"Go86ツアー2010 7月の部 Day2/2"
2010年07月13日(火)八郎潟
4匹 天気:薄曇り 水温:20~26℃気温:23℃手段:toro丸
で、問題の2日目。かなり真面目に6時半~17時まで釣りをしたんだけども終わってみれば4本とハイシーズンとしては過去に記憶にない貧果・・・・。
水温低下が原因?
そんなわけで、池ちゃんの話を聞くと7月頭、ちょうどオレが桧原湖出張に行ってたあたりが激釣だったらしいです。安定した夏日が続いて水温も上昇。例の場所や沖の釣りが一週間ほど炸裂したそうです。
で、昨日の夕方NRTさんから電話あり。最近は西部でガイドをしてるようで、3日前まではよかったけど、雨やらなんやらで水温が下がって急激に渋くなったそう。
そんなこともあり、2日目は水温センサー付きのコンソール魚探をセット。朝の水温は20℃!6月末に来たときは最高で27℃まであがっていたので、かなりのダウンです。でも今日は天気がいいらしいのでちょっと期待。
で、夜間にポンプ稼働したようで、ちょっと水位が下がっている状態で6時半にスタート!
まずは顔をみたいので、例の場所へ。Kさんが釣ったけどオレはノーバイト。
晴れたら「ボトムズル引き」って前回学習したわけですが、どーにもスロー過ぎで我慢出来ずフットボールの派手なリフト&フォールばっかり。進歩無いなぁオレ。一回バイトったけど乗せられず。
で、ここでエレキのバッテリー切れで一旦ボート屋へ。
それを機に下流部の東岸リップラップへ。昨日は激風ババ荒れで手が出せなかったけど今日は大丈夫。んだけども可視範囲ショアラインは相変わらず魚っ気ゼロ!
よく釣れる時って小バスも高活性になるので、スピニングでリップラップのちょい深めをチェック。これで連発すれば東岸も生きているハズ。んが、100mほど流して小バス1匹のみ(バレたけど)。ムムム・・・これは本格的にヤヴァい気が。
GPSデータが無いので昨日記憶した脳内マップで浚渫70番へ。
いつもは上流側の壁で釣っているけど、昨日は下流側の壁でポロリ。今日もそっち側のほうが魚探映像は派手。こっち側は地形把握がイマイチでマーカー2個打ってウロウロ。しばらく魚探掛けして、ここぞっていうコースに通したHU-300で嬉しい1匹!
これが釣れたのは出船してから2.5時間後の9時ですよ。GPSデータナシで効率が悪いにしても、それにしても釣れない・・・・
13年ぶりの釣り
場所を変えてリップラップ側をチェック。八郎2年目の97年7月にやった釣りを13年ぶりにやってみる。それはラバージグをリップラップ下まで落としながら引いてくるやつ。あの時は初心者ながらラバージグメインで40匹近く釣れたので、今でもよーーく覚えているんです。
今はもう岸ギリギリか沖ばっかりで「ちょい手前」をやらなくなった、ってかやれなくなったけど、ギリギリもダメ、浚渫もダメってことで、13年ぶりにやってみたわけです。そのために1/4ozのラバージグも買ってきたし。
で、ダメだと頭ではわかっていても、ついつい岸スレスレにキャストしちゃうわけですよ無意識に。で、そのまま注意深く操作すれば問題ないけど、気が緩んでそのままフォールさせちゃうわけです。そして岩の隙間にジグがスッポリ。ボートエレキをズタズタにしつつボートを寄せれば回収できるけど面倒クセー。ってことで、うっかり根がかりor防ぎきれない根がかりを3回したところで・・・
やってられね!
ってことで、この釣りは成果を得ることなく終了(笑)
前回はそのレンジに居るバス達をソウルシャッドのスーパー早巻きで釣ってたわけです。今回もその為だけにスピニングタックルを1本積んでいるけど、今回はノーバイトorz
通りがかりに例の場所をさらっとチェックするも釣れず。
上流側の浚渫へ
昨日と違って無風の湖面。沖の釣りもやりやすい。5mラインにポツリとある2.7mの小さい山へ。魚探反応はいい感じ。フットボールとキャロで探ったけどノーバイティング。ってか暑いし風ないし流れも無いし、これは専門用語でいうところの「タフコンディション」ってやつ?
同エリアのショアラインをゆっくり流すNRTガイド艇を遠目に観察しつつも、スピニングタックルを用意。タックルとワーム類はあるけど、フック類は持ってきてない。バッカンを漁って跳ねジグヘッド用に買ってた3.5gジグヘッドを発掘。それにボディーシャッドをセットして、タフなりにじっくり壁の硬いところを狙っていたら「コココ」ってバイト!
ベイトタックルでけっこう攻めたあとだっただけに、衝撃的なバイト。離されたけど。
もう一回同じ硬いところに投げるとまたバイト!今度はフッキングできた!
