"最悪のフォールターンオーバー。BUT・・"
2002年09月17日(火)八郎潟
25匹 天気:曇り|小雨 水温:水温-℃℃気温:気温-℃℃手段:トロ丸
最終日は超久々の八郎潟。今年はすっかりオカッパリ野郎なオレですが、一応ボート釣りもするんです(たまに)
■絶望感とともに出船
前日、STCに顔をだすと、あらまぁもう皆さんお揃いで~な感じの面子大集合だった。DEPS社長さんに世界プロにBong社長&店員さんに、ロビン漫画に超そっくりででてたあの方に、あーあの方もこの方も、ご無沙汰でございます。内輪のトーナメントがあったらしい。で、全員口をそろえて「釣れない」と。どれくらい釣れないのかあえて聞かなかったけど、みんな釣果のことになると表情が曇った。あげく天気予報は「明日は一日雨」と。うわーすっかり凹んだよ。もう帰ろうかなぁ・・・・。
そんなこんなで朝を迎える。あ!寝坊してんじゃん。10時だった。ここでさらに凹んだ。
STC西へ行く。兄さんに状況を聞くと、やっぱりこっちもぜんぜんダメらしい。あげく一回目のフォールターンオーバー真っ最中で、あちこちで魚が死にまくっていると。もちろんバスも相当死んだらしい。ひどい・・・。
でもまぁせっかくなのでタックルを準備。っていうか、今回バスロッドは4本だけ。ルアーも絞り過ぎちゃってて、準備も速攻で終了。さぁて出るかというときに、ボートが2艇帰ってきた。昼休みかな?と思いきや、話をきくと「午前中やってアタリもカスリもしないのでオカッパリする」って!マジっすか・・・・。
しかもさぁ3連休後だからスーパーアフター叩かれなんだよねぇ。
9月はもともとあんまり釣れる感じがしないけど、こんなに絶望感とともに出船したのは初めてだ。
以上、長い前ふりでした。
■速攻チェック
結局11時半にボートを出した。で最近日が短いので6時間の勝負。さっさとチェックしよ。
まずは、五明光まわりから。ボート屋周辺はそんなに水が悪いとは思えない。フォールターンオーバーでアオコも一斉に消えたらしい。幸い水門が開いているようで水の流れ、業界用語でいう花林糖(ウソ)はある。そのカレントが当たっているアシにBS5インチを落としたらあっけなく釣れた。なんだ釣れんじゃん。さらに、反対側の急深ブレイク+リップラップ+カレント当たりへCCプレデターを投げると2匹ゲッツ。カミさんも同じやりかたで釣った。なんだ普通に釣れるじゃん。
カレントがキーっぽいので、あえて水が動かないワンド部をさらっと流す。バイトが無いことを確認しエレキをあげようとしたらカミさんにヒット。あれ?釣れるの?
そのまま上流側へ向かいボディーウォーターが当たるハンプをチェック。水はちょっと色が違うけど、わりとサラサラしてて悪くない感じ。でも、魚探反応ゼロで2人でツネとフットボールを10キャストするがバイトもゼロ。やーめた。
ディープ隣接のスーパーシャローフラットへ。去年のこの時期バイブレーションでかなり釣れたとこ。あんときはベイトっ気豊富でボイルもあったけど、今日はボラックしかいない。しっかしボラック多いなぁ。こんな上流まできてるんか。さっさと諦めしゅんせつとマンメイドが絡むエリアへ。2m前後のマンメイドにへビツネを撃ってると良い感じで釣れた。なんだ普通に釣れるじゃん。でもサイズは30チョット。カミさんが釣れずに凹んでいるので移動。
フォールターンオーバー時の定番、超シャローをテキサスで撃ってみる。ゴロタとアシの岸ギリギリに落とすと結構イージーにラインが走る。なんだ普通に釣れるじゃん。でも、いつも釣れるがまの張り出しはぜんぜんダメ。この地形は捨てた方がいいな。と思った瞬間、カミさんにヒット。あれ?釣れるの?しかもグッドサイズ。でも、バイト数は明らかに違う。
■なんじゃこりゃ!
