2017年01月03日(火)久里浜のカワハギ
『宙層&ベタ底の両極端な釣り』
ロッド変えたりハリ変えたりでグダグダな序盤
初釣りは今シーズン3度めの久里浜カワハギでした。今回のメンバーは某出版社関係の皆様+青木大介プロ+江口俊介プロ、そしてチーム北関東としてステファーノ坂井さん、ピカル神、オレ。総勢11名での仕立て船。江口くんは岡山県に引っ越ししちゃったので、めったに対戦できなくなった!ちょっとさみしい。
今回、いろいろな訳があって序盤はいつものロッドじゃないロッドからスタートです。このロッド、めっちゃ握りにくい&感度が悪い。握りにくいのはリールシートを交換してもらって100%改善。これで釣りに集中できる! けど、やっぱり感度の無さは改善されず・・・・。
手元に来る情報量がめっちゃ少ないしマイルド。バスアングラー向けに解りやすく例えるなら岩場のダウンショットやってて鉛と高純度タングステンシンカーくらいの違い、もしくはそれ以上の違い。ぶっちゃけ何やってるのか全然解らない感度の低さ( ゚д゚)
とりあえず開始早々にすぐに1匹釣ったけど、釣ったっていうより釣れちゃったフィッシュ・・・・
その後はしばらく沈黙。つーか、マジで感度悪くて何をやっているのか全然解らない・・・。
周りの人も沈黙しエサも残っている感じなので「宙」の釣りにトライ。そしたらすぐに答えが帰ってきた!
んだけども、ロッドの感度が悪すぎて前アタリというかカワハギが寄って来てるザワツキを手のひらで感じられません。ティップは明らかに2~3mm怪しげな動きをしてるけど、それが手に伝わらない。いわゆる目感度は良いけど手感度がまるでダメ。宙の釣りの一番の醍醐味はザワツキを感じてからの攻防なのにそれが解らず一気に本アタリが来るみたいな・・・(´・ω・`)
本アタリを拾って1枚追加するも、これじゃ戦えない。あげく3枚目は途中でバレた。
あーーーーーーこのロッドオレには無理~
って嘆いていたら坂井さんが”感度求めるならコレ”ってステファーノの「攻め」っていうロッドを貸してくれました(*´ω`*)
で、そのロッド、たしかに感度はだいぶ良いです。仕掛け投入時、ガイドに擦れるPEラインの表面ザラザラがパーミングしてる手のひらに伝わってきます。もちろんボトムの感じもよく解ります。そして何より良かったのはかなり張りがあるので30号オモリの叩きがめっちゃ楽。手首ちょっとヒネるだけで楽々30号シンカーをリフト出来ます。これは良いロッド!
宙層をやっててもカワハギが寄ってきてチューチュー吸ってるのが手のひらで解ります。そーそーこれよこれ(-ω☆) そっからの本食わせ3回勝負!(アサリ3個勝負)。
ロッド変えてすぐに2連発!
けど、2連続バラシ。理由はオレのフックに対してロッドが硬すぎること(*´ω`*) 巻き上げの途中でライン切られる・ハリが開く・・・(´・ω・`)
ってことで3連続バラシで集中力が切れました・・・・。
もうダメっす。ってことで、ピカル神に貸してるオレのメインロッドを強制奪取。ピカル君は釣り上手だからオレのダメロッドでも釣れるよ(-ω☆)
なお、オレは左舷のオオドモです。
左舷ミヨシに青木くん。右舷ミヨシが江口くん。朝イチ江口くんに「今回も負けませんよ!」って宣戦布告されたので釣果が気になるけどオレの真反対なので状況が見えないんです。なので、ロッド交換のタイミングで江口くんのとこまで行ってみたら、その時点で4枚釣ってた。オレは2枚+3バラシ。江口くんは「今日はボトムですね~」って言ってたけどオレはその時点で宙で好感触を得てたんで「オレはちょっと違うパターン見つけてるよ(ニヤリ)」って言っておきました(笑)
久々に宙が効いた!
