"小バスに学ぶ"
2013年05月21日(火)榛名湖
13匹 天気:晴れ 水温:16℃手段:榛名観光
開始5分で10バイトw
ボート屋桟橋の岸沿いを覗いたら、ヌマチチブっぽいのが山盛りで居たっ。去年はオイカワが異様にいたけど、今年はハゼ系が異常繁殖?エサが多いのはいいことですね。
さて、5月の今頃の榛名湖を振り返ってみると
などなどの琵琶湖・八郎タックルそのままで問題なし、っていう好景気な時代もありましたが・・・・
フィールドは変わるものですよね!景気と一緒でw
そんなわけで、過去の思い出は心にしまって、朝一からレインボーシャッドで小バス狙いです。
一投目から水面が割れて開始5分で10バイトでね?くらいの超高活性!
ただしサイズが小さすぎて2.5インチレインボーシャッドでもフッキングできないくらいw
ボート屋前で速攻3匹釣ってバス停の方へ移動。こちらも、活性が高くて連続バイト!
ポロポロは釣れるけど日差しの関係でチェイスがいまいち見づらいんです。魚を浮上させてからの半サイトが醍醐味のこの釣りなので、見えないのはつまんなーい。
オレが黄色しか使わないんで、店頭でもキイロは即完売で他の色が売れない、、、って困った状況なので、初めて他の色も使ってます。
写真ないけど、アユっぽいのとかピンクでも普通に釣れますよっ!晴れているならキイロじゃなくでも全く問題無いです。
県道のほうへ進んで行ったら、魚っ気がなくなり・・倒木にマシなサイズが1匹だけいたけど、目当ての小バス達が居ないんでUターン。
白鳥の横のコンクリートワンドに行ってみたらびっくり!お友達サイズが数十匹で群れてたww
ボートの周りがバスだらけ~な状態。でも、8時半を過ぎてちょっと雰囲気が変わって表層にはまるで興味なし状態に。
壁際にもすげー居るんだけど、水面には興味ゼロ~みたいな。
なので、ちょっと戻って桟橋の間へ。日差しが強くなってきてバスの行動も丸見え状態に。レインボーシャッドにチェイスはしてくるけど口を開けなくなったorz
複数匹で追わせればバイトするけど、やっぱり小さいんでフッキングに難ありw
レーシングワカサギ!
去年の秋に阿部ちゃんから借りパクしたレーシングワカサギを1個だけボックスに入れていたのを思い出して初めて使ってみた!
まだプロトタイプの頃、桧原湖で一緒に釣りをして、なんとなくは知ってたんです。けど、当時はプロトタイプだったせいか、ダイブしてからの浮上スピードがけっこう速かった記憶が・・。その時も阿部ちゃんに「ちょっと浮くの速すぎね?」って言った。そこは流派の違いでイイ・悪いじゃないんだけど、オレのやり方とは違うなーって思った。
そんなこともあって製品版が出ても買っていなかったんですがw でも、せっかくもらったので使って見ることに。
で、わかったんです。この時みたいなピクピクで反応はあるけど口を開けない時は「スピード」がキモになることが多々あります。特に小バスはw 普通サイズ以上は知らないけど、小バスに限って言えばスピードに釣られてバイトするケースが殆ど。
で、このレーシングワカサギ、追わせて距離を詰めさせたあとに、ティップをチョイチョイやるとかなりクィックな動きをするんです。そのスピードのある動きに小バス達のスイッチが入って狂ったように我先でバイトしまクリスティー!
アベチューン済みなので、PEライン+細軸になってます。その甲斐もあって、フッキング率も超向上!
腹にフック1個、リアフックが無いんで、フッキング率悪いのかなーって思ったけど、そんなことは無くてバッチリ!
レーシングの釣りが面白いようにハマって連発モードに!
さすがに5本釣ったくらいでやめておきましたがw
今日は本気だしたら何十匹釣れるんだろう?
