"最後の最後にまた悲劇"
2000年04月26日(水)八郎潟
14匹 天気:晴れ 水温:気温11度℃気温:水温12度前後℃手段:キャロライナスキッフ14ft
■ツイてないよねぇ
しっかしねぇ毎日毎日強風で釣りにならなくて、昨日は昨日で車落とすしねぇ。ツイてないよ。
宿に帰って仕事をしようと思ってメールを受信すれば6メガの添付ファイル、、、。部屋の電話から市外のアクセスポイントへかけているのにさぁ、6Mって一体何分かかるのよー。とりあえず風呂に入ってる間、受信してたんだけど、30分後部屋に戻ってみれば「サーバーの反応がなくなりました」とかいって3Mまで落とした途中で止まっているしさぁ。再び40分かけて受信している最中にメールソフトがハングして、これまたパァに。あげく新着メールが10件あるんだけど、最初にそのバカデカイ添付ファイルでつっかえてて後のメールが受信できないのさ!参ったよ。結局電話代の精算の関係で22時でタイムアップとなり、メールの送受信はできなかった。チェックアウトの時、電話代の請求額見て悲しくなったよ。「オレは一件も受信してない!」ってねぇ。
そんなこんなの災難が続いているものの最終日にしてやっと風が収まってくれた!ラッキー!一応、もう一件の仕事も終え7時にスキッフ14ftで湖上へ。
風が無いというのはなんと素晴らしい事か!船は自由に動くしキャストは普通にできるしノーシンカーはちゃんと沈むしなんて快適なんだ!ありがとうハチロウの神様。
でも、なかなか釣れないんだけど(涙)
念願の東岸ゴロタ帯を流しながらスピナーベイティングを続けるものの反応が、、、カミさんがナイスフィッシュを岸際からゲットしたものの後が続かない。
近距離ピッチングは反応しないので、思い切ってスピナーベイトのロングディスタンスアプローチに変えたら一発でヒット!いえーい。ハチロウバスもスレたのか?エレキ音にビビっているのか?それとも、単純にロングキャスト=ボトム付近をしっかりトレースできるだけなのか?っていうかただの偶然?
昨日の夕方フィーバーしたポイントは沈黙。こんな日中に水深30センチもない底が丸見えのドシャローに群で上がってくるとは思えないし。時間帯なんだろうなぁ。
■ハチロウっぽい連続ヒット!
この前から好調の野石橋周辺へ。完全無風で暑いくらい。昨日まではまったく生命反応が無かったアシの中にコイかフナかがのっこみ始めているようだ。派手にバチャバチャやっている。いよいよ春か!?ちなみに、長いこと足踏み状態だったという桜も、この日、ついに満開になったのだ。
完全無風の水深80センチなのでエレキをなるべく踏まないように慎重に操作し、着水音も極力立てないように気を遣いながらセンコーを落としていく。バスはかなり浮いているのか?水面を意識しているか知らないけど、センコーがフォールして見えなくなった瞬間くらいにピン!ってバイトがある。八郎潟の為だけに買ったバトラーが火を噴くぞー、ノーシンカーってのがセコイけどなぁ。ヒットした瞬間有無を言わせずひっこ抜き!ほとんど40アップだけど迷わず引っこ抜き!あー楽しいよぉーー。
昨日まで波ザブザブで行けなかった面のドシャローを撃つも不発。ならばと、2年前の夏に見つけたゴロタの張り出しへ。スピナーベイトにバイトらしきモノがあったけど不発。ならばとCCプレデターをゴロタに当てまくりながらゆっくりリトリーブ、、ゴン!またまた40アップ!嬉しいよー。数こそ出ないけど釣れれば殆ど40アップだもんなぁ。
最初のワンドへ戻りもう一流しし何本か追加。ここで野石橋にオカッパリの人がやってくる。よーく見たら八郎潟釣り具店の工藤さんだった。彼の話によると、やっぱり今年はちょっと季節の進行が遅れ気味だそうだ。また、毎日強風が吹き荒れ、今日みたいな穏やかな日は一ヶ月ぶりくらいだそうだ。そんでもって、昨日は東部の漁港や用水路でランカークラスが結構出たって話。それと80センチ級の雷魚もいっぱい釣れるってさ>tono
■やっぱり風......
