"いろいろな事が起こりました"
2000年04月25日(火)八郎潟
5匹 天気:雨のち晴れ 水温:気温13度℃気温:水温11度前後℃手段:和船16ft→チャンピオン17ft
■漁具には気を付けよう
強風のせいですっかりヤル気のない今回の八郎潟なんだけど、そうも言ってられない。今日もやるだけヤルでー。昨日と同じ和船で8時頃スタート。
最初のポイントへ付きボートを係留して釣り開始。しかし、、、お腹急降下。ゲーリーな気配だ。これはイカン!速攻でボート屋へ戻る!
フルスロットルでボートへ戻るも9.9馬力エンジンの微妙なバイブレーションが船体を通じて、オレのツーケーのナーアーを刺激する!ヤバイ!
ふ~~~~。間に合った。
気を取り直して、再び湖上へ。目指すは昨日2本釣れた最南端の風裏。
白波がいつもの5倍凄いー。全身濡れ濡れだよ。目にもハチロウウォーター入りまくり!大丈夫かオレ、、、
途中竹グイが2本並んでいる漁具らしきものを発見し大きく迂回。したつもりだったのだが、、、、
ちょっと船体を何かが擦った感触。なに?なに?何が起こったのだ?
エンジンを止めて水中を覗くと、細いロープがサスペンドしている。そしてその先には横倒しになって浮いている竹グイとアミ。どうやら、アミを押さえている竹グイが抜けて漂流していたようだ。 そしてそれらを結ぶロープを通過しちゃったのだ。波が高くて漂流物は見えなかった。
オレはオレなりに立っている竹棒は大きく迂回したつもりだし、エンジンも漁具も無事だったんだけど、とりあえずボート屋に戻って事情を説明。網もロープも切ってないなら大丈夫とのことで一安心。でもやっぱりかなり凹んじゃったよ。みなさんも気を付けてくださいね。八郎潟ではかなり問題になっているようなんで。網の切断が。
あーあーあーなんだかツイてないなぁ。
■大名釣り
ビッグスターの進藤さんが、バスボートを出すっていうんで乗っけてらった。明日某Bワールド誌の取材があるらしくそれのプラをするとのこと。風は相変わらずビュービューだし、オレの操船テクじゃ今日も釣りにならんだろうし、ってことで10時過ぎにチャンピオンで湖上へ。さずがバスボートだ。さっきまで俺らがヒーヒー言ってた波もまったく関係なしでビューーーーーだ。最初のポイントは風裏の野石橋周辺。初っぱなオレのセンコーにヒット!この釣りは釣れるなぁ、今回のヒットパターンだよ。釣れないなりのパターンね。続いて進藤さんの8インチデッドリンガーのテキサスにヒット!こっちは真っ白な冬っぽいバスだ。
ドシャローのスピナーベイトでカミさんにヒット、進藤さんのクランクにもヒットするも「これはダメ」と大スターが言う。短時間で4本くらい釣れたんだけど「これじゃ話にならん」と言い切れるところが八郎潟の凄いとこだねぇ。ちょいと深めやディープレンジもチェックするも不発に終わり一旦昼休みへ。
■格好いい
午後イチは西部で釣りしたことのある人なら解るであろうコイ生け簀へ。ここはスーパー複雑なボトムで2m弱から5mまでグワングワンに掘られていたり、生け簀のパイプが沈んでいたり、なにやら恐ろしくハードが物体が沈んでいたりするポイント。オレなんかは、ついつい魚探とにらめっこで縦の釣りとかツネとかしちゃって「お!ハチロウまで来てなんでこんなことしてるんだ!」って思ったりするとこなんだけど、地元のスーパースターは違った。複雑な地形変化が頭の中にインプットされていて、2mラインをスピナベのスローロールでトレースしあれよあれよという間に45cm近いのを2本ゲット!カッチョイイー。さすがスッパスタァ(自称)だ。我々もマネしてみるが、2人揃ってネガカリロスト。慣れないことするもんじゃないねぇ。
15時頃風がほんの少し弱くなる。通称ガレ場を一流し。割とバスっ気があった。そしてラストは対岸へ渡りゴロタエリアを永遠流す。これこれこれ!これだよオレがやりたかったのは。ここのゴロタのエッジにCCプレデターを通してバクチョウする予定だったのだ。3日目の夕方にしてやっと風が弱まって実現できた。
3人で釣りしているのでエッジをトレースするのは無理だけど、岸際をバシバシ撃っていくのは非常に楽しい。
プレデターをボトムに当てて当ててゴン!乗った!嬉しい。非常に嬉しい。かなり嬉しいよ。結局1匹だけだったけどスーパー満足だ。
ゴロタが薄くなってきたので、アシ際狙いにチェンジ。ルアーは得意の(ウソ)ファットラップラパラ。アシ際のピンを撃って撃って撃ってゴン!乗った!これまた嬉しいよー。
なんだかんだで3匹しか釣ってないけど、みんな狙い通りというか、希望通りの釣れ方だったので超楽しい釣りだった。風さえなければなぁ、、、、
■オマケのオカッパリ
っつーか、オマケと言ってしまうのはもったいないっちゅーくらいのミニフィーバーが起こった。17時には片づけして銀行にいったりなんだりしてたんだけど、今は日が長いからまだ明るい。さっき魚影が濃い感じがしたエリアでオカッパリすることにした。風はかなり止んでいて3日目の夕方にして初めて気持ちよく釣りができる。嬉しいよう。
お気に入りとなった白いセンコーを枯れガマ根っこラインの外側にポチャポチャ落としていくが反応無し。30分以上経ちそろそろ止めるかって思ったが、テキサスを撃っていたカミさんは3バイトあったそうだ。 そうなんだやっぱりバスは居るのかぁ。かなり薄暗くなってきたんで、思い切って岸ギリギリにキャストし水面直下を泳がせてみたら!
