"Go86ツアー2010 早春の部 Day1/3 "
2010年04月27日(火)八郎潟
7匹 天気:晴のり曇南西の強風 水温:推定9~12度℃気温:5~17℃手段:トロ丸
寒すぎの2010年春。行くチャンスを逃していたGo864月の部。いよいよタイムリミットの26日からカワグチフリップさん(以降カワフリさん)がGo86。夕方電話してみたら巻いて14本とか釣った人のこと。彼はメチャウマでいつもオレの倍近く釣るので、オレにも釣れるかはビミョーだけど、ともかくいい感じみたい。予報的に29日以降はヤバそうだけど、火曜日はなんとかなりそうな天気図。最悪火曜日だけでも釣りできればいいや、ってな感じで、月曜日の夕方急遽Go86を決意。
急遽出発
21時過ぎに帰宅して慌ただしく準備。タックルは琵琶湖のままでOK。ルアー類を厳選。いつもバッカン4つだけど今回は0.5個。春八郎のために買い込んだいくつかのルアーは発見できずorz。ま、とりあえずシャロークランクをメインとして、スピナーベイト、そしてミノー。ワームはスタッガーのみ。そんな軽装で出発(これが失敗の一因な気も)。
休日割引が無いので、ゆっくりめに出発。
眠気覚ましの3500回転超えで走っていたら、インター降りた時点で給油マーク。反省。
例の道。菜の花は咲いてて桜も咲いてた。陸上は春爛漫。でも、湖畔は寒々。
ボート屋前で今回初投入する中古で買ったテムジンガゼルを振ってみる。シャロークランクやビーフリーズ用に買ったワケですが、まだ一度も使ってないのでDチェリーを試し投げ。一投げ目に途中でフワっと軽くなる違和感?!
2投目で同じところでフワっと?え?半信半疑で合わせたらバスがバチャバチャ~ンって首振ってお帰りに。
やっぱり八郎スゲーー
ってこの時は思ったんだけど(笑)
そんなこんなで出船準備完了。道具が少ないので楽ちんです。
スタメンはDチェリー・ハイピッチャー・ルドラ・スタッガー。後ろに予備でグラスロッド。
今日はカワフリさんの他にアルミ持ち込みが2名、そしてオレの4名のみ。ほぼ貸切状態でスタート!とりえあず春の定番な上流側へ行こうと思ったら、カワフリさんとアルミのひとが2名先行してた。みんな流石だぜ。さすがに、このガラガラな状況でそっちにいくわけにもいかず、下流へ行ってみる。
ボート屋周辺はバスがいたし、潜る鳥もいたし、水面にシラウオもちらほら。でも、下流側はまーーーったくノーアクティビティ。魚を食わない方の鳥はいるけど、それ以外は全く生命感ナッシング。っても、この時期は可視範囲にシラウオが見えるくらいで、たまに鯉がいる程度は当たり前な感じ。とはいえ、シラウオさえも全く居ない下流域。
シラウオが居ない=バスも少ない、ってことを実証するために、ひたすらノーアクティビティなストレッチを我慢しながら流してみた、で、やっぱりノーバイト!
午後から南東の風になるらしいんで、今のうちに西岸をちょろっとやってみる。ここぞ!っていう角ではなにも起こらず、捨てキャスト気味なコースでヒット!
ちょっと小さいけど嬉しい2010の初86バス。
付近の出っ張り・ヘコミではあいかわらずノーバイト。
東岸ダダ流し
東岸リップラップをDチェリーでダダ流し。今回は水位が低めで透明度も高いんです。ガマ張り出しの内側のボトムが丸見えなところも多々あるけど、全く生き物感がないんです。バスが入っていなくても、その前に鯉が居たりするけど、鯉すら居ない。水温センサーありの魚探積んでないので水温不明だけど、それにしても季節が遅い感じムンムン。
去年の5月頭のイメージが強く残っていたり、過去の4月中旬で、もっと気温が寒いときでも釣れた時のイメージがあるけど、それらとは全く違う感じ。
こりゃちょっとピンチでね?
