2014年01月04日(土)久里浜沖のカワハギ
『練習の日』
今日は練習するっ
そんなわけで、2012年12月に熱いバトルをしたアミシンさんwidthフレンズさんのカワハギ釣りに混ぜてもらいました。前日の15時に突然お誘いを受けました。
このオレ様がそんな暇な訳が無い訳なんてないので、即返答! 「同行させてください」
2012年に同行する予定だった急遽来れなくなったDiseさんも一緒です。twitterでは長いことやりとりさせてもらっていますが、お会いするのは初めて。
前日船宿HPをチェックしたら水深30~40mってことなので、いつものシマノタックルではなくダイワリーディングXをメインに、ネタでベイトフィネスのバスロッドも持参。ちなみに前日はトップが10枚と、まーまー渋いようです。
ってことで、今回はアミシンさんと勝負もしないし、船中トップも狙いません。いつも竿頭狙いに必死なので、釣りの幅を広げる余裕がないんです。前回のエントリーのまとめでも書いたように、いろいろ試したいことがあるんで、今日は練習する!って宣言。
が、その宣言について周りがそれを許してくれなかったw けど、いいんです。本気で練習したんです。
そんなわけでアミシンさんの同僚さんたち含め総勢5名で久比里から出船。我々は左舷側。大きい船で方舷10名ちょいいたかな?
天気は薄曇り。やや風あり。そして今シーズン初の潮流感じながらの釣りでした。
一日の流れを早送りで
ファーストポイントに到着してからの船中一枚目はオレがゲット!一投目に宙を試して即ヒットでした。でも、それっきり。一方のアミシンさんは複合テクニックを使って怒涛の連発!オレの右隣りなのに彼にだけバイト続発で入れ食い。オレはノーバイト(涙)。前回一緒に釣りをした時は中盤まで大接戦で、後半オレがマクって勝ったけど、今日はあの日のオレのリードの数倍のペースでの入れ食い!!!
感動を覚えるほどっ
いつもなら、意地でも釣り方を教えてもらうことはありません。目で盗むことはあってもw でも今日は練習なので、素直に釣り方を教えてもらった。でもマネをしたところで簡単に釣れるもんではないんですよねー
あっと言う前にお昼に。アミシンさんは朝のフィーバー貯金が効いて8枚。オレ3枚・・・・orz Diseさんは午前ノーフィッシュで精神崩壊してました・・。
午後の部も原則的に釣れません。ツンツルテンになることは無し。バイトもほぼ無し。我々の左舷側が1~2時間ノーフィッシュでも、まったく大移動しない船長。そもそもが、それくらいの釣れ具合なのか、それとも右舷側では釣れているのか?
1時過ぎだったか、雲が抜けてハイライトに。その影響なのか、ようやく誰かしらにバイトが出始めたっ!
って思うと、プーーーーー、って移動の合図www
まじかーーーーーーーー
1~2時間ノーバイトでやっとアタリが出始めたと思った直後の大移動が2回あったw
なんなん?翌日のプラ?w と、今回の船長とも相性はサイヤクでした。
それでも、終盤潮が動き始めたくらいに、いい感じのペースで釣れるタイミングが数回あってポツポツ釣れるように。
結果、アミシンさんは後半壊れていたけど朝のフィーバーが効いて16枚だったかな?オレは11枚。他のお仲間さんたちは5~6枚って感じでした。トモのほうにいたおじさん連中はたぶん2~3枚。
竿頭は我々の反対の右舷の人で26枚だったそう。前回も右舷が圧倒的に釣れたんですよね1位~4位が右舷。風と潮向きが違ったけど、やっぱりこーゆーのって関係あるんすかね?
