"ジャンクフィッシング"
2011年05月24日(火)榛名湖
15匹 天気:雨曇り晴れ 水温:14~16℃気温:5~12℃手段:榛名観光ボート
釣りは思い通りにコトが運ばないんですよね~。だから最高に面白くて一生辞められそうにない遊びなんですが。さすがにこの季節における一週間は状況激変です。
言い訳
ナイス雨雲!9時頃に雨が止んで午後から晴れる予報。
道中の景色もすっかり新緑です。
そんなわけで日本一アツイ北関東なので、先週は普通に30度超えの毎日。ハイランドレイク榛名湖も土曜日には水温が一気に20度まで達したそう!
そして日曜日はチャプターが行われてトップウエイトは驚異の3220g!やっぱりあの人達は凄い!たぶん日曜日なんて平日の数倍のボート・オカッパリの数でしょう。そんな中で釣ってくるんだから驚異です。
んで翌月曜日は俺が去年大会にお呼ばれしたチームの大会があったそうで、やっぱり上位は900g台で揃えたそう。
同じ日に出船したお客さんも、オレがお勧めしたルドラとラオラで釣れたそうで、売ったオレも嬉しいもんです。
そんな絶好調の榛名湖だったわけですが、日曜日の前線通過後の冷え込みはキツいっすよね~
と、なんだか、釣れなかった時の釣りビジョンのように前振りが長いんですがw
本文前に言い訳大会?
いや、だって湖畔に着いたら気温5度なんですもん。さらに土曜日20度あった水温が15度までダウン!
しかもこの前まで大潮でしたよね確か。そりゃもうこの一週間で状況は激変したようです。
朝は寒かったけど雨効果でなんとか釣れた
そんな言い訳は良いとして釣り開始。あったか下着こそ着てないけど、上着は完全防寒着でスタート。
まずはボート屋周りのシャローからスタート。朝イチ&雨効果でルドラの2キャストめでヒット!
FromUSAのクラウンカラーで初ヒット(嬉)
続いてTN70でも直ぐにヒット!
ちょいとサイズが小さいけど・・
そのままボートをゆうすげ方面へ流しながらの釣り。ここで伊勢崎店チームもやってきた。
前回9gテキサスで失敗したので、今回はちゃんと14gを使用したスタクラでヒット。カバーorウィードコンタクトがキモなので、やっぱりシンカーウエイトは超重要なことを再確認です。
と、まぁ朝の30分はいい感じだったんですが・・・・
7時30分で水温14.8度。午後には16度台まで。
予報より早く雨が上がっちゃった。気温水温差が激しいんで湯気出まくりの湖面。
ルドラ、バイブレーション、スタクラとローテさせながらホテル前を通過で異常なし。カッターの先の馬の背でボートっぺりの軌道変化でひったくるようにゴン!ってヒット。
赤目のヤラレキャラ!そして先週釣ってたのよりやっぱり一回りサイズダウンorz
なんだか、パッとしないなー
そのまま「ゆうすげ」方面へ。先週炸裂したムネオ前の張り出しへ到着。
雨が止んでからはひたすら無!
んだけども、なんか先週と雰囲気が違うんですよね~。なんだろうこの差は?光量は同じくらいだから、先週より水が綺麗になってるのかな?ボトムに死ぬほどワームが落ちてるのがよく見えます。先週はもうちょっと濁ってて、こんなに見えなかった気が。
この頃には雨も止んで、更には風も止んじゃって、なんだか気配がまったく無くなっちゃったよorz
一気にエリア替えをしたいところですが、そこは人力ボート。キコキコとダメダメエリアでもゆっくり進むしか無いわけです。
平和な湖面・・・・
曇りだから釣れそうなんだけどねぇ・・・水温低下がダメなのか、産卵に忙しいのか。
全く・・無・・
林間学校に来ている小学生が湖畔を歩いてる。よくできた子供たちで、オレを見かけると「こんにちは~」って元気よく声を掛けてくれるんですけども、4~5人のグループでバラバラに散歩してるんで、3分に一回くらい返事をしなくてはいけないw
「なんな釣れるんですか~」って聞かれたら「なんにも釣れな~い」って言うしか無いw
そんなわけで、途中ルドラで30cmくらいのが掛かったけど、リアフック一本掛かりだ!って思った瞬間バレた。
完全無風になってからは打つ手無しの様相!
