"決め付けは良くない"
2010年04月13日(火)榛名湖
3匹 天気:晴れ 水温:8℃気温:10~20℃手段:榛名観光ボート
釣った記憶の無い4月の榛名湖。今年こそ釣りたい!この前の高滝以降すっかり「巻き」モード。天気予報はバッチリの巻き日和!んが、しかし・・・・決め付けはよくありませんねorz
快晴無風じゃんか・・
「午前中は蒸し蒸しした曇天。午後から晴れて強風。最高気温22度!」しかも新月・大潮っていう最高と思われる予報です。午前中に巻いて釣って、午後に晴れて強風なったら早上がりでもいいや。って感じ。夕方は風が止む予報なので、昼寝して夕方オカッパリとか。そんな妄想をして、タックルは6セットくらい用意して基本的に巻く釣り・プラグの釣り。ワームは一応押さえで数パック。ライトリグタックルも1本だけ用意。魚探は用意できず。
で、5時に家を出発。前夜降っていた冷たい雨もあがり、気持ちの良い快晴!!!
ってオイ。
ま、芦ノ湖みたいに平地で晴れでも、榛名山を登ると濃霧ってか雲の上的な曇天だったりすることもあるので、気にせず向かった。で、湖畔についてビックリ!快晴・無風でしたorz
榛名観光さんへ。オレが到着したタイミングで同僚E君が出船してた。社長にご挨拶。やや遅れて同じく同僚2名が到着。
奇しくも同僚4名と一緒になったので、
「お前ら勝負だ!」
って言いかけたけど、みんな某エリート釣り専門学校卒業生で、とーてー勝てないのでやめといた(笑)
快晴だけど、ま、とりあえず朝イチなので、上向きリールで豪快に遠投しながら1~2mラインを巻いてみる。遠くにいるE君が釣っているっぽい。
いやぁしかしいい天気だ。
防寒も不要でレインウエアのみで釣りができる。天気は最~高~
ってか、最高過ぎだよねorz なにも起こらない。
30分ほど巻いてみたけど何も起こらず。早くも気持ちが折れ気味。で、大好きな水深0~50cmをチェック。
ま、やっぱり、まだ早いかな~。鯉はいるけどブラックはご不在です。
E君はなんと朝イチに3連発したそうで。いつものポジションに浮いてる。たぶん1~2mラインを狙っている感じ。居るには居るんだなぁ。
ホテル方面で頑張る
微妙な風も吹いたりはするんで、快晴にメゲズあれこれとハードルアーの展開を続けるも何も起こらない・・・・
砂礫的なシャローには産卵絡みのヨレヨレワカサギがけっこうたくさん。湧き水がらみにはオイカワっぽいのも。でも目視可能なバスっ気はゼロ。
ミノー・シャッドをメインにクランク・バイブレーション、スコーンを巻くもダメダメな時間が続く。
ここで同僚Kが遅れて到着しオレのボートに乗り込む。
常連Sさんも浮いていた。どーやら2日目の日曜日は雨降りでかなり釣れたみたい。二桁釣った人もいたとか。でも、今日はSさんも苦戦中。水温きいたら8度ですって!
ごらんの通り、風景はまだ冬チックです。水温8度じゃ甘くない。っても、本当に暖かいので午後から期待したい。
ってなわけで午前中いっぱいはホテル側のシャローフラット気味でやったけど、E君の3連発以外だれも釣ってる気配なし。
ってことで午後からは国道側のディープニア的な方面に。
お助けウォールでなんとか1匹
ハイシーズンのお助けスポットな「壁」へ。さすがに、今時期は見えバスゼロです。そんなに甘くないなぁ。
奥へ進みつつ、JHを壁際にキャストして落としたらボトム付近で「コン!」って明確なアタリ。気を抜いていたんでラインがダルダル。慌ててスラック巻きとって祈るような気持ちでフッキング。乗った(涙)
やっと釣れた(涙) アジ用ロッドで。思いのほか曲がってちょっと焦るぜ~
ブラックなまぁまぁ良いバスでした。
この前の琵琶湖の時と一緒。フォールで底につくかつかないかでコン!ってくるバイト。琵琶湖の時と一緒で完全に気が抜けているとき。1匹釣れて気合入れると釣れないのも一緒!