船長もたぶん移動のタイミングを右舷側で測っていたんだと想像します。でないと、左舷の我々が浮かばれないw
そんな感じの一日でした。
というわけで、今回は練習だったので、トピック別に書きたいと思います。
トピック1 冬の釣りに不慣れなことが判明した
バイト無きツンツルテン、、、、カワハギ釣りで最も萌えて燃えるやつ。でも、あれって、つまりは秋のベストシーズンに起こることなんですね。魚の活性が高い時。そしてシーズン序盤のプレッシャーが低いときに起こるんだ、、、と、今更ながら解りました。さすがに1月になると、低活性になるようです。
前回の時もそうだったけど派手な叩きとかは殆ど反応無し。ゼロテンションでも食わせづらくて、タルマセでなんとか口を使ってくれる。けど、居食いする感じでラインにでるバイトは無し。
完全にテンション抜いて少し待ってからピックアップすると、一応はカジれています。ただし下の写真のように、、
文字通り「美味しいところだけ持って行かれている」状況はよくあった。
これが冬の釣りなんですねー。毎回そうなのかはわかりませんが、少なくともこの日はそうでした。また、朝イチアミシンさんが連発したのはワッペンサイズ。あのサイズがアサリのキモだけをチューチューするのならば、今のオレには完全にお手上げです。ちなみにアミシンさんは、それを踏まえつつも複合技でちゃんと釣ってました。凄い!
そんなわけで、テンションを抜き気味にする真冬の釣りは未経験なので、今回はかなりその練習に時間を費やしたわけです。終盤に何度かいい感じのタイミングでバイトを出すことはできたけど、概ねフッキングでミス、もしくは3巻きくらいでバラし。
40mの30号対策で組んだロッドなのもあって、このタックルでの限界を知ることに。
トピック2 高級ロッドを初めて使ってみた
というわけで、今回は同行者のみなさんのハイエンドタックルをお借りすることができたんです。
自慢じゃないけど、10何年やってて、未だにダイワ極鋭で釣りをしたことないオレw シマノステファーノも店頭で触っただけ。
『安竿で竿頭をとる美学』、、、、っていう中二病思考を改めることに。
結果・・・・・
異次元のティップでしたねー。極鋭もステファーノも。もともとが鈍感なオレなので手に伝わってくる感度の明確な違いはいまいち解らなかったけど、イワユル「目感度」はオレのタックルを遥かに凌駕してました。
一言で言えばティップが柔らかい。オレのロッドのティップの何倍もピコピコ動くわけですよ、もービックリ。
バスロッドで例えるならば、オレが20年前のニューコンセプトガイドになる前のゴールドサーメットかなんかのULロッドを使っているのに対して、他の皆さんは2013年最新鋭のトーナメントソリッドティップロッドを使っているくらいの違い。いやマジで。
極鋭もステファーノもどちらも素晴らしかった!! これには参った。みんな今までこんなロッドで釣りしてたのか!ズルいわw
この前も隣の江口くんがステファーノ使ってて、オレの数倍バイトを感じていたのは腕プラスロッドの性能も多分にあったに違いない。今日もアミシンさんがやたらバイトをとってるのはメタルトップの恩恵い違いない。
オレのロッドのティップはかなり硬いんで、今日みたいにアサリをチューチューされているだけのバイトは解らない。あげく、齧ったバイトが解るくらいの反応がティップにでるような時は硬すぎて弾いている感じ。
っても、これくらいのバイトを弾かないティップの柔らかさが必要になるのはあくまでも今日みたいな渋い日かなー、なんて話を船上でアミシンさんと話をしてたわけですが、家に帰ってダイワHP見てビックリ