こりゃヤバ~い。
伊勢崎チームは県道方面へ行ってる模様。先週はあまりにも水が悪かったんで、今週はパスしたいけど、あっちは釣れてるのかな?
無風ベタ過ぎるんでライトリグも投入しつつ何も起きないままボート屋前まで戻ってきたら、伊勢崎チームも戻ってきた。県道方面でスピナーベイトで何匹が釣って同僚Kが今のところ7本だという。やるじゃないか!けど、オレと同じく雨が止んだら渋いそう。
晴れてからは新たな展開に!
ボート屋桟橋付近でまったりタイム。で、前夜「プリメスを釣るなら沈めるライトリグだろうな。ってもオレ下手だし。唯一自信があるのはスワンプネコ!」って妄想してたわけですが、持ってくるのを忘れた。
なので、同僚Kにスワンプを1本もらうwith1/32ozネイルシンカー。桟橋先端沖付近へキャストしたら、まさかの一投目でヒットw
プリメスかどうかは微妙ですが、とりあえず久々に釣れたっ(嬉)。しかもこの前買ったロッドに入魂!
猫ひろしはやっぱり釣れるね~
なんて言ってみたものの、やっぱりこの1匹で打ち止めでしたw
釣り方を変えて直ぐにヒットしてその後沈黙っていうありがちなパターン!
午前中いっぱいで5本釣るのが精一杯orz
んでも、昼から青空になって、ここから新たな展開がっ!
10時頃も風がないときは波打ち際でけっこうな頻度でボイルしてるのを見ていたんですが、どー見ても小バス。小バスってもオレのお友達サイズじゃなくて、その弟達。去年生まれたやつでしょうかね。20cmくらいの。
けど、スロープ前あたりで聞こえてきたボイル音はまぁまぁサイズっぽかったので、ボートを一気にシャローへ差してみたら30チョイを2匹発見!
BS5で一撃でした。
更によくよく見ると、波打ち際ギリギリに同サイズがけっこう泳いでる(嬉)
けど、30チョイの数倍の数で居るんですよ、お友達の弟さんたちがw
ワームを引いてくると、背後に黒いゴマが20~30個追ってくるw
黒いごまってのは尾びれの黒いところです。ロングキャストだと魚体は見えないけどゴマだけハッキリ見えます。
一応バイトしたときの音程と波紋で弟さんたちと判断したときはフッキングしてないんですが・・・
高活性で勝手にヒット!
一応ワームも5インチあるんですが、お構いなしで食べてくる。
これじゃ幼魚虐待!
って、辞めようと思ったら突然まともなサイズがヒット!
水深30cmくらいのところで突然ヒット!まったく見えていなかったよオレ。
なんだか天気良くなって「オレの釣り」がハマって来てる感じ?
こりゃ楽しい~
ってことで、そのまま波打ち際を流してみた。
倒木周りから出てきたレッドアイ。
やべぇ楽しっ!
ってもブラインドでやっているんで、やっぱりブラザーが釣れちゃう。
同サイズをもう1本追加。近くにボートがいたのでさすがに、小バスを撮影するのは恥ずかしいw
で、ダイアパレス前のリップラップで事件発生!
ちょっと沖側にボートが浮いていたので、ロッドを置いてリップラップの波打ち際スレスレを通って、そのボートを迂回したんですが・・・
リップラップの超~浅いところ、しかも、日が当たっている僅かなスペースに、弟サイズ数十匹と30後半~40チョイまでのバスが15匹ほどたむろしてたんです!!
しかも周りにはオイカワの群れが。
オレのボートに驚いてみんな沖へ逃げたんだけどそりゃもう衝撃的な光景でした。
その先は同じリップラップだけど、大きい木の影になってて、そこにはバスが皆無。
つまり、暖かい水で日光浴してたんです。
そっか、まだそんな季節か~
あんだけ居たんだから、彼らが戻ってきたらマイゲームで入れ食い!?(妄想)
ちょっと時間を置いてみる。
んが、ここでまさかの白鳥観光船通過w 波がザブザブ。更にサイヤクなことに、その直後から風orz
そうなると、あーゆーバスは沖に消えますからね~。西湖で嫌というほど経験済み。
結局、彼らが戻ってくることな無く・・・
っても、ちょい沖には沈み物がいっぱいあるんで、そこら辺を丁寧にやれば釣れちゃう?
