"ナブラ"
2010年07月20日(火)榛名湖
2匹 天気:快晴 水温:25℃手段:フットターボ
そろそろカットテールのシーズンです。オレ的にバス釣り一時中断の時期(笑) たぶんそーだそうなぁ、って思ったけど、やっぱりそーでした。
ちょい渋か
そんなわけで八郎で撃沈し次の野尻湖ではパーフェクトに釣れず。次の釣りでダメだったらバス釣り中断宣言をしつつ月曜日は有給で家に居たわけですが、同僚Kから榛名湖行きましょうって電話。
ま、断る理由はあんまりないのでレッツゴー
ただし予報的にも天気図的にも「快晴」なのはマチガイナし。空気も安定してて夕立の可能性もなし。ってことで、
「同僚Kのカットテールに惨敗」
なのはマチガイナイ。俺には釣れなくて当たり前、っていう感じで3週間ぶりに榛名湖へ。
釣りビジョンの加藤さんの影響で、榛名湖は過去最大級に人気だそうです。榛名湖を盛り上げたい一人として嬉しいです。3連休は全部のボートが出たほどとのこと。
しかも番組の影響でフットターボがめちゃくちゃ人気だとか。今までは平日予約なしで行ってもみんな手漕ぎボートで出船しててフットターボは俺だけ?って感じだったけど、6時ちょっと過ぎにボート屋へ行ったらフットターボが数艇浮いててビックリですよ。エレキ使えない湖なのでローボートでアンカー固定スタイルが一般的。ローカルの達人さん達も、釣れるピンでアンカー打って~数投~移動~そんな感じ。俺みたいにフットターボで出てアンカリングしないでひたすら動くのは極少数派だったけど、逆転した感じ。
釣りビジョンの影響力は凄いですね最近。他のメディアを圧倒してます。
そんなこんなで残り3艇のフットターボで6時半頃出船。今回はKに船首を任せる。
朝はトップで
前でブツクサ文句を言いつつも対岸へまっしぐらのK。
まだ辛うじて日陰の対岸からスタート。なんとなく気分はザラなので、矢口オリカラのオリザラをキャストしまくり。ロッドはキスラー、リールはUSAダイワ・・・・。なんだか俺アメリカカブレみたいじゃね?
ってか、このタックルでドッグウォークしてると10分ほどで手首が疲れてきた(笑)。やっぱりひ弱なニッポンジンだから軽量タックルがいいなぁ。
このままだと手首が壊れそうなのでSKポップグランデに。
前回数発出たあたりで超ビッグバイト!ものすごく派手に出た!けど派手すぎてルアー消えてないしorz
しばらく粘ったけどダメそうなので沼ノ原方面へ移動。
今回は魚探あり。そして前回の濁りがなくなっているので禁漁区沖の水深がよく分かった。前回ポッパーに出たスポットの地形もなんとなく把握。なるほど。
で、前回も出たブイ近くでバイト!んだけども、正体は小バスでした。
正真正銘のナブラ
続いて前回数回のバイトがあったあたりへ行ってみる。2日前のチャプターでも釣れていたらしいところ。
魚探かけてミドルのアウトサイドエッジくらいでKがツネで釣った。俺のポッパーにも数回出たけど小バスなのかな?乗らず。
で、突然前方でナブラがっ!
夏の榛名湖で見ることが出来る大規模ボイル。
バス釣りで一般的に「ボイル」っていうと単発のアレですよね。でも元々はBoilでありお湯が沸騰する時のボイルであり、つまり日本語でいうナブラですよね。単発のボイルは田辺さんがいう「バスト(Burst)」が本国の言い方?
ま、ともかく、ナブラが起こるんです。ルアーの届かない距離で(笑)
フルキャストで届くギリギリのところで待機。でも、俺の殺気が凄いのか?ナブラが起こらない。
すると今度は更に遠くでもの凄いナブラがっ!数十匹のバスが一斉にボコボコ!
その近くに3艇のボートがアンカー打って釣りをしてるんだけど、まったく眼中に無い様子でひたすらライトリグを沈める釣りをしてた。
えーーーー、なんで投げないの?ま、個々の勝手なんですが・・・ってか、気づいてないのかな?
