"B級ポイントを探せ!"
2001年03月19日(月)常陸利根川
4匹 天気:晴れ 水温:気温-℃℃気温:水温-℃℃手段:オカッパリ
日曜日の15時頃琵琶湖を発ってトノの家へ。ちょっと仮眠して潮来方面へB級ポイントを探せツアーに行ってみた。
■北浦南部~常陸利根川
ちょっと仮眠のつもりが、起きたら昼じゃんか。まぁいいっか。東関道に乗って潮来インターへ。
潮来周辺のいわゆる水郷エリアってとこを探索することに。でもその前にちょっくら北浦へ寄ってみた。神宮橋まわりを覗いてみる。うぉ、相変わらず水の色がヘン。なんか緑っぽい。前回もそうだったけど、そろそろ回復したかと思ったけど甘かった。ちょこっとキャストしたけど釣れる気ゼロなので、常陸利根川を南下。大きめの構造物やクリークを見つけたらステイシー60をキャストしまくり。でも、この辺もちょっと水の色がヘン。ボラはいっぱいいるんだけどねぇ。
最近好調の某ポイントへも行ったけど、ヘラ師が100万人くらいいたのでパス。
■リベンジ!
常陸利根川の広くなっているとこ、逆浦だったっけ?そのエリアにある大きい構造物に到着。ここは去年の2月4日にも来たのだ。その時の「オレの釣り」には、、、、、
次にかなり大規模な石積堤防を発見。内側のドックは立ち入り禁止だけど、こっちは大丈夫。ちょっと浅いけどゴロタも点在している感じ。さっきの一匹のせいで、思わず本気モードでしばし釣り込んでみる。ツネでゴロタを見つけてステイシーで重点攻撃。しかし、ノーバイト。
って書いてあるんだけど、去年はねぇマジで「ここは絶対釣れる!」って思ってかなり時間掛けたんだけどノーバイトだったのねん。でも、今日はなんか風がいい感じで当たっててスゲー釣れそうな予感がした。さっきまではエンジン掛けっぱなしでRUN&GUNしてたけど、ここはエンジンを切ってじっくりやることにした。
去年の記憶をたよりに、ゴロタが密集しているピンにステイシーをキャスト。リッピングしてみると、コツン!と気持ちいいバイト!魚体が水面まで上がってきたけどすぐに外れた。なんか妙に平べったくて銀色の魚。ヒイラギ?まさか。フナかもしんない。
初の生命反応でオレの活性アップ!
もう一度同じコースをリトリーブ。すると、グーっとロッドが曲がった!やりー!あー嬉しいよう。去年の苦労が実を結んだ感じ。結構柔らかめのニューロッドを使っているんだけど、いい感じで粘る粘る。オールソリッド大活躍な感じ。サイズはそれほどでも無いのでゆっくり抜き上げ。バンザーイ!クルマに戻って記念写真をパチリ。
■新事実!バスは鮭科の魚だった!
写真を撮り終えてポイントへ戻る。すると、タモ網を持ったおじいちゃんがヨタヨタと近寄ってきた。トノとなにか会話してるっぽい。あとでトノに聞いたところ、こんな会話だったそうだ。
爺 「釣れないっぺ?まだ早いっぺよ。もうちょっとして、アシの新芽が40センチくらいになったら釣れるようになるっぺよ」
って言ったらしい。で、その時ちょうどオレに2匹目がヒットした!