厳寒期はもちろん、夏でも潮の具合でカワハギの食いが渋くなることがあります。食いも浅く、アサリの肝だけかじられて戻ってくるような状態。こうなるとカワハギに食い逃げされない釣りからカワハギに食べていただく釣りに変わってくる。大きな動きには見向きもせず、違和感を感じるとソッポを向くようなカワハギにハリ掛かりするまで食べてもらうには小さいかじるようなアタリを明確に穂先に出しつつ、カワハギには違和感を感じさせないで待てる、いわゆるアタリをはじかない、かつ高感度の穂先が威力を発揮する
いやービックリ。まさにそんな状況でしたわこの日は。
よし、来シーズンはハイエンドロッド買う!決めたっ。
トピック3 フックもいろいろ変えてみたけど・・・・
今回はフックもいろいろ変えてみました。超苦手なハゲ針も使ったし、パワースピードも。サクサスとそうでない旧型も使い分けたり。けど、やっぱりハゲ針は未だに理解できずでした・・・
パワースピード7.5で3回ミスって、スピード7に変えた一投目で釣れたり・・・
結局オレにはスピード7がベストなんですかねー。なんだか悔しい。ハゲ針の威力を味わいたいんですけどねー。
っても、この日は基本渋かったので、いろいろ冒険するには適していなかったってのも大きいんですけどね。
バスで例えるならば基本釣れない真冬にメタルバイブの練習するけど、やっぱり釣れなくて苦手意識が増大する的な。
トピック4 MLバスロッドでトライ
ちょっと試したいことがあって、この日はベイトフィネス用バスロッドでトライ。けど、この作戦もやっぱり高活性時にはいいかもだけど、この日の状況には無理でしたw
けど、宙の完全放置プレイで2枚釣れました。向こう合わせで。本当はラインテンション抜くボトムの釣りで威力発揮する予定だったんだけど・・・
バスロッド使用での一番の収穫はこれ
タコをキャッチ! オレ以外のみなさんもけっこう掛けていたんです。けど、ハゲロッドなので途中でバレ。でも、オレはよくしなるバスロッドのおかげてキャッチできました(・ω・)ノ
アミシンさんに進呈。喜んでもらえて何より。
トピック5 殺気抜き釣法
あまりにも釣れない時間が長かったので、携帯フィッシュとコーヒーフィッシュを狙ってみました。
宙で放置しながらiPhoneでツィッター見てて1匹。同じく放置しながらマイ水筒に入れてきたホットコーヒーを飲んでまったりしてて1匹。11枚中2枚ゲットなので、なかなかの確率。
オレが釣ったタコがアミシンさんのバケツから逃亡してDiseさんの足元に。タコと格闘してる最中、Diseさんが本命釣ってました。
やっぱり殺気抜きは効くのかな?
その他
そんなわけで、釣れないなりにもボトムのテンション抜き釣法をメインにフック変えたり、アミシンさんから盗んだ複合技を試したり、前回の並木さんのパターンとか坂井さんの釣り方を真似したりなんだりといろいろな釣り方を練習しました。
いろんな釣り方で単発ヒットはあるけど、連発は無かったです。それが残念。
でも、複合技ってナニゲにハイシーズンでも使えそう。たとえば、遠くへキャストして、リフト&フォール的な動作を2~3回。その後、足元まで来たら叩き~ゼロorタルマセをワンセット。その後、宙層に浮かせて、、っていう流れをワンキャスト中にやる。
よく釣れる日なら、どれかのパターンで連発するから、そうなったら、それを続ける。そして、バイトが遠のいたら、また複合技でその瞬間のパターンを見つける、、、的な。そーそー上手いこといくかワカリマセンけどね。
最後に小言。カワハギ釣りの場合シンカー25号(たまに30号)っていうコンセンサスはとれてますが、道糸の太さはかなりバラバラですね。若い人は概ね細くて年配の方は太い。下手したら0.6、0.8~2.5号くらいの差があります。この日のようにカレントが強めで方舷に10名以上乗っていると、お祭りが酷いんですよね。
オレも隣の隣の隣の2号ラインの方と何度もお祭り。老眼で解くの面倒だから、オレの仕掛けをカットすること4~5回。釣り方の違いで送る糸の量も変わるから難しい問題ではありますが、さすがに0.8号と2号じゃ・・・・
道糸号数もある程度は統一して欲しいもんですね(・ω・)ノ