国道方面へ
国道方面の倒木周りをあれこれと。スタクラをメインに。でもこっちも反応はないなぁ。予報と正反対に午後からは若干曇ってきた。気温はいぜん高くてとってもいい感じ。
で、この水温上昇で遂にシャローへ差して来た!!!
ヘラが。
往路はいなかったヘラの群れが帰路にはいっぱい・・・・
↑桜の木です。ちょっと下の温泉街は満開だったけど、榛名湖はまだまだツボミ。もう河口湖は咲いているらしいので、富士五湖よりも遅い季節進行です。
そんなわけで最もゴージャスな倒木で1匹だけ幻の魚、ブラックバスを見つけたけどそれ以外は「無」の国道前でした。
桟橋へ
八方ふさがりでダレダレ気味になってとりあえず魚がいっぱいいるらしい桟橋へ。クローンフライをJHワッキーにして桟橋際で中層シェイクしてたら、バスが中から出てきた!
お!
これ、なんとかすれば釣れちゃうか?ワーム類・小物類をほとんど持って来てないながらも、いろいろとセコイ手段を考える(笑)。月末に大会があるので、桟橋で1本でも釣れればかなり楽になると思われ。
後ろのKに「なんか釣れる方法ないかね?」って言った瞬間、釣りよった。
しかも、普通にアライブシャッドを泳がせると言う正当法で(笑)
ザ・春バス。お見事!
こーなってくると、某エリート釣り専門学校OBはめちゃウマイぜ~。同僚Sはオレもビックリなセコ・・いや、素晴らしいチューニングをしたワームで2匹キャッチ。
最後に2連発!
さて、残り時間もあとちょっと。ってことで、朝イチ同僚E君が連発したフラットへ最後の望みを託す。E君もその3連発以降は「無」らしいので、ちょっとしたタイミングとかプレッシャーとかなんちゃらなんちゃらによって、食い気のある群れが通った時にそこにワームを通せるかどうかが鍵な気が。
ホテル方面へ向かい、湖岸が変化してて沖に倒木とブッシュが絡んでいるところで最後の勝負!
そして怒涛の2連続ヒット!
オレじゃなくて某エリート釣り専門学校OBにorz
2投連続だもんなぁ。いいなぁ。彼は1/16ozJHにシャッドシェイプ、オレは1/32にレディーフィッシュ。なので明らかにレンジが違う。JHはこれしかないので、とりあえずシャッドシェイプを1本もらう。
んでも、尻尾に曲がり癖ついててダメ。あーあーとかやってたらボート返却20分前に。
ボート屋まで戻りつつドラッギングしたりなんだりしたけど結局釣れず終了。
オカッパリ残業
約一名釣ってない同僚がいて、オカッパリ残業するらしいんでオレも同行。
2連発されたあたりでオカッパリ。同僚Sが1匹釣ったけど、暴風になったりでイマイチ。
でも、オレは知っている。夕マズメにチャンスが来ることを。だって、こんなに暴風なのに全然寒くないんです。16度くらい。しかもアフターヨレヨレワカサギがいっぱい。
で、いつも西湖で釣れるくらいの時間帯にミノー勝負。琵琶湖でお気に入りとなったルドラ1本勝負!
いや、ちょっと不安なのでビーフリーズ78SPと2個体制で。
っても、ビフリだと暴風でキャストもままならずなのでルドラ1本勝負!
そんで偏光グラスがきつくなった頃。西湖でいつも釣れる光量になったとき・・・・
グン・・・と重み!ウィード?
あ、動いた・・・・
シーズンイン直後なのにずいぶん口がやられているルアー大好きさんが釣れた!
そして5分後に再び・・・グン
ちょっとサイズダウンながらも通算3匹目!嬉しい!
やっぱしこのわずか10分の時合はジャークベイト最高!
ライトリグをやっていた他2名がビックリしてたぜ~。ってな感じで気持ちの良い終わり方でした。
いや、本当ならば、午前中のボートでこんな感じで釣りたかったけど、天気が天気だったし仕方ないですね。
ってか、せっかく数あるルアーフィッシングの中で多くのルアー・メソッドがある、しかも超ダントツに多いブラックバス釣りをしてるんだから、出船前に「これで釣る」って決めつけるのはやっぱり勿体無いと思った。
そしてなにより天気予報を信じてはいけないとも思った2010年初榛名湖でした。
ともかく4月に釣ることができて良かったです。