そのうちの2艇が移動したので、またまたナブラに届くギリギリの沖側で待機。
んだけども俺の殺気が凄いのか穏やかな湖面に(涙)
そして近くのボートが普通の沈める釣りで次々とヒットしてる。すげーなあの人。うめー。きっとダウンショットかカットテールを投げているに違いない(※後にカットテールのダウンショットだと判明w)
その入れ食いマンを羨望の眼差しでみつつもナブラをひたすら待つ。けど起きない・・・・
別の同僚E君チーム艇がやってきた。さっきまでナブラが凄かったことを告げる。
いい加減諦めて移動。我々の移動と同時に例の入れ食いマンも去っていった(※後に11時までにさくっと9本釣って(ボート屋の竿頭)さっさと帰着したことが判明wきっとあの釣りウマにとってナブラフィッシュはチョロ過ぎて眼中に無いと想像)
ちょっと移動しつつSKグランデを投げつつも、ふと振り返ると、同僚E君の近くでナブラが起こっていた(笑)
ウワっ、羨ましい・・なんて眺めていたら俺のポッパーにも出た!けど乗らず。どんだけ俺の殺気は・・・
県道下~ホテル方面
県道下でお客さんと遭遇。すでに2本釣ってるらしい
カットテールで
初心者のお客さんで、いつもノーフィッシュかギリギリ1本らしいので、かなり喜んでてなにより。「世界一釣れる」ってカットテールを勧めて買ってもらったので、余計嬉しい感じ。ま、俺には釣れないんですが。
この頃には睡魔に勝てずしばらく寝る。
目覚めるとホテル前付近。あれからナニも起きてないという。
ここらで船首交代。
今回オレがメインでやりたかったのは5~7mラインのフットボールとスコーンなんです。サブで4mのクランク。過去の夏はこれで釣れたので。だいたい場所を変えて一投目に反応があった。釣れる時は。
でも今日は反応が無いなぁ。まだそこまで群れが落ちてない?
ホテル前のディープは先行者ありなので、ちょっとシャローを覗きに行ったら、もの凄い数のバス!
ま、10cmクラスと20cmクラスが主なんですが、半端でない数。波打ち際ではたまに良いサイズと思われるボイルもあり。あまりのバスの多さに防水カメラで撮影を試みたり。
君たち、今日は釣らないでおくから立派に育ってくれよ!
カッター付近でポッパーやっていたらボートの周りを数十匹の群れがぐるぐる(笑)真剣に遠くのポッパーを操作・見つめるオレを嘲笑うようにボートの周りをぐるぐる。寝てるKを起こしてカットテール投入を命じたり。
いや、しかし、ナニゲにオレ、ノーフィッシュ。
キビアダースゲー
チョイ先のいつもバスが湧いてくるところへ。さすがに快晴でポッパーもキツイんで、気分転換にキビアダーを投入。そしたら凄い群れが湧いてきたっ。さっきから群れはいっぱい見ているけどみんな小バス。だけどキビアダーに湧いてくるのはちょっとマシなサイズ。
んだけども、決してバイトしてくるチェイスじゃなくて口は開けてくれず。あと一つ背中を押すナニカ・・・
バッグを漁ってあれこれと。そんで、釣れたのがIKレインボーシャッド。これ、はじめてまともに使うけど、I字泳がせが出来てなおかつポーズで浮かせられるのが良いですね。素材のモッチリ感が薄くてオフセットだとキャストでズレちゃうのが難点だけどマス針だと大丈夫。更にマス針でも結構安定してまっすぐ泳ぐ。
ってなわけでようやくまともなサイズを1本キャッチ。ワーム飛ばされたけど、完全フローティングなので後から回収できるのもグッド。レインボーシャッド一軍入り決定。
ってことで、なんやかんやでオレはこの釣りでしか釣れないのね・・・・
この後もキビアダーで群れの居場所を見つけて他のワームで口を使わせる作戦。UNITOROにも書いたようにPDLのスーパーシャッドシェイプがいい感じに口を使わせるのに感動。20cm以下の小バスなのでフッキングしてないんだけども本気で釣ったら結構数は釣れた感じ。
なーんて余裕こいてたけど、終盤はムキになって小バスを狙ったけど、いざ釣ろうと思うとなかなか手強くて野尻湖用で買って使わなかったリングワームでなんとか1匹キャッチ。
ラストはスロープ前のディープを狙うもやっぱりノーバイト。
16時過ぎボート屋エリアに戻ってちょいと曇ってきたのでポッパーをキャスト。
桟橋直下に黒くて長いのがボンヤリ見える。正面向いているので尾びれの形が見えず。コイかな?
「あの下にデカイの浮いてるよ、鯉っぽいけど」ってノーシンカーを投げているKに告げる。
「マジですか!」って桟橋下にノーシンカーをスキップするK。惜しい・・・あと20cm足りない・・なんて思っていたら釣りよった。
鯉じゃなくてバスでした。
桟バスはなかなか手強いのに。さすがエリート専(略)
そんなわけで、なんやかんやで普通サイズ1本、マメ1本の貧果で終了だけど、想定内なんで悔しさは全く無し。カットテールなら釣れるって読みも当たったし(笑)
ボート屋に戻ると、湖上で会ったお客さんは最終的に6本も釣ったそう。今日の状況でそれは凄い!素直に凄い。これでバス釣りの楽しさが解ってもっとハマっていくんでしょう。
そして、同僚E君チームはあれからずっとナブラ場で粘った模様。俺らのボートと他のボートも居なくなった頃からナブラの頻度があがったそう。目の前で起こることもあったそうで、ALLナブラフィッシュで船中8本。しかもALL良いサイズだったそう。羨ましいけど、オレが居たらナブラも起こらずだったと思う!
そんな感じで、しばらくバス釣りは休止したい今日この頃です(笑)