうよりバストに近いと思うんですが、それを口にするのは田辺さんくらいしかしりません。けど、その田辺さんが発した言葉が「ガバ場」w
もうこれからは、ボイルのことを「ガバる」、それが起こる場所を「ガバ場」ってことで業界あげて用語統一しましょうw
そんな訳ですっかり話が逸れましたが、去年のスーパーナブラ祭りが再現しないもんかと淡い期待を胸にノジってきました。
ちなみに、去年の野尻湖のそれはまさに「ナブラ」でした。過去には秋の西湖、夏の榛名湖で「ナブラ」に遭遇したことがあります。が、あんなに凄いのは数年に一度遭遇するかしないかっていう。
話がちょっと戻るんですが、長野出張は金曜日日帰りの予定でした。が、現場に行ってみるととてもとても大変で急遽連泊することに。なので、野尻湖用の準備はまったくしてないっていう。けど先週の火曜日に榛名湖行ったときの道具を積みっぱなので、まーなんとかなるでしょうと。
ただし、PEラインが2セットともヤバイんで、開店準備中の長野の店で買っていくつもり。が、しかし。みんな毎日18時間労働でテンパりまくり。現実には、とても「釣りに行くんで買い物したい」などど言える空気ではなくww
で、野尻湖についてバッカンを開けてビックリ!ワームが3つ4つしかなかったww 小さいワームをごそっと入れてたカゴを家に忘れてた!!
そんなこんなで、表層しかできないっていう。もともと沈めるライトリグをやる気は無いけど、ちょっと不安を抱えつつ出船!
台風一過で見事な青空! 湯気がたつ幻想的な風景。
そして微風~無風っていう絶好のガバ場探し日和。
うーん、ちょっと天気良すぎかなーって思いつつも、朝イチなんで気合で探します。みんなとっくに釣りを始めてるけど、オレはノーバイトならぬノーキャストw
そもそもエレキすら下ろすことなく、ひたすら全域をエンジンで走り回って水面の怪しい波紋を探します。
これ、バス釣りっていうより、ソルトのナブラ撃ち的な。一日走り回ったけどなにも起こらずーーもあり得るなー
地元筋に寄れば、去年は水温高すぎからの低酸素状態が続き、ワカサギが全体的に上ずっていた。今年は冷夏(7月は涼しかった)だったから水温が低くて全レンジ快適でワカサギが浮いてないんだそう。6月に来た時たまたまボイル祭りに遭遇し、先々週もちょっとだけ祭ったけど、全体的に今年は低調とのこと。
全域で鏡面!こうなったらレーシックパワーでかなり遠くまでチェックできるけど、なにも起こりませんw
これはヤバイ?
今日は同僚OKDも浮いてるから彼に電話してみた。「ボイル見つけたら教えて」。って言ったら「今、周りでポツポツボイルしてますよ」ってことなので、そこへ行ってみた。
遠目でボートが4艇浮いてて、ちょっと近寄りづらいなーって思ったけど、寄ってみたらOKD艇・まこと艇・ピロシ艇でしたw
みんなココかよ!
で、ちょいちょい単発バストはあります。コイも多くて紛らわしいけど明らかにバスのも。けど、3~4匹がちょっとだけ食べる感じで頻度も少ないから狙いづらい。
4~5mで起こるのと、1~2mのがあって、前者は30cmクラス、後者は20cmクラスがやっている感じ。更に岸沿いのカバーでもパチャパチャやっているけど、後に小指クラスだと判明w
ここで初めてキャストするも、ちょっと釣れる感じではないなー。徐々にボートが去っててガラガラになったんで、サイトしてみる。
ブレイク周辺に単発40クラスが居るけど、ちょっとオレには無理ケー。そもそも沈める道具持ってないしw
魚影の濃さはかなりな感じなので、また後でこよーってことで、再びガバ場探しの旅へ。
一回だけ湖ど真ん中で怪しげなワカサギ波紋を発見!慌ててエレキおろしたけど、何事も無く・・・・
デス3の集魚力が凄い
朝、出船して島横を過ぎる時、岬周りに「ボイル痕」を2つほど見てたので、そこが気になってた。先々週ボイル祭りもあった場所だし。
でも、今日はいたって平和な湖面・・・
うーん。困ったなーなんて思いつつも島の辺りをぼんやり見てたら、オバハン下の水面で何かが起こった。なんだろう?虫食い?