↑口に傷がなくヌメリも多くて健康な感じのバス!そしてなにより色が黒っぽいやつ。これは、群れで沖を回遊してる軍団だとオレが妄想するバスです。
そしてその妄想が当たっているのか?次のキャストでは2.7mトップへのフォール中にひったくられる激しいバイト!んだけども、さっきのバスを寄せたときに緩めてたドラグがジーーーーーって鳴ってスッポ抜けorz
更に更に下流側の壁をキャロで狙っていたKさんにもバイト!けどすっぽ抜けでワームが曲がって帰ってきた。
この手の回遊バス達にバラシは厳禁。2連続バラシでしばらくバイトが無くなる。
けど、群れはまだ居たか?俺のフットボールに乗らないバイト。そしてKさんのキャロにヒット。
Kさん大男なのと外人持ち(笑)するので小さめに見えますが、まぁまぁ良いサイズです。そしてなにより、このバスも色が黒い!いかにも「居着きです」的なコントラストが低くて白っぽいバスとは大違い。
夏以降ディープの中層をクルーズしてる群れが、この山に立ち寄る。そのタイミングに当たると釣れる。そんな俺の脳内イメージ。きっと例のお助け場所に居た推定数百匹の群れ達が、あそこを離れてオフショアクルーザーになっていると妄想。
結局船中2本だったけど、バイトはいくつかあったのでとりあえずまたあとで入りなおそうっと。
その上流側の凸凹も軽くチェック。けど空白GPSではどーにもならず。
正午になりカップラーメン休憩。気温も24℃くらいになって結構暑くなってきた。午後から期待!
そんで、桟橋周りを覗いてみたら、去年の8月どうよう水族館状態に。エビ・ハゼ系はもちろん、タナゴ、そして5cm~10cmくらいのバスがいっぱい!今年生まれたバス達もここまで育っているんだなぁ。季節進行が遅くてスポーンが遅れた説もあったけど、このバス達を見ると否定せずには居られない感じ。
しかし午後からは撃沈・・・
というわけで浚渫の釣りはギャンブルに近い感じです。ずっと流せばコンスタントに釣れるであろう岸沿いの釣り。対して沖の釣りは「プチラッシュorノーバイト」。本当は「ラッシュor単発」って言いたけど、近年はなかなか・・・
でも、そのプチラッシュを期待してツイツイやっちゃう沖の釣り。今回は2mラインにサーモクライン的なのがあるようで、そこに色々映る。あともうちょい下の4~5mにも反応多数。魚探反応的には悪くない感じ。
んだけども釣れない・・・・。
ちょっと気持ちが折れたので例のお助けスポットへ。本日3回目にして遂に流れが発生。これはフィーバー開始か!?って期待したけど、そーでもなく・・・・
流れ始めで魚達が気づいてない?
ちょっと粘る。けど、ツレネ。やっぱり群れごといなくなったかなぁ。
タフっぽいので、ヘビツネをリグってブレイク+ゴロタをじっくり狙ってみよう。って思った一投目のフォール中にヒッタクリ(笑)
ちょい小型。今の八郎ではこのサイズはかなりレアです。
流れが出たってことは・・・・、ってことで「アソコ」へロングドライブ。今日もボイルは凄かった!釣れなかったけど・・・・
八方塞がりでちょっとだけアシ撃ちも。でも気持ちが持たず。Kさんにワンバイトあり。
中流の浚渫へ。池ちゃんがポツリと浮いていた。GPSデータ無し(←しつこい)故に5mラインでエンジン止めてとりあえずフットボールを岸方向にフルキャスト!
ちょうどいい感じに硬いところに落ちたようで自分もビックリのヒット!
2時間ぶりのサカナ・・・。池ちゃんも1匹釣ったらしいので、この浚渫エリアも釣れ始めたか?
ってことで、ちゃんと魚探を見て真剣に釣りをしたけど、ノーバイト・・・・
気づけばタイムアップの17時前・・・・
ムムム・・けっこう真面目に釣りをしたんですよ。2人乗りなので、いつもやっているようなバズ流し系シャローはほとんどやっていなけども。表水温も朝イチの20℃から最終的には26℃まで上がったし。午後からは程良くカレントも発生したし。秋田にドンピシャだった前日の低気圧が去って晴れちゃったってのはあるんだけども、それにしても7月に一日やって4本ってのは過去に記憶がない感じ・・・・。前日は例のお助けスポットに救われたけど、今日は俺そこで1匹も釣ってないし。
いやいや結構凹んだ・・・
Kさんは「来週も行きましょう!」っていうけれど・・・ちょっと心の傷が一週間では癒せません(笑)
今、家で冷静に考えれば、いくらN40E140でも、あれだけタフならば、釣り方を改めないとダメなんですよね。いつもの釣りが利かず、ジグヘッドにしたら釣れたりもしたし。ってことで、夏以降はスピニングのライトリグも必要だなって思った。最近マンネリ感でいっぱいってのもあるので、次はスピニング用品も完備して臨みたい所存です。って言いつつも結局クランクとフットボールばっかりやっている自分を想像しちゃうんですが。
ってことで、ま、こんな日もあるさ!!!