自分の釣座に戻ってメインロッドに交換、そして1投目からキャッチ(-ω☆) やっぱりこのロッドがオレにはベストマッチ。
んで今回、いつもやっている叩き~ゼロテンの釣りはまるっきりダメな感じです。ゼロテンション~ややたるませくらいじゃ全然食いません。
潮流が比較的弱めだったのと、仕立船だし片舷5人だしオオドモだし普段はめったにやらない「たるませ」の釣りもトライ。乗り合いだとなかなかやれるチャンスがないので、ここぞとばかりにたるませまくり&ちょっとライン送りまくり。結果、明らかにバイトが増えてちょいちょい釣れるように。
ただ岩場や外道が多いところでは宙のほうが良い感じにバイトがあります。だいたいボトムから2mくらい上。なんとなくバス釣りばっかりやっていると水温低下=ボトムってイメージが強いけど、けっこう正月釣行で宙層が効いた経験が何度かあったので、そのコンフィデンスを胸に仕掛けを上げていくとバイトが増える、みたいな。ボトムに冷たい潮が入り込んでて逆にちょっと浮いてる感じ?
って思いつつ、やっぱり最初は弱気でボトムから80cm~1mくらい浮かせて誘って・・・ダメ。思い切って2mまで上げると急に魚っけを感じるみたいな展開でした。
ゆっても宙層がめっちゃハマっているわけでは無いです。ただ、オレが居る左舷で他の人は(ボトムをやっている感じ)殆ど釣れてないので、ドハマリじゃやないけど宙層もアリって感じです。
ちなみに風はめっちゃ強いです。気温は高くて快適だけど風がうざい。
で、今年はミヨシ方面が多かったけど今回久々にオオドモ乗って気づいたんです。こーゆー船ってRR?(リアエンジンリアドライブ)、それともMR?(ミッドシップリアドライブ)。宙やっているとき肘を船べりにのせてると、めっちゃエンジンの揺れがティップに出るんですね。これは想定外(笑)
全体的に連発することもなくツンツルテンになることもなくポッツラ・ポッツラ釣れる感じですが、2~3回フィーバータイムが来たんです!
3人連続ヒット!とか。
よーーし遂にいい場所入った~って急いでアサリつけていると「プーーー」って移動の合図でズッコケ・・・みたいなのが3回ほどありました(*´ω`*)
10時35分にツ抜けメモの写真。
12枚くらい釣った頃に、江口くんの釣果をきいたら18枚との事!さすがです。青木くんはちょいちょい視界に入るけどそんなに釣ってる感じは無いかな(*´ω`*)
午後は右舷へ移動
昼頃に潮流の向きが変わって斜め下にラインが入る感じに。せっかくの仕立て船なのでラインが遠くへ行くほうの右舷へ移動。ここからピカル神・坂井さんと並んで釣りをします。
この時点でオレが12枚、ピカル神は7枚くらいって言ってたかな。余裕で勝てる、って思ってたけど、釣り始めたら断然ピカルペースw
オレに釣り勝つことだけを目標でやっているらしくて、オレが隣に居ないと燃えないらしいw
確かピカル神はカワハギ釣り3回目か4回目。しかもオレのダメダメ低感度ロッドを使っているのに、まーよく釣りますわ~
でも、ここからオレの宙層劇場が始まります(-ω☆)
かなりの高頻度で2mまで上げるとザワザワ~カチみたいな反応でまくり。ザワザワを感じた時点でピカル神に聞こえるように「キタキタ~食え食え~」ってアピールw 後に「めっちゃアレに振り回された」って言ってた(笑)
ま、せっかく食っても途中でハリ伸びたり、抜けたりとミスも多かったけど、まーまー良い感じに宙層で反応あり。
けど、ピカル神もボトムメインで連発したりするので、それはそれでオレも「やっぱりボトム?」って振り回されたりw こーゆーのが楽しんですよねカワハギ釣り。
そんな感じで、宙層半分・ボトムたるませ半分くらいで釣ってって残り2時間ほど。この時点で青木くんにちょっと負けてた!やばい!江口くんも順調にポツポツ重ねてもう追い越すのは無理な差に。
今日はミヨシ有利な潮流とはいえ、青木くんには負けたくない!!て、それよりも隣のピカル神にも負けそうなペース。
頑張ろう!
って感じで14時に納竿。
1位:江口選手29枚
2位:青木選手22枚
3位:オレ選手19枚
ピカル神17枚、あっぶねー(*´ω`*)
上位のお立ち台インタビューによると、江口くんの見解はほぼオレと同じく「ボトムメインでたまに宙」だったので、オレの読みはまーまー当たっていたけど、釣りの腕で差がついた!みたいな(*´ω`*)
そんな訳でめったにやらない”たるませ”系の釣りで釣れたのと、久々に宙層の釣りでドキドキできたので2人には負けたけど個人的にはとってもエキサイティングな一日でした。あと下手に道具変えると自滅するのもよく解りました(*´ω`*)