橋をくぐる。橋脚裏に渦ができるくらいの水の流れ。こりゃ釣れそう。流心にはベイトの反応もモリモリ。プレデターを泳がせると、ゴン!と来ればいいけど来なかった。後ろ髪を引かれつつ下流へ向かう。と、もうあちこちに大小の白いものが浮いている。その数数百。
5センチくらいのハゼ系、5~10センチくらいのワカサギ、グッドサイズのバス、へら、鯉、雷魚も相当数浮いている。フォールターンオーバーでこんなんなっちゃうの?毒でも撒かれたんじゃないか?って感くぐりたくなるほどの大惨事。かわいそうだな。
そして水が動かないエリアは、水色が黒っぽい。透明感はあるし粉っぽいわけでもないけど、明らかに異様な感じ。そしてなによりくさいのよ。デッドフィッシュが。知る人ぞ知るロイヤルワンド臭。
そんなわけで、オレがもっとも得意とするエリアは全滅(涙)。ふだんはより水深のあるアシ際が釣れるけど、1mもあればもうダメみたい。ふだんあれだけ釣れるのにまーーーったくバイトなし。死魚はいっぱいいるけど。こんな時こそ流れ込みはストロング。アシで遮断されて湖側から見えにくい流れ込みへいってみる。「ここは釣れるよ!」って宣言したちょくごイメージ通りヒット!あ、オレじゃなくて後ろの人に。
んなわけで中流域は全滅してるんで下流へ行ってみる。
■下流域
通称ナロー、うそ、誰もそんな呼び方しないけど、ナローのガマ岬をチェック。しようと思ったらフローターがいっぱい張り付いていた。気を遣ってスロー走行。けど、やっぱり引き波倍増。ごめんなさい。
なんかガソリン少ないので気が重いけど、カミさんの要望で一気に最下流部へ。途中のしゅんせつブレイクにはレンタルボートが浮いていた。唯一釣れるエリアらしいけど、ブレイクの釣りはパスしたい年頃。
最下流部到着。おう!明らかに水がいいしデッドフィッシュもゼロ!つーか、単純に魚が少ないエリアだったりして。なんていう心配をよそに開始早々ヒット。うれしい。やっぱりいいとこはすぐに反応があるもんだ。おいしいストレッチを1往復半し3匹追加。そんでもってこっちの橋周りはさらに流れが強い。ゴーゴー。ヨレ部分の水面にはベイトも死ぬほど居る。つーか、水面パクパクしてて本当に死にそう。へらか?フナか?スゴイ群れだった。ここはホットでしょうと時間をかけたけど釣れません(涙)
得意のプレデター最適ストレッチを流す。シャローの張り出しにコンクリート片がいっぱいあるとこ。こーゆーとこはCCプレデターの独占場。岸スレスレにキャストしリップをガンガン当てて当ててア、ゴン!ヒット~。カミさんのプレデターに。なんだよここのプレデターはオレの専売特許なのに。先に釣られちゃったよ。この釣りは最強で結局二人で4~5本掛けた。
■ナロー再び
雨が降ってきたので上流側へ戻りつつ水色をチェック。普段あんまりやらないエリアのリップラップの水が良いのでテキサスをフリップ。すぐにマメがヒットするけど後が続かず。ナローが空いていたのでテキサスフリップで流して2本追加。ここも生きているっぽい。けどアフター叩かれだしね。普段は2往復はするけどすぐに移動。
デッドが居なくて少しでもベイトの気配があるエリアをちょっとつづ撃っていく。途中、リップラップ上をBS5のスイミングで流すとアタリは小さいものの良く引くバスがヒット。何度かの締め込みをかわし抜きあげ!ようと思ったけど、借り物リールでラインが不明なので大事をとってハンドランディング。うわ、グッドサイズじゃん。メジャーにあてると48!と思ったけど、ちゃんとはかると47!あれ?ちょっとずれたとか、なんとかやってるとどんどん縮んで最終的に46cm(笑)。でも嬉しい。もう上がってもいいや。
■しつこいよ
17時になりレンタルボートが帰っていく。マイボなのであと30分できる。さぁラストスパートいくぞ。朝イチのエリアに戻ってBS5とマグナムリザードテキサスで岸際を撃ちまくりながらボート屋へ戻る。ポロポロ追加しつつボート屋横の川へ腹をすりながらバウを入れる。慎重に奥へテキサスを落とすとラインが手前へ動いた。ヌォー渾身のフッキングで43cmゲッツ。カミさんはすっかりタックル片付け終了してて呆れつつ先に上がった。まだまだやるで~。クイやら桟橋を撃ちまくって最後までしつこいで~。うっしゃ~ヒット!ゥルリャ~(並木ビデオ風)ウッ~リ~ャ。あー楽しい。ボートあげてもしつこいで!上陸しSTCトイレ前の一見どぶ川に見える流れ込みからも40アップ2本引っこ抜き臭尿。
いやー楽しかったわ。釣れない釣れないっていうけど普通に釣れるんじゃん。半日だけどいつも以上に釣れた。まー結構ムキになってサイズ無視の数釣りした面も否定しないけど。っていうか、時間が短いっていう焦りで一カ所で粘らず走り回ったのが良かったのかもしんない。あと平日のロープレッシャーと東部からの激流で水がどんどん良くなったタイミングだったのかもしんない。いずれにせよ、ぜんぜん釣れないといわれる中、釣れたのでよかったです。
全域で何匹死んだんでしょうか
43cm
すごいカレント
おやくそく電撃ポーズ。
ロッドはテムジン、リールはAbu、ウエアはBAWO、ついでにライターもお揃いの奥田民生モデル。やばくねぇ?
46cm。こりゃ良く引いた
プレデターには世話になりっぱなし
フッキングと同時に飛んでくるマメ
しつこいので上陸後も釣り。
釣果:バス25匹 MAX46 43、42,41、40・・・ほとんど30チョイだけど
本日のメイン仕掛け
TEMUJIN電撃 +ABU SX1600C MAG? +借り物のため不明+マグナムリザードテキサス
ハートランドZ601MFB+ABU SX1600C MAG? +借り物のため不明+BS5インチ