エレキで寄ってみたら、またまたボイル!今度は魚体がチラ見え。2匹のスモールが水面のなんかを食べてた!
ダメ元でデス3をキャストしたら着水直後のひと泳がせで下から2匹湧いてきてパクっと!
ドラグ緩くて焦ったわっ!そんなにでかくはないけどこの状況では嬉しい1匹。
湧いてきたのが水色が変わるあたり。あとで真上に乗ったら4m前後。
ってことで、そっからはそのブレイクを通過させる感じでデス3を引いたら出るわ出るわ。グッドサイズから小バスまでいっぱい湧いてくる(驚)
でも、けっして食わないw
島のインサイドにいくと全然だめ。あくまでも西側の岬まわりだけ。
岸側へ移動して同じように引いてみたら45cmくらいのがゆっくり湧いてきて・・・・
・・・
ドキドキドキドキドキ
帰ったorz
いやでも、デス3の集魚力すげーわ。
ま、湧いてくるのと、口を使うのとではエベレスト並に高い壁があるのは誰よりも知ってはいるんですけどね!
よく表層の釣りをしたひとが「チェイスはあったんだけど」って言いますが、追ってくるのはよくあること。実際に「食べさせる」のはかなり難しいというか、ルアーがドンピシャであってないとダメなんですよね。100のルアーがあったら、たぶん30のルアーは「浮かせる」ことはできます。けど「食べさせられる」のは100のうちの4~5が普通じゃないかと思います。もちろん状況によっては100のうちの40が口を使うこともあるかもですが、普通は4~5だと思われます。特に小さいワカサギを食べている時はセレクティブ。さらにスモールとなると・・・
そんなこんなでボイルしていなくても、一応上を意識してるバスはいるようで、湧き上がらせるまではいったけど、口を開けさせることはできませんでした。
居るのがわかれば、あれこれワームを変えて狙いたいところですが、なんせワーム4種類しかないんで 笑
そんなわけで沖ボイルはすっかり諦めて朝行ったプチガバ場へ。
シゲチューでヒット!
さすがのガバ場。あいかわらずガバってます。けど、やっぱり小さいのが多いなー。
で、朝は居なかった(見えなかった)けど、この時間になったら浅いところに2cmくらいの小魚がワンサカ。ワカサギかなーって思ってたけど、群れの密度とか泳ぎ方からしてもしかしたら違う魚かしら?魚種はわかんないけど、ともかく小さいw
でも、小バスがガバってるのは、その小魚でもあるけど、なにげに浮きゴミ・葉っぱのたまり場でガバることも多いんで、虫をくってるのかな?
ってことで、茂虫を投入。
さすがの茂チュー!
一撃ヒット!
さて、上の写真、フロロラインタックルです。実は冒頭で書いたようにPE巻いたタックル、2セットともラインが限界に来ててキャストのたびに「ダマ」になっちゃう。1セット目は朝の早い段階で死亡。2セット目もこのタイミングで暴発。2セット目は150m巻きなので、1セット目のラインを全部外して、2セット目のを巻いてみた。けど、長年蓄積されたヨレはどーにもならず。結局、2セットとも死亡してフロロのタックルでやってます。
いい加減、表層はやめて沈める釣りをしようと思ったけど、なんせタックルが無いw
どーすんべーーって思ってたら段々と北風が・・・・
鏡面はなくなり全域さざ波チックに。沈める釣りなら、風は歓迎だけど、なんせそれ用のワームが無いっていう。
朝5時まで仕事してて眠気MAXだったり長野店のことも気がかりだったのもあって、こりゃもう潮時だなーってことで早上がりを決意。
けっこう渋い状況だったみたいなんで、とりあえず2本釣れたから上出来としておきます(・ω・)ノ
↑この小さいワームカゴを家に忘れてましたw