昼に一旦上がって一休み。陸上では暑いくらいの陽気だ。さて、泣いても笑ってもあと4時間だ。頑張って釣るぞー。
釣り人は我が儘なもので風があったらあったでイヤだけど、無風もちょっとイヤ。鏡のような湖面だとちょっとねぇ。とか言ってたら、いきなり風が出てきた!なんか釣れそうだぞー。スピナーベイトで35センチくらいのを1ゲット&20センチくらいのをバラシ!いーぞーいーぞー、と、思ってらシャレにならないくらいの強風に(笑)
でも、昨日までと向きが違うので大丈夫大丈夫。
五明光橋をくぐって再び東岸のゴロタエリアのシャローを巻物で流す。けど反応無し。風が冷たいからブレイク下に落ちちゃったのか? 1.5mくらいのラインをツネでドラッギングしてみるとすぐにヒット。カミさんも同じラインをテキサスリグで流してヒット!やっぱりちょい深めに落ちているのかなぁ。このまま続ければもっと釣れそうだけど、とりあえず、せっかくの八郎潟なのでもうちょっと浅い釣りをしたいとこだ。
何カ所かチェックしたもののダメなんで、またまた南端のワンドへ。今度はこのワンドが風が当たってて午前中とはうって変わって寒々しい。ここでカミさんのテキサスリグに連続ヒット!相変わらず40アップばっかり。風が当たってちょっとレンジが下がったんだろうか、センコーは全くダメ。オレもマネしてみたけど全然釣れない。小場所ゆえ粘ってもアレなのですぐに移動。
ラスト一時間は、やっぱり東岸のゴロタ帯。シャロークランクとスピナーベイトでゴロタを流す。そして遂にビッグフィッシュがヒット!一瞬チラっと魚体が見えて腹が太く50はいかないまでも45センチはありそうなスーパーファイターがクランクベイトにヒット!八郎潟のバスは3倍引くっていうけど、3倍どころか7倍くらいの引き!いままで40チョイなら力ずくで引っこ抜いたけど、今度は逆にオレが振り回され!エレキのペラの方に走られてヤバイと思った瞬間バレちゃった~~。しかし、今思うと、スレだったんじゃないかと思うのだ(笑)だってあんな強い引きシイラか雷魚でしか味わったこと無いんだモン。
カミさんはテキサスで40アップを順調に釣っていけど、オレって午後にまだ2本なんだよねぇ、、、そろそろ釣りたいよなぁ。
で、最後になんとかスピナーベイトで1本とって、波乱の春のハチロウ第1弾は終了したのであった。
フォトギャラリー | |
黒々した精悍なバス | 白いセンコー良く釣れる |
狙って釣れて嬉しさ2倍 | ナイスバス! |
本日の釣果:14本 ほとんど40くらい!
本日の仕掛け:ハートランドクロスX601MFB+TDX105HV+東レソラロームII14lb+SRミニ3/8ozDW×3
ハートランドZ601MFB+TDX103HV+東レソラロームII14lb+CCプレデター×1
ハートランドZ511MHRB+TDX105HV+東レSHN14lb+ボディーシャッド5インチ+Jナス3号のツネ×1
TDバトラーHarrier TD-BA 7011HFB +TDX105HV+東レSHN14lb+白いセンコー6インチノーシンカー×9
■オマケ3ツイてないなぁ
数的にはちょっと不満が残るものの良いサイズがまとまって楽しい釣りだった。ボートを片づけ東部でBワールドの取材をしている進藤さんにお別れの挨拶しに向かった。
あ、そーいえば携帯どこやったけ?ていうか財布も無い!あれ?どうしたっけ?さすが忘れ物キングのオレ様だ。大事なものベスト2が無い!
進藤さんがまだ戻ってきていないので、車の荷物を全部降ろして探してみるが、どこにもない。
カミさんが最後に見たのは、宿のテーブルだったという。宿?まさかなぁ、、、、でも、それ以外考えられないし。
宿に電話してみると、、、、、「本日は定休日です」だって。がーーん。そう言えば、俺らが泊まったのは宿といっても本業は温泉施設、たまに休館日があるのだ。よりによってこんな日に休みなんて、、、どうしよう。困ったぞ。こーゆー時に限ってハイウエイカードも切らしているしなぁ。高速代とガソリン代で2万円が必要。幸いカミさんが2万円ちょっと持っているので、とりあえず高速に乗った。
翌朝宿に電話してみると、やっぱり部屋に忘れてあったそうだ。いやぁツイてないというか、忘れたオレがバカなんだけど、それにしても宿の休館日ってのもなぁ、あーオレって佐武?