2003年12月22日(月)番外編:静岡のマス
『静岡はいいとこだ』
バスとかバボナと違って家の近くに釣場が豊富にあるため「高速乗ってまでマス釣りしたいとは思わない」と宣言していたオレですが、3日連続釣行の最終日は何故か静岡県のカンツリへ行って参りしました。静岡で仕事があったので「ついで」で行っただけです。あくまでも「ついで」だってば!
■釣れそうだけど釣れない!
朝5時河口湖を出発。富士五湖道路の山中湖付近にある気温計は7℃と表示。あ~けっこう暖かいのね~と思ったが、マイナス7℃だった。あ~やっぱり寒いのね。東名では2つの事故渋滞にはまりつつも、2時間ほどで目的地の大井川リゾートジュネスに到着。快晴ながら風が超強い。
受付で11時までの午前券を購入し釣り開始。静岡は暖かいだろうとなめた服装でやるも風が冷たくてサブイ。水はかなりクリアなんだけど波で水中があんまり見えないけど、かなりの魚影の濃さ。トレブルフックのミノーをトィッチすると魚体にあたりまくり。こりゃスレちゃうなぁ。
ニジマスの他にも、ヒレの縁が白い系もチラホラと。あと一歩で食わないけどもミノーに激しい反応を見せる。こりゃツレツレか!
と思ったけど、釣れない。周りも釣れてない。奥多摩は釣れなさそうで釣れたけど、ここは逆のパターンだ。
■上手い人
渋滞にはまって遅れてノムシュンと合流。そうなのよ、今日はノムシュンに取材する用事があったので、静岡に来た訳。まーせっかくなので、釣りをしましょうって事になって、ここに来た訳です。
で、ノムシュンは相当マスにハマっているらしく、自作ロッドまで持っていた。昨日ここで開催されたショップトーナメントでも3位になったらしい。やっぱり競技好きなのね。
唯一の風裏スポットへ移動し2人並んで釣りをする。オレは相変わらずアレコレ投げる。思わせぶりな反応に翻弄されまくり。ミノーで掛けてもやっぱりバラシ。
ノムシュンはスプーンのみ。で、さすがウマイわ。コンスタントに釣る。スプーンにこんだけ釣り負けたのは初めての体験。
時間はあっという間に過ぎ11時になりタイムアップ。結局オレは4匹ほどしか釣れず。ノムシュンは4倍くらい釣っていた。
さて、仕事する・・・・、いやちょっと釣り足りない。延長?ノムシュンの近所に別の釣場があるらしい。3時間コースもあるとか。まー取材はそんなに時間かからないし、じゃもう1ヶ所ハシゴってことで。
■すれっからし
2ヶ所目は、静岡市街にほど近いコンクリートの釣り堀タイプのところ。名前は忘れた。けっこうクリアな水質(湧き水らしい)で表層に見えマスがいっぱい。ノムシュン曰く、ここはかなりスレているらしい。確かに。みんなやる気なさそうにボケ~と浮いてる。
最初は良い感じで釣れた。ノムシュンに。オレもペンシルで2回掛けた。2匹ともばれたけど。あれこれやると、たまーに反応するやつがいて、ポロポロ釣れた。ノムシュンに。
サージャーがけっこう効果的で3連発したりと、サイトできるのでいろいろと遊べて楽しい。
夕方近くになると人が増え始めた。そのせいかどうか知らないけどバイトがぱったり止った。
サージャーのサイトでなんとか釣り上げる。結局ここでもオレは4匹くらい。バラシ多数。ノムシュンはやっぱりオレの3~4倍は釣っていた。
つーわけで「ツイデ」のつもりが夕方まで釣りしちゃった訳でした。本命の仕事の方も無事終了し、帰りの東名の反対車線でまたまたトラックが事故って炎上する事故を目撃しつつも、無事に家に帰れ怒濤の3日間が終了。この3日間で神奈川・山梨・静岡の3方向から富士山を見れました(笑)
■バスロッドの限界?
何度かやってみて、そろそろバスロッドでの限界が見えてきたかなー。ミノーとかサージャーでやるにはまったく問題ないんだけど、スプーンメインだとやっぱり限界があるかなー。ラインに出る小さいバイトうんぬんはまだまだ未知の世界なんだけども、バスロッドだと1g前後の極小スプーンを投げれないのよね。あと、マスの暴れ方はバスとぜんぜん違うので、やっぱり専用ロッドのほうがバレにくいんだろうーなーと。でも専用ロッドはキャストもフッキングもバスロッドとあまりにも違うので、慣れるのも大変そう。
ダイワからカンツリ用の新ブランドがでて、SVFのロッドやらローギア・ショートハンドルの専用リールなんかが出るみたい。ダイワ野郎としては気になってしょうがないわけですが、ちょっとねぇ、そこまでハマろうとは思ってないし。悩むとこだな~。
ロッドを自作してバットのとこにTOROウトRODって手書きしたい気もするし。佐武さんロッド自作キット貸してくれませんか?(含む解説ビデオ)
ノムシュンのトラウトファイトシーンを撮影するとは・・・
ちょっとだけスプーンが好きになった1匹