なんて思いつつもひたすら投げては巻いて。で、プール状のどシャローに投げたDチェリーにビッグバイト!
ボートっぺりまで寄せると結構デカイ!んで、リアフック1本掛かり。初めて掛けたガゼルの曲がりっぷりに戸惑っていたらバ・レ・タ
Dチェリーの重さだとテイクバック時に気持ちよく曲がってくれない感アリ。やっぱりファストテーパーのワームロッドなのかな。ってなこともありつつ、どーもショートバイトっぽいので、バロウズのグラスにチェンジ。これはこれで長いのでショートキャストはし辛いんだけど、慣れるしかないかな、ってことで、練習がてらこのタックルでやることに。
しばらく「無」が続き、朝イチ入りたかった上流側へ差し掛かったときに、やっぱり釣れた。
2投連続で。
どちらも色は黒いし、掛かったあとは結構引くんだけども、やっぱりリアフック1本掛かり。上のは口の横だけど、2匹目は上顎に1本掛かり。
期待度1000%のゴミョウコウ周辺はオカッパリマンが5名ほど居て断念。
旧ボート屋周りをさくっとやってさくっとノーバイト。
こちらは一段と水質がよくて、いつも釣っているあたりも、ボトムが丸見え。魚が居ないのも丸見え。ムムム・・・・ちょっとまずい展開だなぁ。
リップラップで釣れるけど・・・
オカッパリメンがいなくなったので橋周りへ。去年スタッガーが炸裂したストレッチへ。ちょいと向かい風になるのでこのタックルでDチェリーを投げるのはかなりきつくなってきたのと、もうちょい深めも狙おうとバンデット300にチェンジ。
琵琶湖で投げたときはずいぶん投げづらかったけど、今はだいぶ慣れてきた。で、沖目の岩を一個一個丁寧にかわしていってヒット!引きが強くてちょいと焦りつつも無事にネットイン。
これもまたリアフック1本掛かり。ちょっとだけいつものより大きい感じなので、たまには測ってみよってメジャー当てたら48cmもあってビックリ。てっきり43cmくらいかと・・・。どんだけオレの目ジャーは狂ってるんでしょうか。
釣れるは釣れるけど、やっぱりいつも釣れる一級場で釣れる感じなのはいいんだけども、釣ってるのはすべてリップラップ絡み。アシ・ガマでは以前ノーバイト。スタッガーテキサスも出番なしです。
ここまで浅場に気配がないってことは、やっぱりちょい沖? 1.5m~2mとか?
って思って、ボートをやや離してちょい沖にもクランク・バイブレーションを通してみると、やたらめったら鯉にふれる感触・・・・
そしてすぐにヒット!
ゼッテー負けねーーーーー。こちとらスタリオンに16lbsじゃーってことで、怯まず強気の寄せ。
尾びれにスレた4キロフィッシュ。あー楽しかった。その後も鯉の感触ありありで怖くなってバイブレーションは辞め(笑)
再びリップラップの張り出し部に差し掛かったんで、切れ目を平行に引いてヒット。でも、切れ目っていうか、これは着水直後のかなり浅いところで食ってきた。水温上昇で上がってきたのかな?
しかし、これもまたリアフック1本掛かり。
今日も恐怖の強風
午後から例によって例のごとく強風です。
南東なのでまだ東岸で釣りできるからいいけども、投げづらいし、まー鬱陶しいことにはかわりなく。でも、春八郎にこれはつきものですからね。文句は言えない。けど、愚痴のひとつも言いたくなります(笑)
そんでもって14時過ぎには雲も広がり強さが増して体感気温も下がり気味。っても、この日は夕方まで防寒の上着は気なくてもOKな感じでした。
向かい風にキャストスピードの遅いグラスロッドで投げまくっているので、ラインがフカフカになりまくり。遂に高切れしたので、湖上で新品の12lbsに交換。ルアーもSKminiに変えて気分一新!