「ゴァボゥ!」っていうデカイバスがトップに出たときの低音とともにロッドが満月!うぉーーーすげーー引くーー。さっきまで冬のように寒かったのにいきなり水面を割ってバイトしてきたよ!思いっきり引き寄せたんだけど、、、枯れガマに潜られサヨウナラ、、、フックだけが虚しく帰ってきた。
もう一度反対側の岸スレスレにキャストし泳がせると、またまた「ブァチャ」っと水面を割ってヒット!今度こそ!ロッドを根本から曲げまくって(かなり誇張)一気に引き寄せ無事キャッチ。丸々太った40アップだぜぇ!イエーイ。
フックが曲がっちゃったので一旦車に戻って補充。調子コイテポッパーを結ぶ。しかし、カバーが濃くて断念だんねん。
もう一度、センコーをロングキャストで水深30センチも無い岸際を泳がせる方法で、なんと!まさかの!脅威の40アップ5連続ヒット!これだから八郎潟はやめられないんだよねぇ。
とは言え、実は5連続ヒット→5連続バラシなのだ!浅いからヒットしたあとデカくて太い魚体が見えるんだけど、ファイト中に外れるのねん。なんでじゃー!で、原因が分かったのが5匹目をバラしたとき。ファイト中は興奮してるからなかなか気づかなかったんだけど、実はドラグがユルかった(笑)
5匹目ん時、巻いても巻いても寄らないと思ったら、ゆるかったのだ。フックを換えるときに緩めてからちゃんと締めていなかったみたい。あーあーあーもったいないよー。
もう殆ど真っ暗になり最後の最後のキャスト。ドラグをしっかり締めてやっと2本目をゲット。これまた40アップのプリプリバス。いやぁ最高の時間を過ごせたよ。ドラグさえちゃんと締めてれば7本取れたかもしれないのよねん。悔しいけど楽しかったぁ
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今日も今日とてこの風さ。 | 裏番長登場 |
1匹目。センコーを枯れアシの先っちょにフワリと落としてコン! | 裏番は合計6匹ゲット |
2匹目はプレデターをゴロタに当ててヒット | 3匹目はファットラップラパラ。 ジャパニーズサイセンタンルアーのプレデターとアメリケンクラシカルクランクの夢の競演。 *だからラパラはアメリカじゃねーって。 またGYUUさんとこに投稿しようかなぁ |
本日の釣果:3本+2本 全部40アップさ!
本日の仕掛け: TDバトラーFOXBAT +TDX103HV+東レSHN14lb+白いセンコー4インチノーシンカー×1
ハートランドZ601MFB+TDX105HV+東レソラロームII14lb+ファットラップラパラ7(緑リップバージョン)×1、CCプレデター×1
ハートランドZ601MFB+TDX103HV+東レソラロームII14lb+センコー4インチ×2 バラシ5本(涙)
■オマケ2惨事!
素晴らしい一時を終え宿へ戻ろうとした。狭いあぜ道の行き止まりでUターン。街灯はもちろん無く真っ暗でよく見えない。前方に水路があるのは知っていたんだけど、、、、、
ズボ!
あれ?
落ちた?
左前方が、、、
車を降りてみたら左前輪が水路に半分落ちていた(涙)とりあえずゆっくりバックしてみたら、土手がヌルヌル崩れてマジで落ちた。やってもうた、、、、
いかんともしがたい。田圃の真ん中ゆえ人の気配はもちろんなし。 困った、、とりあえずイーストワンの進藤さんに電話して助けを求める。
しばらくして従業員の皆さんとともに駆けつけてくれた。みんな長靴はいて水路に入って持ち上げてくれた。人力では無理かなぁって思ってたけどさすがボート屋の人は力持ち。オレのデミ男はいとも簡単に脱出できた。いやぁ本当にスミマセンありがとうございますぅ。この恩は数年間忘れません。
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落ちました | 車体が傾きまくってます。右の後輪は浮いてました。 |
PS:あぜ道をちょっと壊してしまいました。申し訳ございません。後でスコップで直しました。