けど、そんな釣りはオレには出来ませんorz
そしてまた新たな展開!
まぁまぁいい時間になったんで、ボート屋方面へ戻りながら波打ち際でマイゲームをしよう・・
って思ったら・・・
アレ?
いつの間に・・・
ウェーダーの人たちがズラリ。オレが釣ってた水深に立ってるorz
そして突然ヘラ師も急増でショアライン壊滅orz
ってことで、沖側をやることに。
先週の火曜日、沖のラバージグで20本釣った人が居て、「真面目にやれば30本は楽勝」って仰ってたとボート屋ボスに教わったので、その釣りが気になっていたんです。
ちょっと先週とは状況が違うっぽいけど、とりあえずオレもトライ。
奇跡的にスタッガー袋に1本だけ入っていたUVSクローをトレイルしたキャリラバHD1/2ozでトライ。
その釣りウマさんは果たして、フットボールなのかカバータイプなのか、スローなのかクィックなのか、縦なのか横なのか、ウィードエッジなのかその沖なのか、まーどーやってるのかさっぱり判りませんが、とりあえずトライ。
ボートを5mくらいにキープしつつ、ウィードエッジあたりにキャスト。効果的アクションが不明なんで、いろいろと試してみる。
んで、2回ほど何かに触れた感触あり。ヘラ群れかな?なんだろう?一旦着底させもう一回リフトして落としたらココンとバイト!
釣れたーっ
さっきまで釣ってたバスとはコンディションがまるで違って引きも超強烈っ!これまでこの前買ったニューロッド(中古だけど)テムジンコブラでの初フィッシュ!
で、例によって例のごとく、釣り方を変えて直ぐにヒットするけどその後は沈黙の法則に則りしばらくは無。
なんだよ、ただのマグレか・・・・orz
きっと、30匹釣る方は根本的に違う釣り方なんだろうな~
なんて若干凹みつつボート屋桟橋の近くまで来たその時っ
まぁまぁ沖目で、ウィードなんて無いだろう的なところでウィードに触れた感触があって、ドキっとしたその直後、プンプン!
キタ~っ
※ビルジが濁っているのは、カフェオレをぶちまけたからですw
これまた釣られ傷皆無のナイスコンディション!サイズも今日イチで感無量!
バイト前に触れたウィードっぽいのを確認するために、もう一度キャスト。フックに絡んできたのはやっぱりあの手の葉っぱ。なんだっけ?ヒルムシロ系のやつ。なんとなくだけど榛名湖ではできるだけ沖側にあるその葉っぱ周りに高確率でバスが付いてますね。ウィードエッジよりも少しだけハミ出して生えている感じだと尚グッド。ってことで、今後の為にGPSマーキング。
ま、次行ったとき、そのマーカー頼りにウィードのピンを通す自信がありませんがw
ってことで、数はマメも入れれば15本ですが、朝イチの雨はプラグ~曇り無風は完全無~晴れてからは波打ち際マイゲーム~沖目のラバージグってな流れで、同じ釣り方で連続して・・・てのが無かったので、なんとなく物足りない感じで終了でした。専門用語でいうところのジャンクフィッシング?
でも、唯一の収穫は、2本しか釣れなかったとはいえ、ミドルレンジのラバージグで、しかも晴れたベタ凪で釣れたことですかね。
まとめ
よく分からなかったのでマトメられませんが・・・
- 午後に気づいたけど、スロープ~ホテルあたりは水が悪くなってた(先週比)
- 先週1mにウジャウジャ居たヘラ帯が消えた。同時にヘラ群れバイブパターンも消滅。
- 波打ち際を2~3匹でクルーズ&フィードしてるのってアフターなの?
- BS5で釣った2匹目はリリース後に同じ場所で小バス達を追い回していたんで巣オスだったか?
- っても、浅いところでは明らかなネストは見てません。湧き水が多いんでベッドに似てる穴はいっぱいあるけど、あれは年中あります。
- 濁り気味で見えないけど1m~2mくらいにネストがいっぱいあったりして?
- ってか、午後の晴天時以外、浅いところではまともサイズのバス見たの1匹のみ。真剣に探してはいないけども、少な過ぎ。
- 帰港後にボスが言うにはオレがやっていたエリアの正反対が超ホットスポットだそうでorz
- ともかく思い通りにはなかなか行かないもんですね~