風とともに終わりw
ボート屋方面に戻ってレーシングで追加して9時までに13本ゲット。で、ここから微風サザナミに。ちょっと嫌な予感w
ホテル方面へ。激シャローに生き物無しorz
ホテル横のワンドには3cmくらいのオイカワの群れ。そして、15匹くらいの小バス、そして2人のヘラ師が竿を持たずに談笑。しかしヘラ師ってお話好きが多いですよね。釣りしてるのか話に来てるのかどっちなんだってくらいw ワンドで釣りをするも、そのおじさん2人の話に気がとられ集中できずw
戻りつつも3mあたりをスコーン巻いたけどナニも起こらず。
スロープ横の岩岬になんも居なかったんで、こっちがわは捨て。
ってか、もう11時頃になったら風が強くなって表層の釣り終~了~みたいな。
オレの気持ちも完全に折れたw 帰りたいw
いきものがかりの「かえりたーくなーったよ~」が無限ループ。
とはいえ、近所の不良オヤジのクルマに乗せてきてもらっているんで、帰れません。不良オヤジ艇は対岸へ居る模様。FBで「帰ろ~」ってメッセしたりw
もっとも魚影の濃かった、バス停へ。風でステイが大変!表層は完全に駄目。レーシングワカサギをキャスト後、しばらくスマホいじって、フロロラインをほどよく沈ませてからトィッチ入れるとルアーが下へ動いて、それに若干の反応があったけど、結局釣れず。
その後は魚も気持ちも全くダメダメで昼過ぎに終了しました(・ω・)ノ
子バスサイトは勉強になるんです
ってな感じの「朝だけ」な感じの釣りでしたが、ここからがこのポストの本題ですw
いやほら、デカバス全盛期に小バス釣りってバカにされるわけですが、オレはいつもクリアレイクの小バスに勉強させてもらっているんです。もっともプレッシャーゼロの秘境の小バスじゃなくて、ある程度は釣り人を知っている小バスですよ。
だいたい15匹の群れがいたら初めのキャストの数回はなんらかの反応がありますよね?でも、あくまでも「反応」であって、実際にルアーにバイトするのはそんなに多くないはずです。チェイスはしても最後のバイトまで至らない。で、ルアーが合っていれば、2~3連発することは多々あります。
そして問題はこっから。2~3匹釣った後の「更なる2~3匹」ってけっこう難しいんですよ!!
同じく、この日のように朝一のローライト時は簡単でも、日が昇ったあとは、チェイスはあってもバイトさせるのはけっこうたいへんな事も多々あります。今回はレーシングワカサギが突破口を開いてくれましたが、その時々でけっこう違います。小バスは「スピード」に釣られてバイトすることが多いとはいえ、ちょっとでもレンジが違ったら駄目だったり。
それらの反応の違いを全て自分の目で確認しながらの釣りなので、凄く勉強になるんです。小バスの群れをサイトで釣るのは。
・単独だと食わないけど、複数いたら競って食べる。
・完全オープンよりじゃっかんでもカバーがらみのほうが食わせやすい。
・追ってくる時の眼の色とかスピード、ルアーとの距離・角度で食うか食わないかだいたい解る。
・ボートとの距離・キャストする位置
・追わせて間合いを詰めてからの最後の食わせアクションの仕方
・連発させるための食わせタイミング・距離
・etc・・
なんていうのはこの釣りをやる人なら誰もが知ることですが、オレにこれらを教えてくれたのは小バスさんw 特に西湖のコバス達!
その経験を元に全国のフィールドで表層の釣りをしています。もちろん小バスだけではなく、普通のサイズも狙って。
小バスって、なんちゅーかバス本来の性格がもっともよく出てると思うんです。好奇心旺盛なところとか。そっから、色々学んで大人になってスレていくわけですが、、、、。大人のバスも、時として(ベイトが通ったり・天候の変化)本性丸出しな時があるけど、あの時はまさに「童心に帰って」る感じ。
と、長々と自分がやった小バスイジメを正当化しようと思って書いてみました(・ω・)ノ
※一応、バーブレスにして魚体に触れないリリースは心がけています。そうじゃないとフック外すの大変なんで(口が小さいから)
阿部ちゃんにきいてみた
釣りを終えて、きっと遠賀川で釣れなくて暇であろうw阿部ちゃんに電話してみた。
あ、その旨伝えたら「とんでもない!充実したプラしてますよ!」って反論されたけどw
で、オレなりのレーシングワカサギの解釈を伝えたら「完璧だ」とお褒めいただいたw
あのフックの位置・数はもちろん、比重とか全ては最後の食わせの「キレ」を出すためなんだそう。オレがもらった細軸仕様のやつも、更にキレ味をよくするために軽くしてるんだそう。なるほどね~。桧原湖で感じた「ちょっと浮きが速い」件もキレを出すためなんでしょう。
もちろんレーシングワカサギがいつでも万能な訳じやないです。この日は「集魚力・浮かせる力」はレインボーシャッドが上と感じましたからね。ハイライト時の食わせ能力はレーシングワカサギが上だったけど。
というわけで、あーもっと早くから使ってればよかったなーって。あと、風がでたタイミングではもうちょっと沈めたいと思ったので、そん時は最近発売されたDSSモデルがいいんでしょうね。あれも是非使ってみたい(・ω・)ノ