爺 「おぉ、アレはブラックバスだ」
と言ったらしい。
で、そのおじいちゃんが、ヨロケながらオレの方へやってきた。
爺 「それ、くれ」
オレ 「え?もらって何するの?殺すの?殺すのならヤダよ。この魚は一般の人からは凄く嫌われているけど、俺等にとっちゃ可愛い魚なんだよ。」
爺 「池で飼う」
オレ 「は?飼うの?っつーか、おじちゃん、どうやって持って帰るのよ?網しか持ってないじゃん」
爺 「オレの家はすぐそこだ。あそこの2階だ。池があるからよぅ、そこで飼う」
オレ 「マジですか?飼うんですか?それならいいっすよ。飼うとか食べるなら持って帰っていいよ。でも、本当に無駄に殺しちゃダメね。」
爺 「この魚はよぅ、鮭科なんだよ。鮭だからよぅ、大きくなんだぞぉ。池に放してエサやったら大きくなるんだっぺ。」
オレ 「・・・・・・」
爺 「大きくなったら、またここに放しsてやるっぺ」
オレ 「いや、別に戻さなくてもいいけど、それよりおじちゃん、我々がこうやって会話してる間、バスは苦しいんだよ。早く家に帰って池に放してよ。」
爺 「そうだな。ハハハ!」
といいつつ、戻って行ったけど、今度はまたまたトノと話し込んでいるよ!バスが可愛そうだなぁ。
とりあえず、またまたヨタヨタ歩いてチャリに乗って帰っていった。あとでトノと話したんだけど、あのおじちゃんはキット、バスを食ったんだろうな。こうやって、釣り人に近寄っては獲物をゲットしているに違いないな。
しっかしなぁバスが鮭の仲間だったとは!ってことは、ひょっとして日本古来の在来種か?なんってね。
■連発!
さて、余談はこれくらいにして。遂にトノにもヒット!彼にとっては今年の初バス!おめでとう!とか言っていたら、足下にコンビニ袋が引っ掛かってて、それにフッキング。その反動でバスはサヨウナラ~。残念だったね。でも、まだここにはいっぱい居るよ。10匹くらいいるんじゃねーの?
トノのヒット後はちょっとバイトが遠のく。なので、ツネってみた。けど、5分で飽きる。どーも釣れる気がしない。再びステイシーをキャストしゆっくりリッピング。そしたら、またまた「コツン!」と気持ちよいバイト!うっしゃー乗った!と思ったら、スゲー勢いで沖へ走る。うぉー。ばれないでくれー。っつーか、これバスじゃないのか?スゲー引くんだけど。オールソリッドロッドでなんとか耐える。とりあえず顔だけ見たいのでロッドを立ててみると、紛れもなくバス!しかも40アップじゃん。顎の下に掛かっているから、スゲー引くようだ。なんとか前後のフックを引っかけてゆっくり抜き上げ。3本目ゲット!良いサイズなので写真をパチリ。
同じ感じで4本目もゲット。しっかし、すげー魚が多いぞここ。こんなとこが関東にあったなんて!
移動しようかと、クルマに戻りながらテクトロしてまさかの5本目がヒット!最近多いんだよねぇ「移動しようかフィッシュ」が。
これまた40アップで滅茶苦茶元気がいい。いきなりジャンプしまくりのエラ洗いしまくり。さっきまでのバスと違ってスマートで黒々している。とか思っていたら、バレちゃった。うーもったいない。
けど、かなりナイスポイントを発掘できて満足。
■その後はダメダメ
その後、次のパラダイスを求めて右往左往するが結局ダメ。一回ツネでバラしただけ。
ならばと、夕方のラストチャンスにさっきのツレツレポイントへ行ってみた。けど、完全ノーバイト(涙)さっきはあんなに釣れたのに。1時間弱で合計6回ヒットしたのに、、、、
さっきのは風の吹き始めで、たまたま群がまわってきたタイミングだったのかもしれない。それか、B級ポイント故にプレッシャーが無くて居着きのバスが全員ヒットしたのかも?まーそんな事をあれこれ想像すんのがバス釣りの楽しみなんだけどね。
しっかし、バスを鮭科だと思っているあの爺ちゃん。元気でね!
フォトギャラリー1匹目。嬉しかったけどちょっとイマイチ。
3匹目。これは満足のいく春っぽいバス。
本日の釣果:4匹 (35クラス×2 40クラス×2) その他2バラシ(涙)