"事故!"
1999年07月31日(土)河口湖
3匹 天気:晴れ 水温:気温30度℃気温:水温25度℃手段:アルミV12→SPRINT16ft
土曜日からは久々に山中湖へ行くつもりだったんだけど、イロイロあって今日も河口湖で釣り。
■今日もあんまり書けない
今日もどこでナニしたとか書けませんすみません。んーっと今日は、ナニしたっけ?あんまり覚えてませんそもそも。えーっと確か午前中ノーフィッシュで午後からJIMIちゃんの船に乗せたもらったのだ。そうそう思い出してきたぞ。んで、あ!そうだすげー事件が起こったのだ。
■メーターオーバーヒット!
JIMIちゃんのボートはバスボートなんだけども、それでも激アレの河口湖で大揺れ揺れで気を抜くと落水しそうな荒れっぷり。夏休みでボート屋も稼ぎ時なのにね、レンタルボートの姿はほとんどなし。あ、そんな事はいいとして、そんな激荒れの中、ロックエリアのシャローを撃ってたのね。オレはK-Iミノーで岩陰をビシビシ撃ってた。で、ちょっと岩のカゲに引っかかったのでロッドをちょっと煽ってはずした途端にこっちへ向けて飛んできた!近距離で撃っていたので反射的に顔は避けたんだけど、、、首に刺さったぞ!ミノーが!
経験者ならわかると思うんだけど、ルアーって刺さっても全然痛くないんだよね。オレも去年の夏にシイラやってて腕にメタジ刺さったことがあるんだけど、これで2度目。あいかわらず痛くもかゆくもない、そーっと外そうとしたけど取れない。こりゃ参ったぞ。JIMIちゃんに見てもらったらどーやらバーブまでぶっささっているらしい。耳の下あたりに刺さったので自分では見えないのだ。
偶然近くにいたいたるさんのアドバイスで、とりあえずニッパで切断しフックだけにしてもらった。んで、JIMIちゃんに外してもらおうと試みたが、バーブまでいっているので取れない。プラの途中のJIMIちゃんには申し訳ないが、これは病院にいくしかないなってことに。たまたまJIMIちゃんの携帯に河口湖漁協の電話番号が入っていたので漁協に電話して病院を紹介してもらう。
そしてJIMIちゃんの車で病院まで連れてってもらった。
■病院へ行こう!
えーっと、今後もしあなたやあなたの同行者が河口湖近辺でフックを刺したときのために体験レポートでも書きましょう。
まず病院の名前はカイ虎ノ門整形外科です。場所は河口湖町船津桜休場6687で、河口湖大橋の料金所のある道から富士吉田方面へ向かって富士急ハイランドがある道へ左折するとすぐに「くろがね」とかいうホームセンターがあるんですけど、そのすぐ近くです。電話番号は0555-72-3311。これをメモっておきましょう。で、ここは救急病院なので365日24時間受け付けてるそうです。
さて、JIMIちゃんに連れられて病院の窓口へ。係の兄ちゃんに「フック刺さったんですけど」と言う。それだけで全てOK!普通、病院で「フック」なんて言ってもわかんないだろうけど、ここはOK(笑)。初診の場合、住所やら病気の有無などのよくあるアンケートを記入させられる。んで、往診ルームの前で待つこと10分。
部屋に呼ばれベッドに寝そべる。耳の下の方だったので、看護婦に髪の毛をテープで止められたりする。これからナニをされるか?ってちょっと不安。しばらくしてセンセイがやってくる。
「自分釣っちゃったの?」と、おそらくこのセリフは100回以上使っているはずだ。で、「麻酔打つからねーちょっと痛いよー」と言うや否やチクッ!あ、確かに、痛い、あーーーいて!その間10秒。で、麻酔は超即効性!注射バリを抜いた直後にペンチでフックを抜いた様子。「もう抜けたんですか?」と思わずセンセイに聴いちゃったほど。その後カーゼを貼られ治療完了。この間わずか2分ほど。
でもこれだけじゃ終わらなかった。破傷風の予防注射をするとのことで肩に痛い注射を食らう。これが一番痛かったよ。さらに、この予防接種は日をあけて合計3回打たなきゃならないとのこと。ひえーー。
受付へ戻る。今日は当然保険証は持っていない。でも、保険証をFAXすればOKとのことで家に電話してカミさんにFAXしてもらう。が、しかし、その保険証は今年の3月で期限切れのもの。え?マジ?新しい保険証なんてあったかな?保険代払っていないからもらえないの?んー困った。とりあえず仕方ないので、全額自腹で払う。その額14,000円くらい。ひえーーー。ただし、家に帰って正規の保険証のコピーを郵送すれば差額分は瓶校に振り込んでもらえるとのこと。んで、薬は薬局で別途購入しなければならないとのことで病院をでて正面にある薬屋へ。化膿止め・痛み止めとかなんとか2日分を買う。これも保険証がないので2000円弱とられた。これで全て終わり。時間はおおよそ1時間ちょっと。実治療時間3分だけどね。
そんなわけでフック1本刺しただけで、15000円程度のお金(全額負担の場合)と1時間以上の時間が掛かります。さらに、フック、麻酔、破傷風予防と3つの針をあなたの体に刺すことになります(笑)
ちなみに、麻酔が切れたあとでも、ちょっとだけジクジク痛みを感じたけど、ほとんど痛みはありませんでした。刺さりどころが良かったのかな?でも、刺さりどころが悪かったらしゃれにならないからみなさんも十分注意しましょう。今回は病院が近かったのと、JIMIちゃんやいたるさんがいたから良かったものの、山奥のフィールドとか単独釣行だったりしたらエライ大変だもんね。
そんなこんなで15時過ぎに釣り再開。JIMIちゃんは大事なプラの途中だし、オレなんて今日未だにノーフィッシュだし、、、、。
結局、激マメを3匹釣って釣り終了。いろんな意味で大変疲れた一日だった。
本日の釣果:ハタハタを3本
本日の仕掛け:忘れた