でも、このルアー、リップ形状的に、やたらめったら枯れガマの破片を拾っちゃうので、シャローには投げないでちょい沖を。小さいけどよく潜るので、そーゆー意味では良いルアー。
ハイ!スキート!釣れたよ!カイたけど。
スキート、オレは魚を釣りたいんだよ。頼むぜ~
って、キタ~~~~っ
掛かった3秒後にはヤツだとわかったけど!
新品12lbsってすげーツエーんだぜ~
今度も怯まないで寄せるぜ~
って思ったけど、さすがにこのロッドだと負け気味。エレキとクラッチ切りで応戦。
この前の琵琶湖の59より曲げてくれるぜ~
さっきょりサイズダウン。62cmの3キロチョイ。
2匹目も尻尾。鯉の尻尾で丈夫なんだね。
ヘイ、スキート、カイとかコイとか釣れるぜ~
橋周りへ。風表のザブザブの中、やる気満々なヤツが居ないかと狙ってみるもダメ。ってか、カワフリさんが風裏で釣ってたし
夕方は怖いくらいの暴風に
そんなわけで西岸はザブリングで壊滅してるんで、仕方なく東岸のみを流すことに。いい加減やりきった感じなので、南下してみる。
風裏なのはいいんだけども、空からもの凄い音が。ゴーーーーー ド~~~~~っていう風の音。もしかして風表のボート屋前はもの凄い激アレじゃね?
明日まで強風らしいんで、ボートは一旦陸上に上げる必要あり。でも、それどころじゃないかも?
もしかして、ボート屋さんが、心配して待ってる?ってか、オレてKY? こんな嵐の中、釣りをしてるのは非常識?温厚なイケちゃんがキレてたらどーしよう(笑)
ってだんだん心配になるくらい、マジでスゲー音なんですよ空が。
慌ててボート屋へ戻った。そしたら誰も居なかった(笑)。池ちゃんはこのとき東部にいた模様。
残り30分ほど。もう一回朝2連発したストレッチへ。
やっぱり釣れるところは釣れるんですね。タイミング次第というか。
45分に1本
52分に1本
いい時はもっと釣れ続くけども今回は2本で打ち止めで終了。
いつのタイミングだったか忘れたけど、もう1本バラしてて、7キャッチ、2バラシ、朝のオカッパリを入れると3バラシ。11時間で10バイト。
初日まとめ
カワフリさんは今日も17本!やっている所と投げているのはオレとそんなに変わらず。タイミングと腕の違いかorz。特に朝イチの上流側が良かったらしく朝だけで9本釣ったとか。その頃オレ下流でノーバイト地獄だったり・・。で、よくよく聞くと、オレはカワフリさんの後手後手に廻っていた感じもあり。でも、カワフリさんは今日もスピナベが絶好調だったと。オレはイマイチだったので、何が違うんだろう?レンジ?スピード? 最近巻物は早巻きが多いので、早すぎかもしんない。明日はリールを変えてみようっと。
と、他の上手い人と比較すると凹んでしまうのでアレですが、オレなりのまとめとしては
・アシガマには全く入っていない。コイすらも。
・リップラップの切れ目で釣れた
・午後はもうちょい浅いところでも食べた
・1.5mラインが近いストレッチ
・でも、1.5mを狙うとコイのスレ多発
・リップラップ切れ目が一番食うので、そこを並行にトレースするのが効率アップ
・それでも、ま、1時間に1バイトのスローペース
・バイトが浅い。
そんな感じでした。ちなみに、帰宅後気象庁サイトで風を見てみたら・・・・
13時~14時に平均9m 最大風速13m、最大瞬間23mでした!そりゃスゲー音するわけだ!